
観賞日:2011/03/11(金)
遊☆戯☆王とまさかのヴェネツィアコンボ。大鐘楼とサンマルコ寺院がナツカシス。しかしデュエルモンスター消失事件と聞いてそそくさヴェネツィアまで飛んでくる十代さんはなかなかフットワークが軽いですな。
というわけでマクロスF映画、完結編です。ひとことでいうと「リア充爆発しろ>爆発した」でした(ぇー。
映画のストーリーに、ランカとシェリルの歌が大きく絡んでいると思われるのですが、歌詞がいまいち聞き取れないという体たらく…。普通は映画を見てからそのCDを買う…という流れかと思われますが、この映画に関しては、先にCDを聞いて、メロディや歌詞を心に刻んでおく>映画鑑賞 が正しい流れのように感じました。っていうか事前予習?
待ちこがれた星間飛行も流れましたが、それが霞むぐらいの新曲ラッシュで、観客も含めて一緒に歌ったり、急にシェリル&ランカになったりするので、そういう点でも予習しておく方がいいんじゃないかなーと思った次第。歌詞にネタバレがあるとかないとか小耳に挟んだ気もしますが…そんなにはっきりとしたネタバレでもないとも聞いたような…なので、むしろネタバレっぽい歌詞を気にしながら…ぐらいの方がいいんじゃないかなぁ。
というわけで、CDを聞いてから、もう一度見に行きたい気持ちになりつつある…。気持ちだけで本当にするかどうかは怪しいものだけど。
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ちなみに、地震に遭ったのはこのあと。上映中じゃなくてよかった。途中で追い出されるのは寂しいからね…。遭ったのはBOOK OFF内でした。欲しいものをいくつか見つけて、さらに物色中に揺れて、買う前にビルを追い出されたので、買えなかった。しばらくは上記の感想を書きながら外で待っていたけど、結局そのまま閉店に。次行ってももう売ってないんだろうなぁ…と思うと寂しい。
この気分のままアニメイトにも行って、上記のCDを久しぶりに定価買いしようかとも思っていたのに!
閉店になってしまったので、帰ろうと思ったら、電車も止まったままで、復旧見込みがない的なことが聞こえたので、歩いていくことに。普段なら何時間でも電車を待つめんどくさがりなのですが、夕方アニメがあるかどうかわからない状態だったので、歩いて帰れる時間の内に移動して、運良く電車が動き出したらそこから乗ろうと思っていましたが、結局帰りついても電車は動いていませんでした。近場の映画館でよかった。いくらか道には迷いましたけどね。
帰ってきたら夕方アニメどころか何もやってなくて、アニメは最速でマクロスF(再)だったのかな。本放送だとキッズ劇場、U局外だとテガミバチまでアニメなしという異常事態でした…。
ちなみにCDはまだ買えていません。意外と品薄?
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せっかくアンコール上映してくれたので見てきました。入場者特典も前と違っていたし、本上映はイベント映画っぽい感覚でしたが、5D'sがああいう展開だったので、「5D'sの一部」という視点で見られるようになり、新しい気持ちで見ることができました。視聴スケジュールとしては、Z-ONEとの決着がつく前に挟んでおきたかったという思いもありますが、時すでに遅しでした…。まぁTVシリーズの方を反すうして対応します。
パラドックスをZ-ONEの仲間だと思って見ると、彼の行動原理はよくわかるし、Z-ONEより遠過去からの改変に賭けるという考えもよくわかる。Z-ONEがここまでの干渉をやらなかったのは、過去への干渉はなるべく小さく済ませようという思いがあったのかも知れないし、何より自分のオリジナルである本物の遊星に会いたかったし、コピーとして出した結論を遊星に否定して欲しかったというのがあるのかも知れないなぁ…という想像の裏付けにもなっている感じだったかも。
パラドックスにしてみれば、遊星という人物に対してそれほどの思い入れはないので、「歴戦の勇者たち」でまとめてしまうというのも正しい反応ですな。
プロローグとエピローグが5D'sで、なんか伏線めいたことを話していたことも今回はじめて気づけました。まぁZ-ONEさんが懇切丁寧に説明してくれたことなので、知らなくてもそれほど困るようなことでもないですけど。
まぁ、意味のある再鑑賞でした。
本上映のときは、TOHOシネマズ川崎(XPanD方式)でしたが、今回はワーナーでしかやってないので、RealD方式に変更(もっとも現在は、TOHOシネマズもRealD方式に変更していますが)。前に他の映画でもらっていたメガネ2種類(ポケモン3D/イナズマイレブン3D)も持っていってみましたが、全部使えました。形が少し違う程度。そういやお値段据え置き1000円だったけど、メガネいりませんとしたら900円にしてくれたのかが気になる…。
本編上映前と上映後にXEALの特典映像つきでしたが、まぁ1話の途中まで見せてくれただけな感じ。「実は3D制作」というのも一瞬期待しましたが、その夢は一瞬で消えました…。だってさー、TV放送は2Dで、BDソフトは3Dとかだったら、新しいし、売れそうな気がするじゃない。3Dノウハウはこの映画で持っているワケだし、ないこともないかな…と、期待しないで期待してたのですが…ちぇ。まぁ技術的にはできても、予算(売り上げ見込み)やスケジュール的にはできないですよね…。単純計算で作画枚数が倍だからなぁ。
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まだ発売してなかったのか…。
前売り特典・ピカッとピッポドラ


光らせると時間経過とともに色が変わります。


光らせると時間経過とともに色が変わります。

変身ザンダドラ
チケットは既に取ってあるのに、そこそこ早めに行ったのは、今年もまた、狙うは“初スタンプ”だからである。そんなことにこだわりを持っている人は特にいないと思われるので、楽な勝負なハズなんだけど、ここ数年は失敗続きなので、自分もだいぶ意地になってきました(ログ:2006/2008/2009/2010)。スタンプを押す場所が用意されている、パンフレットの販売場所の変更、スタンプの置き場所の変更、会場入りの遅れ…まぁ要因は様々ありました…(遠い目)。
9時前程度では一番乗りではないんだけど、列とかは特になかったので、ポジショニングでいい位置にじりじり移動。劇場を覗いて、遠くに見えるスタンプ位置を確認、会場外にできた売店の様子を確認(パンフレットだけ別場所での販売なこともある)、見てるだけ~をしてたら、他の方が売り子さんに尋ねてそそくさとパンフレットを購入していったので、こちらもあわててそそくさと購入…してたら、「開場しまーす」と言う声とともに、開場してしまった…いくらか慌てたけど、自分の前にパンフを買ったのはその方1名だけなので、パンフ以外にスタンプを押そうとする人が現れなければ大丈夫…いくぜスタンプ! と会場に乗り込み。まぁ危惧することもなく、スタンプ台一番乗りでした(喜)。
…だが、ここで安心してはならない。以前も一番乗りだったのに、スタンプが既に汚れて(使用済み)だったことがある。期待しつつ、おそるおそるスタンプを裏返す…
…見事にまっさら! 歓喜!
まっさらスタンプをスタンプ台で汚す感がタマラン。というか使われていないスタンプはきれいに押せる。スタンプ台に押しつけた際に、インクが付着していないところもわかるし、変なところにインクが付いていたり、目が埋まっていたりしないし、エッジにインクがこびりついていることもない。
あとは自分の腕のみ。よく押せた。→ (画像はあとで貼る)
スタンプは2つあったけど、2つとも汚すなど大人げないことはしないで、ひとつは次の人の歓喜のためにまっさらのまま残して去りました。何かこれだけでだいぶ満足。
座席に行ってみると、新シリーズになってからは毎年何かしら置いてあったのに、今年は予算削減か、初回舞台挨拶回限定のグッズがなかった(試写会でもなかった様子)。まぁ削減してよいところだとは思うけど。
そんなところで本編感想。
正直、よい映画だったと思う。原作、前作とも知っている(けどそれほど覚えてはいない)ので、素直な感想とは言えないかもしれないけど、涙腺攻撃力はそれらに負けず劣らずな感じでした。以前のものはそれほど覚えているわけではないので、追加・削除がどう行われたのか比較してみたくもある。
そんな中でのあからさまな新要素とわかる、ピッポですが、これまでの新映画シリーズより、この要素を足した意味がわかる感じ。大きな意味としては、のび太側にもリルルの立ち位置になっている存在を入れておきたいというところだと思う。リルルとピッポの思考はシンクロしているという設定というのも、リルルとのふれ合い描写が少なくても、ピッポを介してつながっていたということで、問題はなくなるし、さらにピッポとリルルが深いつながりであるのかを見せるのにも有効に働いていたと思う。
リルルでは天然ボケ以外のギャグがやりにくいというのもカバーしていたかも。でも一番ウケがよかったギャグはリルルも絡んでいる古い家コンボだったと思う。初日はいつも好意的な観客が多く、笑い声も多いですが、今回は特に笑い声が聞こえてきたと思う。
信条的に男女を分けて考えるのはあまり好きではないのですが、今回の新鉄人兵団の監督は女性でして、女性らしさが出てるように見えたシーンもいくつかありました。
まずはミクロス出番の大幅カット。ほとんど何も活躍しません。ただのラジコンです。
そしてザンダクロス組み立てシーン。千秋(ドラミ)の挿入歌つきでさくさく組み立て終わっちゃいます。追加要素分、縮めなければならないのは確かなので、「縮めていいところ」と判断されたということになりますね。でも、実物大のプラモを、何日もかけて組み上げ、そして、操縦までしちゃう…というのは、“男のロマン”に属するようなことで、“男の子”の端くれである、ドラえもんもまた、少なからずザンダクロスの組み立てを楽しんでいたはず。だからこそ、「よし、コンピュータを買っちゃおう」というテンションになっちゃうと思うのよね。そんなシーンを「ただ部品を集めてひっつるだけのシーンでしょ」みたいな感じに、そういう男の子テンションとはかけ離れたドラミの歌う挿入歌入りで飛ばされてしまうという。これは、何というか「部屋にあったガラクタは捨てました」という母ちゃん感覚に近い…ような。
ザンダクロスを見たスネ夫が悔しがったり、なにくそと思う気持ちなんかもスルーされていた印象もあり、のび太と鉄人兵団から、「男の子」を除外された感じがしないでもないかも。まぁ「鉄人兵団はしずちゃんとリルルの友情がメイン」と言われりゃそうなんですけどね。
クライマックス、上記の通り涙腺直撃なわけですが、強引に斜めからの物言いにすると、「鉄人兵団をちゃんと作ったら泣ける映画になるに決まっているッ」という強がりが精一杯です。この映画だとリルルとピッポのダブルパンチだもんなー。そんなシーンを2倍にするなんてッ! ちくしょぉ。
話はちょっと脱線するけど、先日、「のび太という生き方」という本をやっとこ読みました(今話題らしいけど、奥付見たら初版が結構前だった)。そこにも書かれている、のび太の持つ、底なしの優しさがあってこそ、ピッポやリルルをのび太側に懐柔することができたと感じますね。リルルに攻撃されたとき、すぐ考え直しはしたものの、しずちゃんは一度はリルルを見放してしまった。でも、のび太がもししずかの立場だったのなら、ああいうことをされても、決して見放さなかったのではないかと思うし、そこは将来的にしずかがのび太にホレることになる、大事なポイントではないのだろうか。しずかにとってのび太のそういうところは尊敬―こうありたいという自分の姿―に値する部分だと思うし。
以前の鉄人兵団では、戦う男たちと、それを支える女みたいな構図で、そういう立ち位置のしずちゃんは、母性の固まりみたいなもんで、“男の子が期待する女の子の姿”であったけれど、今回のしずちゃんは、女の子が期待する女の子の姿であったのではないだろうか。
つまり、以前の鉄人兵団は「男の子」の話で、今回は「女の子」の話になっていたのかも知れない。女の子なので、男の子がロボットに熱中するのも理解できないし、戦いもできるだけ避けたい。地球なんて大きなものは背負わない。身近なものだけ。男連中が戦うことで頭がいっぱいになっている中、冷静に、戦わずしてこの局面を切り抜ける方法を考え、実行に移し、そして成功する…。男の子らしく戦うのでもなく、男の子の後ろに隠れるのでもなく、女の子には女の子の戦い方がある!(んだから男社会ルールを強要すんなボケ!) …というメッセージをくみ取ってみるのはどうかしら…(弱腰)。
ということで、うまく伝えられたかはわからないけど、いい映画でした。その割に宣伝がいくらか少なかった気がするけど、宣伝が少ない方がおもしろくなるの法則が適用されるのかしら。金が少ないってことは、口を出す人も少ないってことだからね。でもCM自体は結構目にした気がしますね…。「なんか変な鳥がいる」以外の情報があんまりなくて、「わくわくさせる」要素があまりなかった感じかなー。やはりコロコロ連載がないからってのもあるのかなぁ。まぁ旧作を連載したところで、誰かにネタバレ喰らってしまうのが今の世の中なので、連載したところでたいした効果はないのかも知れませんけど。
以上感想。
初日なので恒例の舞台挨拶です。
司会:角澤照治、前田有紀アナウンサー
今回も出木杉=萩野アナウンサーではなかった。いつものメンバーから入場。各々コメントしていきました。ある程度ポメラメモしながら聞いてはいたけど、ひとこと程度しかメモしてないので、あんまりアテにしないで、ニュースサイトとか見て下さい。
スネ夫(関智一):ミクロスの話(あんまり出てないので失笑)、感動的な仕上がりだったと満足げなコメント。
ジャイアン(木村昴):新ドラ映画が6年目、6年といえば小学1年生が小学校を卒業する…
しずか(かかずゆみ):原作、台本、アフレコでそれぞれうるうるした。しずかという役が、声優をつづける励みになったとか…そんな話だったような。
のび太(大原めぐみ):ザンダクロスがかっこよかった…とかだったかな。
ドラミ(千秋):出番があまりなかった、挿入歌歌いました。
んで、恒例のドラ呼び。相変わらず「主役は?」と聞かれるが、前回よりは配慮があって「いろいろな声が聞こえますが」的なことを言ってくれた。
ドラえもん(水田わさび):どら焼き10こ食ってきた。あとは…何だっけ、これまでの意見をまとめるような話だったかな。
リルル(沢城みゆき):(アナウンサーからの質問:ロボットの役を演じたことについて を受けて)ロボットとか人間とか関係なく、大切な人を護りたいという気持ちは自分にもあるじゃないか…と思って演じられました…的な。
宣材以外の沢城さんをはじめて見ました。だいぶイメージと違ってた。沢城姐さんな感じだった。カコイイ。
ピッポ(小林由美子):プレッシャーもありましたが、のび太の声だけを聞いて演じました。
寺本幸代 監督:思いやりの心がテーマ…とかだっけ。
総司令官(加藤浩治)
気合いの入った着ぐるみで登場。予算はそこに使っていたのかと納得。千秋とのやりとりとか、家族の反応とかいろいろ話していたけど、その辺はニュースサイトの方にしっかり載っていたのを確認したので書かなくていいや…。ちゃんと気持ちを入れて役をやってくれていたと思える内容でよかった。演技もよかったと思う。
撮影がなかったので、舞台挨拶自体がいつもより長かったと思う。いろんな話が聞けて楽しかった。各々、この映画にとても手応えを感じていそうということは共通していた感じ。それは、映画を見終えた人も同様に感じていた感じでもあって、それはこれまでの映画とは少し違う雰囲気を(自分としては)感じました。
おわり。
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やっと感想が書き終わったので、原作と旧作をもう一回読もう/見ようかな。テレ朝チャンネルで旧作やってたの録ってあるし。原作はどれ版を読むべきか…全集のって何か違うのかしら? 全集の鉄人兵団ってもう出てたっけ?(買ってるだけで全然読むのが間に合ってない人)
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