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CATEGORY : アニメ映画感想
マルドゥック・スクランブル 圧縮
DATE : 2010-11-28-Sun  Trackback 0  Comment 0
 行ける範囲だとテアトル新宿でしかやっていなかったというぐらい上映館が少ないこともあってか、結構混んでた。若い男性が多かったけど、女性やおじさまもそれなりにいた風。ブレイクブレイドと似たような扱いっぽいけど、予告編なしで65分だから、ブレイクブレイドよりは長い感じ、お値段も200円UP。そこはかとなく80年代のにおいがするのは似ているかも。

 林原の声を聞くのが久しぶり…って人は多いのかと思いつつ、自分はポケモンで毎週聞いているので久しぶりではなかった…。しかも半分以上は機械からの発声ってことでエフェクトかかってたしな。劇中で「自分の声も忘れた」的なことを言ってたので、耳かっぽじってみたけど、前も後も林原声でしかありませんでした。そういう設定なら生声のときと中の人変えてもいいと思うんだけどなぁ。「忘れたくせに林原声にするとはずいぶん自信家だなオイ」というツッコミをしたいだけともいいますが。自分がそういう状態になったら、いったい誰の声を使うだろうかと考えつつ。ちなみにTVCMで聞いたときは悠木碧かと思った(耳鼻科…。

 テレビじゃ放送できないキャラデザやアクションなんかが見られるアニメっぽいけど、自分としてはそういうのあんまり興味がないと言うのが正直なところ。原作未読の身では設定を追うだけでも大変だったし。

 説明もそれなりにあったので、キャラクター観はそれなりにつかめた気がするけど、世界観はいまいちつかみきれなかった感。ファッションセンスから裁判システム、法律などが何とも把握しづらい。法律がどうなってるかわからないと、武器を持っていいのか、殺しても許されるシチュエーションはどれなのか、人外へ適用される権利はどうなのか…とかがよくわからず、キャラたちの目的の場所である裁判シーンを遠くに感じざるを得なかった。

 “自分が結局のところ武器である”というようなネタは、最近でも、刀語、そらのおとしもの、伝説の勇者の伝説とかで見た記憶があるぐらいありふれネタなのでこれといって。武器=自分のダークな部分ととらえれば、ハートキャッチでもベイブレードでも大丈夫だ。…そういうことを考えながらこういう映画を見ると、「あぁもぅ!回りくどいッ!」とか思ってしまう罠が。「自分が何者なのかわからない」「お前はお前だ」とかいう件も聞きあきてるぐらい聞いてるからなぁ。

 そうやって分解していくと、放送波には乗せられないエログロな部分が本作らしいところということなのかなー。そういうのを見ても別に気持ちよくならない身としてはにんともかんとも。

 でも話はすごい途中で終わっちゃった感があるので、次も時間がとれれば見に行く。

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