素直にカテゴリーで「アニメ映画感想」を選べばいいだけなのでは?

今年公開のアニメ映画はまだあるけど、今年の映画鑑賞はこれにて終了の予定。今年の鑑賞本数は25本でした。
01/13 劇場版・ゲゲゲの鬼太郎「日本爆裂!!」
01/13 映画・たまごっち「うちゅーいちハッピーな物語」
03/07,04/17 映画・ドラえもん「新・のび太の宇宙開拓史」
03/14 超劇場版ケロロ軍曹「激侵!ドラゴンウォーリアーズ であります」
03/23 映画・プリキュアオールスターズDX「みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」
04/30 天上人とアクト人最後の戦い
05/01 劇場版・天元突破グレンラガン 螺厳篇
05/07 交響詩編エウレカセブン : ポケットが虹でいっぱい
05/19 劇場版・名探偵コナン「漆黒の追跡者」
08/01 サマーウォーズ
08/01 ヱヴァンゲリオン新劇場版:破
08/28 劇場版・NARUTO―ナルト―疾風伝「火の意志を継ぐ者」
09/01 ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~
09/01 劇場版・ヤッターマン「新ヤッターメカ大集合!オモチャの国で大決戦だコロン!」
09/01 劇場版・ポケットモンスターダイヤモンド&パール プラチナ「アルセウス 超克の時空へ」
09/11 8月のシンフォニー―渋谷 2002~2003
10/01 劇場版・ペンギンの問題「幸せの青い鳥でごペンなさい」/劇場版・デュエルマスターズ「黒月の神帝」
10/07 とびだす!3D 東映アニメまつり
10/07 テイルズ オブ ヴェスペリア~The First Strike~
11/02 映画・フレッシュプリキュア!「おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」
11/06 ATOM 吹替版
11/27 劇場版 マクロスF「虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」
12/11 マイマイ新子と千年の魔法
12/11 東のエデン劇場版I The King of Eden
12/18 ONE PIECE -FILM- STRONG WORLD
ホッタラケの島の半券が行方不明だな。
一覧にしてみたら順位とかつけられるかと思ったけど、並べてみると、それぞれよさが違っていて、ひとつのランキングにまとめてしまうのはとても難しいと思った。
個人的に一番満足したのはプリキュアオールスターズDXだと思う。

今年公開のアニメ映画はまだあるけど、今年の映画鑑賞はこれにて終了の予定。今年の鑑賞本数は25本でした。
01/13 劇場版・ゲゲゲの鬼太郎「日本爆裂!!」
01/13 映画・たまごっち「うちゅーいちハッピーな物語」
03/07,04/17 映画・ドラえもん「新・のび太の宇宙開拓史」
03/14 超劇場版ケロロ軍曹「激侵!ドラゴンウォーリアーズ であります」
03/23 映画・プリキュアオールスターズDX「みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」
04/30 天上人とアクト人最後の戦い
05/01 劇場版・天元突破グレンラガン 螺厳篇
05/07 交響詩編エウレカセブン : ポケットが虹でいっぱい
05/19 劇場版・名探偵コナン「漆黒の追跡者」
08/01 サマーウォーズ
08/01 ヱヴァンゲリオン新劇場版:破
08/28 劇場版・NARUTO―ナルト―疾風伝「火の意志を継ぐ者」
09/01 ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~
09/01 劇場版・ヤッターマン「新ヤッターメカ大集合!オモチャの国で大決戦だコロン!」
09/01 劇場版・ポケットモンスターダイヤモンド&パール プラチナ「アルセウス 超克の時空へ」
09/11 8月のシンフォニー―渋谷 2002~2003
10/01 劇場版・ペンギンの問題「幸せの青い鳥でごペンなさい」/劇場版・デュエルマスターズ「黒月の神帝」
10/07 とびだす!3D 東映アニメまつり
10/07 テイルズ オブ ヴェスペリア~The First Strike~
11/02 映画・フレッシュプリキュア!「おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」
11/06 ATOM 吹替版
11/27 劇場版 マクロスF「虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」
12/11 マイマイ新子と千年の魔法
12/11 東のエデン劇場版I The King of Eden
12/18 ONE PIECE -FILM- STRONG WORLD
ホッタラケの島の半券が行方不明だな。
一覧にしてみたら順位とかつけられるかと思ったけど、並べてみると、それぞれよさが違っていて、ひとつのランキングにまとめてしまうのはとても難しいと思った。
個人的に一番満足したのはプリキュアオールスターズDXだと思う。
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もう平日見なら2日前にチケット引き替える必要もない感じだったかも。それなりに空いてた。まぁド真ん中で見られたのでよしとする。
「奴は本気だ(He is "MAJI")」ということで、原作者・尾田栄一郎製作総指揮という触れ込みの映画でしたが、確かに「奴は本気」でした。これまでのワンピースの原作ストーリーにはないオリジナル映画だと、いまいち振るわなかった感をどうにか払拭してやろうという「本気」を感じました。
原作継続中のオリジナルストーリーの映画というのには、いろいろお約束…というか制約があって、キッズ向けだとその制約がさらに厳しくなります。オリジナルでやるとなった場合、その制約の中でどうにかして面白いものを作らなければならないという命題が与えられ、これまでの映画では、そこで苦労している感が実に大きくありました。
1.主要キャラ全員の「見せ場」を必ず入れること
2.原作のストーリーに影響があってはいけない、映画ストーリーがなくても話が繋がっていること(元通りにすること)
3.原作に出る予定のある悪魔の実は使ってはいけない
4.キッズ映画は90分程度でまとめること
5.芸能人のゲスト声優を使うこと
6.見せ場に新しい必殺技を入れること
どれも実に厳しい条件です。この制約に沿って作ると、主要キャラの今後に関わる重大な事件は起こしてはいけないし、伏線を入れても、原作の伏線を消化してもいけない、今後も使える新必殺技を作ってもいけないということに。
「ヤツは本気」だったのはまさにこの部分で、“この制約をきっちり守りつつ作っちゃった”というところ。さすがに上映時間だけは110分になってましたが。「こういう制約を背負っていても、作り方次第でちゃんと面白くできるんだ!」という「本気」を感じる映画でした。泣き笑いで言えば、原作ストーリーを焼き直しした(この制約から解放されている)アラバスタ編や冬島編の映画の方がよほどキましたが、それはフィールドの違うことですから。
ということで、この制約の中で、やっていいこととやっちゃいけないことを探りながら、やっていいけど原作者じゃないとできないようなことを入れ込んで、1本の映画に仕上げた…という印象の映画でした。オリジナル映画の出来としては一級品です。オリジナル映画では、オマツリ男爵も異彩を放っていますが、オマツリ男爵はワンピース“らしさ”があまりなかったからなぁ。
工夫として強く感じられたのは、コスチュームやクリーチャー、映画オリジナルキャラクター等のデザイン部。制約は多いけど、予算は潤沢なので、画面的な部分を強化するのはむしろ推奨されるぐらいなもんで。映画用のコスチュームにくるくる着替える麦わら海賊団はそれだけで楽しい。
そしてクリーチャーは、今回の話の中心にも位置するような生き物でもあり、さらに各キャラクターの見せ場を作る「相手」として重宝されていたご様子。冒頭の麦わら海賊団の面々が「どれだけ強いのか」を測るバトルラッシュは動画的な見せ場としても素晴らしかった。これはスルーされることもある「作品自体が初見の方にもわかりやすく」という制約のクリアでもある。劇中では懸賞金の話は何も出ないのに、きっちり「賞金~ベリー」という紹介をしているのもそうで、ワンピースにおける懸賞金=戦闘力数値 というルールを伝えるものだったと考えられ、そのせいもあってか、劇中でルフィがやたら強い(ルフィの懸賞金だけだいぶ高いから)。
ルフィたちの強さを示し、観客に強さのものさしを与えたあとで、金獅子のシキの強さを見せることで、ぽっと出の新キャラの強大さもすんなり入ってくる。初戦でルフィがギアサード(アニメオンリーなので漢字を知らない)を出せずじまいになることで、観客に勝利へのヒントも与えるという仕掛けも美しい。
キャラに新要素を加えてはいけないという制約があるので、なかったことにされる新エピソードでのキャラの掘り下げをせずに、イーストブルー、ノジコといった過去を使ってくるというのも巧く、シチュエーション的にはアーロンさんを思い出してしまうのだけれど、劇中ではそっちの思い出にはあえて触れず、過去のエピソードと比較されるのを避けていってるのも巧いと思いました。
そして、制約クリア条件を満たすために劇中に入れてあったようなことがスイっと繋がって、最終クリアミッションである新必殺技になる様は鳥肌ものでした。【ネタバレ注意】金獅子がハリケーンを恐れる>ナミを欲しがる(話にはいるための基本設定)、ゴムだから雷が効かない(キャラ紹介)、金獅子相手にギアサードを出し損ねた(ラス戦へのヒント)…これが全部(制約にのっとり一回こっきりの)新必殺技に繋がるんですよ。
制約を意識しないと、いつもよりちょっとは面白かったかな ぐらいで終わっちゃうかもですが、制約を頭のスミに入れておくと、素晴らしく、美しい映画と思えてきます。制約は同じにあっても、本当の“オリジナル”を作った原作者のアタマを使うと、こういったものも作れるんですなぁ。
この話はおわり。このままじゃごくごく個人的な感想が書けないわ。
とりあえず、メガネのロビンさんが素敵でした。山口由里子キャラ+メガネってポケモン映画でも反応してたよな私。冒険コスチュームはみなよかったけど、やはりチョッパーがかわゆく。
で、この映画で一番描きたかったところではないかと思う黒いスーツな討ち入りは格好良かった。内容的には必然性もない格好&武器なんだけど、このシーンを描くための映画だと思えば致し方ないと思えますわ。武器はフランキーが用意したとしても、その格好やなんかは誰が提案して用意したのよ…。冒頭で「ドレスコード」って言ってるからロビンなんだろうけど、その提案に乗った瞬間の面々が見たかった気もする。殴り込みであって、潜入じゃないんだから、別にスーツ姿で行くことなかったもんなぁ。
金獅子サイドのギャグシーンは結構すべってた気。小笑いぐらい? 金獅子のシキもギャグに加わることによって、小者感がちょっと出ちゃったんじゃないかなぁ、とは思う。本編とのバランスで、所詮老害:小者 という程度の扱いにする必要があったのかしら?
話戻るけど、入場者特典:0巻って原作者だけが使える最強の技だよなぁ。原作揃えてる人を全員集めることができるわ。アニメは見てないとか、映画はDVDで、とか言ってる人を全員さ。早々の在庫切れ
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チケットは火曜日の内に取りましたが、そのときはまだ誰もその回のチケットを取りにきてなかった風だったので、ガラガラではないだろうけど、チケットを取るのが大変なほどではない印象を受けた。ノイタミナ枠で人気だったといえ、それでも所詮は狭いコミュニティの中での話なんだなぁ…、と。そういう意味ではこの少ないと思える上映館数はあっているのかも。結局見た回では満席にはならなかったし。まぁ土日は満席なんだろうけども。
前売りを買ったので、何かもらってますが、撮影が面倒なのでとりあえず公式サイト貼っておきます。12日からは入場者特典があるらしいけどね!(T_T)/
(この辺まで上映開始前のメモからの書き起こし)
見終えた。よくも悪くもTVシリーズの続きという印象。気負って変な方向に行ったりとか、TVでは味わえない劇場版クォリティになってるとかもなかった。Blue-Rayで自宅TVで見る方が、より「続き」を感じられていいかも知れないと思うぐらい。必要だったのは、TVシリーズが終わってから、劇場版公開までの“間”だったんじゃないのかな。「あの事件から半年…」というところがすごくシンクロできた。現実では半年も経っていないけど、現実では東のエデンの事件は現実ではないわけで、風化具合的に、これぐらいの“間”が丁度いい感じ。
考えてみると劇場版IIは1月9日公開予定だったのだから、TVシリーズと同様にひと月に4話分作ってる計算して、それを作るための助走期間を考えると、作り込みとしてはTVシリーズ程度のものを想定していたと見ていいのではないだろうか。日テレなら金曜ロードショー枠でスペシャル版を放映するようなノリになるかな。
というわけで、「映画」という風でもなかったけど、「TVシリーズの続き」として楽しみました。劇場版IIも見に行く予定だけど、「TVシリーズの続き」と考えてみると、3月公開に延期になったのは痛いなぁ。たぶん構想していた内容が、そのTVシリーズクォリティでは作れないようなものだったってことなんだろうから、それはそれで楽しみではありますが。
内容的には、滝沢くんを発見して、他のセレソンがいよいよ動き出したよっ!ってだけなので、あんまり書くことないかな。あと広げすぎだったぽい風呂敷をいくらか強引っぽくたたんだ。不要になったセレソンとか、まだ出てなかったセレソンとか、たたみきれないから消去処理した風。
相手にするセレソンによって態度が違うジュイスとか、ちょいちょい入る笑えるシーンとかは楽しかった。自分の中ではもはやI.Gのお家芸ですけど。場がまじめになってくると、ふざけたくてしかたなくなるという…。
パンフは800円してたので、悩んだけどスルーしてきたよ。手キャプする気もないし、内容補足も今の段階では要らない。IIを見た後で頭上に?が舞ってしまったら、欲しくなるかもだけどね…。ノブレス携帯は素直に製品化してください…。ペーパークラフトで作れるのなら構造的にはリアライズ可能ってことでしょ?
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あとはリリカルなのはかな、上映館数が少なそうな予定している映画は…。でも川崎か新宿か決めてないから、前売りが買いにくい…。つか、新宿の上映館は行ったことない気がする。もうちょっと選択肢増やそうかな。渋谷、池袋も別に行けないわけじゃないし。って前売券は全国共通券なのか…、なら買えるか。まだ買えるかな?
あぁFateも映画化するのか…。なのは以上に上映館少なッ。単館系はスルーしたくなるけど…どこで見ようか。ハルヒとはしごで川崎チネチッタが有力かな。なのは、ハルヒ、Fateの3はしごまで組むのは危険だろう…。
来週ワンピース見て、あとは年明けてからかな。原作は全く追ってないけど0巻は手に入れたい気分なので、ワンピースだけは早めに行く。年明けからは毎週映画に行く感じになりそうな…。ちょっと多すぎではないだろうか…。昔より単館系もそれなりに見るようになったからかなぁ。いや、単館系に行くのは単館系でTVシリーズの続き映画をやるからだな…。パプリカも空の境界も見てないし。チケットを購入解禁直後に手に入れなければいけないとか、「見に行く」以上の労力を求められると何か萎えてしまうわ。舞台挨拶を見たいわけでもないのに。
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泣き声も笑い声も特に聞こえず上映終了。自分としても、どこをどう見ていいのかつかみかねる作品だった。8月のシンフォニーのときも書いたけど、自分には上京した経験もなく、故郷や田舎に対する思い入れもなく、引っ越しや転校の経験もないので、何というか、この作品を見る資格がなかったのかなぁ、と。田畑が広がる風景を見ても懐かしいと思わないし、戦後まもないという世界観にもこれといって思い出はないし、友だちとアウトドアな遊びをしたこともそんなにないし。
当時の子どもたちの暮らしを映像化しておくという記録映画的な意味なのかとも考えてみましたが、そういうことでもなく、何かを伝えようとしている映像らしいということまでは何となくわかるんだけど、結局最後まで何をどう見てどう感じればいいか(どう見て欲しいのか)の正解が見えずじまいでした。
好きなところを好きなように見ればいいとは言うものの、その好きなところも特になかったので、本当にどうすればいいのか…。絵や動きそのものに見入ってしまうだけで終わらせてしまって内容は放置する…とかも一瞬考えましたが、そういうオールマイティなカードを使ってそれだけにしてしまうのはあまりにもったいないようで。
とりあえず理想と現実の違いとか、小さい力ではあらがえない現実とか、そういう話は繰り返し出ていたみたいだけど。「千年」というキーワードからして、「そうして僕らは大人になっていく」みたいな、歳を重ね、さらには世代、時代を連ねていく…、というあたりがテーマかなぁ。
ミクロ的には、子どもたちには「こうして大きくなっていくんだよ」と、大人たちには「こうやって大きくなったでしょ?」と、年寄りには懐かしき時代の風景を…といった感じで、マクロ的には、過去があり、今があり、そして未来がある…という。んで、決して過去も今(50年前)も未来(現在)も特別視せず、それぞれがそれぞれの時代の今を懸命に生きていた(生きている)ということが描かれていた様子。人が歴史を重ねることの尊さや素晴らしさをまとめて「千年の魔法」という言葉にして、うまく説明できない歴史を重ねたことによる力を「魔法」と表現して、「先祖代々」とか「この土地に受け継がれた」といった事象の意味をなんとな~く説明してしまった感じ。
新子のマイマイがピョコピョコ跳ねようとも、少女たちが裸足で駆け回ろうとも、漫画やアニメのような特別なことは何ひとつ起こらない。何か起こって欲しいけど、何かに居て欲しいけど、非現実なことは想像の中でしか起こらない。現実はどこまでもリアルで、子どもの小さな力ではなおさら何ひとつ守れない、何ひとつ変えられない。
でもそんなどこまでもリアルな現実でも、時折「魔法」とでも表現したくなることが起こる。想像の中ほどドラマチックでもエキサイティングでもないけれど、その小さな「魔法」は現実で生きていく力をくれる、時にはかげなえのない人生の1ページをくれる。
あなたの「現実」のまわりにある「魔法」を見落としていませんか?
…というメッセージだったとまとめてみる方向でどうでしょうか?<誰に言ってるの
劇中で千年前の光景は出てきても、それは決して今とは交わらないし、パッと見「魔法」と言えるようなことは何も起こっておらず、ただただ子どもたちのリアルな日常が描かれていただけのように見える。でも本作はあくまで「千年の魔法」なので、ここに「魔法」を見いだす、「魔法」を感じることで、作品を捉えるひとつの手を手に入れられるような気がします…。
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見終わった時にはそんなことを微塵も考えていなかったのに、いざ感想を書いてみると何か出てくるものですな。鑑賞前は「至好回路さんが推してるなぁ…」程度のところまでしか知識としては入れていなかった(しかも見に行くつもりだったから本文は読んでいない)し、前知識としてはTVCM(時をかける少女のマッドハウスの最新作…という印象しか残らないアレ)までだったので、どう見ていいのか全くわからなかったのは事実で、視聴中も見終えた後もどう処理していいのかわからなかったのも事実です。
なので、帰りの電車で感想を書いてみても何かしっくり来ないし(感想の前半がそうね)、PCで続きを書き出してみても、感想をどう転がしていいのかが見えてこなかった。で、他所の感想をパラパラと読んでみて(あんまりちゃんと読んでませんが)、それでも自分の思ったことと違うことが書かれていると感じた。
んで、自分もそう思ったところを軽くまとめていって、その流れで書いてみたところ、何だかこんな感想に。そして書きながら書いた文に自分で納得する不思議。でもこの「千年の魔法」って原作にはないタイトルなんだよね。やっぱり誤読なのかなぁ。
そうなるとこの見方を引っさげてもう一度見に行きたい気分にもなりますが、それは時間的にもおサイフ的にも厳しいわ。やたら悶々とするから精神的にも厳しいかも…。
人に話すとすっきりすることもある…とはいいますが、人に話すまでもなく、感想を書いてみる、文字にしてみるっていうのもすっきりさせる効果があることもあるようで。
あ、2次元少女を愛でる趣味がある人は、見て後悔なしと思われます とは言っておきます。
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