
内容的にメインはトリコだと思うのだけど、知名度的にはワンピースの映画でしかないのかね。ワンピースは3D映画化しやすいCGアニメだったけど、トリコは手書き3Dで、トリコの方がパッと見大変そうなのにね。
遊☆戯☆王、イナズマイレブンと、手書き3Dアニメ映画が世に出てきているけど、東映アニメーションもまた手書き3Dに参入してきた記念すべき作品だと思うのだけども。今回のワンピースみたいな3DCGでの3D映画はこれまでも何度かやっているわけだし。赤青メガネだったころの3D映画ってどういう3Dだったのか、今となっては気になるなぁ。やっぱりペラかったのかなー。
制作ラインのデジタル化、地デジ黎明期にいち早くTVアニメをHV化…そういう業界の「先」を狙ってきた過去、そして3DCGによる3D映像作品の制作を精力的に続けていたことから察するに、「手書き3D」というジャンルで先を越されたというのは、もしかして相当に悔しかったのではないかと思えるかも。手書き3Dの苦手としそうな、モブキャラとかも、今回のはなんか多めだった気もするし、「ウチだってやろうと思えばできるし、それ以上だってできるよ!」みたいな。
話はトリコさんのお披露目。TVシリーズの開始時もワンピースとコラボしてお披露目してたから、お披露目ばかりで話が混ざってしまうわ…。「俺は食べる目的以外で殺さない(どや顔)」は何度も見るものでもないでしょう…。「生態系が崩れて云々」も何回もやってるし、映画、ワンピコラボ、第1話の全部を見る人のことを想定してくれなかった気がする。まぁそういう繰り返しで萎える部分を除けば普通におもしろくはありましたが。
ワンピースの方は「ワンピースを3DCGの3Dアニメにしてみました」以外のことは特にないかも。予告編ではもっと飛び出していたような気がするけど、飛び出しは控えめだった感。
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