あにめ感想にっきV3
手キャプつきアニメ感想やアニメ映画感想ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
 見てきました。肉食恐竜と草食恐竜の親子という設定らしかったので、事前イメージとしてはあらしのよるにみたいなのかなと思っていましたが、そうでもありませんでした。親子三世代にわたる物語が展開されて、どの世代が見ても何かしら共感できるところがある、家族で見られるアニメ映画という印象でした。

 幼年向けアニメ映画って、往々にして子ども(主人公)とその親のみが視聴対象になっているので、中高生~親になる前の世代、および子育てがすっかり終わったお年寄り世代が見ると、あまり共感できるところがない映画になってしまいやすいと思うのですが、この映画には、“親元を離れたやんちゃな息子”という構図が隠れていて…というかそこがメインで、その姿には共感できるところが結構あったのではないかと思います。

 劇中で“親”になることになる主人公(ハート)はタマゴからスタートしていて、その成長していく姿は子どもたちの未来の姿であり、大人たちの過去の姿でもあるという見せ方だったんだと思う。

 どんな人でも成長する過程で親の思い通りには育てなかった、育たなかったところがきっとあると思いますが、その姿のわかりやすい形として、草食恐竜の親に育てられた肉食恐竜という構図が用意されていて、親の期待に添えずに肉食恐竜として生きる道に進んだ(進むしかなかった)というのは、こんな風に育ってしまって親の期待に添えず申し訳ないという息子側の気持ちが見て取れる一方で、どんなになっても無事で息災でいてくれればいいという親心も同時に味わえるといういい構成でした。

 親側としても、育てる重責―自分が育てていいのか、育て方は大丈夫か―に対して、答えとして成長した息子の姿を見せてくれているという構図でもある。つらいだけの人生を送っていないのがわかっただけでも救われる…生かして、育ててよかった…、と。

 タイトル的には主役っぽい「うまそう」ですが、上記のような話の二世代だけでは足りない部分を補佐する役割程度しかなかったと思う。あまりうまそう視点で見る人はいないんじゃないかしら。前半(ハートが成長するまで)では描ききれなかった親視点の話をするとともに、ハートではできなかった、違うとわかった上でなお一緒にいるという選択をする姿が大事だっただけで。

 三世代に限らず、連綿と代替わりしていくという話としてもよくまとまっていたと思う。生まれて、死んで、引き継ぐ…当たり前に続いてきたけど、とても大切なこと。

 というわけで思ったより考えることも多い、いい映画でした。是非見て欲しいとまでは言わないけども。

 あと、みつばちハッチが4本足なのが気になるということぐらいどうでもいいことだとは思うのですが、2足歩行する恐竜たちの歩き方があまりに ヒト なのがどうしても気になってしまいました…。着ぐるみだったとしても中の人はもっと動物的な動きをするように注意すると思う…。

アニメえいが おまえうまそうだなアニメえいが おまえうまそうだな
(2010/10/09)
宮西達也

商品詳細を見る

 結局、鍛えた腕力を披露してくれないのは、種の壁は越えられないというところは譲れないということなのかなぁ。ここぞでパンチを繰り出したり、腕力で草食恐竜の兄弟・ライトに認められるとかあるとだいぶ燃えたと思うんだけどなー。

おまえうまそうだな [Blu-ray]おまえうまそうだな [Blu-ray]
(2011/02/04)
原田知世、加藤清史郎 他

商品詳細を見る
page top

コメント

管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック
TB*URL
Copyright © 2005 あにめ感想にっきV3. all rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。