
ワーナー海老名が1000円なのは今日までだけど、前売り買っていたので、前売券観賞。ここで1000円観賞して、もう一度前売りで見ようかと一瞬悩んだけど、上映期間ってだいたい来週までだと思うので、その賭けは怖かった…。とりあえず見終えたあとに後悔することうけあい。
見渡したところ客は11組ぐらいかな。子どもさんはイスの陰で見えないので、人数まではわからないけど。子どもさんしかもらえないピーチさんバイザーとクリスタルミラクルライトが実にうらやましい…。(居もしない)子どものチケット取って入場者特典をもらえと悪魔の声がささやくぜ…。親子ペアチケットなら一般券との差額は200円だし、ガチャガチャを1回回してミラクルライトをゲットしたと思えば痛くもかゆくもない罠…。まぁ前売りの時点で大人券もおとくなので、それほど単純な差額ではないですけど(普通に700円って言おうよ)。あと、チケット発券時ではなく、入口でチケット切るときに渡してくれるタイプの劇場ではできないからここも注意だな。…私は今ひらめいたことだけれども、すでにやってる人はいるんだろうなー。
といったところでそろそろ内容の話。プリキュアオールスターズができるのって、シリーズ通してあまりスタッフが変わっていないことや、CGぢからが大きいのはもちろんだけれど、すべてのシリーズでキャラを超速で描き上げつつ、自分の画風に落とし込んでしまう青山充作画監督の力がだいぶ大きいと思うのよね。基本キャラデザの違う各シリーズのキャラたちが1画面内にわらわら居ても違和感ないし、それでいて各シリーズの作画癖もちゃんと表現されてる感。単品で見ているときは、もともとのキャラデザと微妙に違っていることが多いので、いくらか不満を持ちがちだったりしますが、まとめて見ると逆にそれがいい方向にはたらいてる感…。
いきなり作画話から始めてしまったけど、ストーリーやアクション的には前作ほどの感動もとい感激はなかったかも。前作の「数年ぶり」というインパクトはもうないもんな。
というか、旧作への配慮が前作に比べて格段に減った気。初代、SS、5GOGOの扱いがだいぶ悪い。オールスターズ的には初出となる敵の幹部系の人たちの扱いは旧作の人でもそれなりによかったけど。
でもこれって、今後もオールスターズDXシリーズを続けていきたいという意志の表れなんじゃないかと思うワケで。この、前作が終わって、新作が始まったばかりというタイミングで公開しているオールスターズDXシリーズは、言い換えると、前作のフィナーレを噛みしめ、新作のスタートを応援する…そういう“バトンタッチ映画”という意味を持たされたのではないかと。だから、おのずとフレッシュとハートキャッチがメイン扱いの作品になってくるわけで。フレッシュのみなさんはこれで卒業して、OG入りかと思うと感慨深いです。
前DXでは新人扱いだったフレッシュプリキュア!の皆さんがすっかり成長して、新キャラ&新技を引っさげて敵に対峙する姿は、1年経過したことを思い起こさせるにはじゅうぶんすぎました。この同じプリキュアオールスターズDXという舞台に立つことによって、“もう新人ではない”=卒業 という実感がすごくわいてきた。来年のDX3ではきっとハートキャッチの卒業を味わうことになるのだろう…(勝手にDX3が作られることにしないように)。その仕組みだとシリーズ2年目突入したときどうするのかわかんないけどね!
つことでYes!以前がだいぶ背景になってしまったので、全作視聴の身としては少し寂しく思う本作でした。本来の視聴者層的には2年分で限界とは頭ではわかるんだけどさー。つかたぶん自分はもっとのぞみさんを見たかっただけなんじゃないかと思う…。フレッシュのみなさんも含めて、最終必殺技を出してこなかったのも何か物足りなさが残る。全員集合の新必殺技とかは別にいらないからさー。フレッシュ以外は映画でしかなってないスーパープリキュアとかにもならなくていいからさー。DX1との違いを意識されすぎてしまった感が。
かつて毎週見ていた変身シーンと必殺技シーンが新作の映像として見られるだけでどれだけテンション上がるかをわかって欲しかったよ。巻きで変身したり、いつの間にか変身してたり、必殺技がはしょられたりする度にもどかしさがなぁ。
これはたぶん意識の差で、「旧作(キャラで)の新しいストーリーが見たい」なのか「旧作を懐かしみたい」なのかの違いなんじゃないかな。旧作の延長線上に今回の映画を置くのなら、もはや当たり前な変身シーンや必殺技シーンはなるべくはしょって、新しいストーリーを見せるのが正解ということになるし、旧作を完結した物語とするのなら、完成分からいいとこ取りを見せるだけでよい。
今回のは「プリキュアオールスターズDX」という新しい(旧作の寄せ集めではない)作品にしようとした映画だったのかなぁ。自分としてはもっと「お祭り」感の漂う、ツッコミどころ満載な作品で構わないんだけどなー。もう1時間半みんなでだべってるだけでも十二分に満足できそうだ(その方が作画的に大変という噂)。
とりあえずプリキュア17人はさすがに多すぎになってきたので、現役+前作+旧作2作 ぐらいに抑えておいた方がいくらか話が作れそうな気がします…。舞台は旧作側の世界でひとつ。
まぁ、何にせよ、ブンビーさんが元気そうでなにより。
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ついでに買うだけ買って余っていた前売券消化でドラえもんも2回目見てきました。付け加える感想は特にないけど。
プリキュアオールスターズDX2の前売券を買いに行ったときにあった、「ハートキャッチプリキュア!ハートキャッチ!プリキュアスイング」がもうなくなっていたので、レア品だったのかと思いきや、(今)調べたら先行発売だったみたいね。前売り買ったときはまだ1話も見てないというかフレッシュプリキュア!ですら溜まっている状態だったので、1回しか回してなかったのを激しく後悔していたので、あちこち探してもうた…。正式発売したらちゃんと回そう。
フレッシュプリキュア!やハートキャッチプリキュア!の感想も書きたいけど、どうせなら手キャプつきで書きたいなぁ…。通常キャプまでは撮ってあるのに! でもHDD残量に追われる毎日ではどちらも書けない気がします…。くそぉ。今後も映画いっぱいあるからなぁ。コナン、銀魂、トライガン、文学少女…。
改編期で何が一番困ってるって、アナログ波で見られるものが壊滅したのが一番痛い…。4:3のアニメをわざわざ横柱つけて16:9の帯付き放送するってどんだけ嫌がらせじゃい。しかも再放送作品で。遊戯王GX(再)とかさー。そういうことするならせめて16:9仕様の新OPつけるぐらいの気概が欲しいよ。テレ東の全番組そうなったのならまだ納得もするけど、普通の実写番組とかはまだサイドカット放送してるんだぜ…? あとやるならやるで事前告知をだなー。「2011年7月に映らなくなります」とは表示していても、「来週から16:9で放送します」とは言ってなかったじゃんかよー。テレビつけてみて、16:9放送にされてる! と気づいたところで開始1秒で新しいテレビ買えるワケじゃないんよー。
そういう意味ではちゃんと告知したのってポケモンぐらいだよなぁ。ケロロ乙はぼそっと言ってたけど。ハートキャッチプリキュア!にしたって「本作からアナログ波は帯付きになります」とは言ってないしな。そもそも「地上デジタル放送では16:9HVで放送してます」とも過去作品で告知してないけど。
放送形態の変更は鉄道のダイヤ改正以上に生活に密着しているので、事前告知も何もないのが当然とされてるのはどうしたもんか…。放送波を見るまでSD制作かHD制作かすらわかんないのよ。SD放送だからといってHVで作ってないとは限らなかったりするし…(けいおん!)。
サイドカット、規制付き、ダウンコンバート なら最初からそう言おうよ。言わないメリットがどこにあるのか本当によくわかんないわ。アニメ=何度も見て当然 という意識があるのなら、それは甘えとしか言いようがない…。ひと口目に誠意と配慮のない作品は、それが本当はどれだけおいしかろうと、最初の味の記憶がその作品の味として最後まで残るだけ。
「50インチ以上のフルスペックハイビジョンで、BSデジタル放送で、5.1チャンネルサラウンドで、脈拍80以上で、大音量でひとり静かに見た場合のみを正しい視聴環境と認めます」というならそれはそれでいいし、外れているときはちゃんと見てないことを自覚して見ることになるだけだし。現状は何を見ても「自分は果たしてそれを正しく見たと言えるのだろうか」という疑問がどうしても残る。
プリキュア映画にしたって、ミラクルライトが劇場内に溢れている状態で見るのが本来の姿だろうしなー。行きたかったなぁオールナイト…。
(話が戻ったので終わる)
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