
で、開場…。お子さん率はいつも(平日朝イチ)とたいして変わらない様子…。むしろ多いかも? 就学前のお子さんは結局親御さんと来るしかないから、18:00の壁はそんなにないのか…ちぇ。終わっても19:30でそんなに遅いわけじゃないからなぁ。
キッズ映画のときは、気を使って後ろの方の席にしてもらうんですが(子どもの視界に入らないように)、なぜかお子さんも後ろの席を取ってくる…結構空いてるのに。子どもなら子どもらしく真ん中か前に行ってくれぃ。そろそろ分煙ならぬ分大友の対策を立ててほしいよなぁ、お互いのためにも。前方を子どもでまとめた方が後方から見たときミラクルライトが美しく見えそうだし。
なんてことを思いつつ上映開始。そして観賞終了。…うむ、すばらしい。今回もよかった…(しみじみ)。
ハートキャッチプリキュア!に、どれみの影を追ってしまう人には特におすすめしたい、表情のくるくるっぷりには特に感動した。これはごはん何杯でもいけるわ。つぼみさんもえりかさんも素晴らしい百面相でした。くるくるしながらも崩れることのない劇場版クオリティの作画があってこそというのは言うまでもなく。
ストーリー的には、何でパリで狼男なのよとか、現状どうなっているのかはわかるけど、どうしてそうなることになるのかよくわからないとか、いささか消化不良な感もあるけど、それって実はつぼみさんたちも同じ状況で、不鮮明なことが多々あっても、それでも目の前で困っていることだけは確かな男の子に手をさしのべられるか…という問いかけに対するこたえとしては、それはそれほど間違いではないと思う。というか女児向けバトルアニメに理詰めという要素は別にいらない…という理念はプリキュアシリーズを通じて感じるところではあるし。
でもこれだけはちゃんとしないといけないだろーと思ったことがひとつ、定番の、観客にミラクルライトを振らせるシーン、さすがにいきなりプリキュアに力をでもあるまいて。ライトがプリキュアに力を与えるというのは基本知識でも何でもないはずでしょうに。親御さんに促されてやっとこ振り出すキッズの図…というのは見ていて痛々しかった。劇中のパリのみんなも何でライト持ってるのかよくわからないし、観客的にも劇中的にも腑に落ちないシーンでした。もしかして完成間際までミラクルライトの存在を忘れていたんじゃないだろうかと思うぐらい…あぁハートキャッチってこれまでのプリキュアからスタッフがだいぶ変更されているから、もしかしてもしかするの? 直前まで入場者特典をミラクルライトを継続するかどうか悩んでいた線ならあるかしら? …それぐらい違和感のあるシーンでした。
というわけでミラクルライトシーンに特に感動とかプレミア感はないので、そういうことが目的で劇場に見に行く意味はあまりないかも。タイミング的には今見るべきだと思いますけどね。
声の話。キャラデザを見たときには、仮名・吹雪士郎でしたが、大谷育江声がついてもっと子どもっぽくなりました。脳内変換していくらか楽しみましたけどね。つぼみさんが母性に目覚めてしまうという話からして、宮野真守声はつけられないという判断は間違っていないんですけど。ステキ声つけたらホレっぽいつぼみさんからして、別の話になってしまうわ!(それはそれで見たいけど!
まぁそんなところで。
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満月ネタだと、満月のターンが2回以上ほしいけど、それやっちゃうと2ヶ月以上かかっている話になっちゃうから、テレビシリーズ中の映画としてはできないんだなぁ。1回目の満月ではただ襲われる>2回目の満月で正体がわかる>3回目の満月で解決 ぐらいがセオリーだとは思うんだけど。あと満月と対になる新月のエピソードもあるといいな。
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