実は相当視聴が遅れているフレッシュプリキュア! ちゃんと見たい物ほどなかなか見られないの法則。

手キャプも上がってないし、感想は追いついてからかしらね…。
他のアニメひとこと。
ライブオン、QB=キュービー=九尾 だったのね…。憑依をライブチェンジとできるのは本作ならではですな。
めちゃモテ委員長、決めポーズが人差し指立てなのでいちいち気になって仕方がない。
延々と続くとも思っていたあたしンちが終わった…。最終回らしさもそれほどなく、ただただ空虚感が。初回のお弁当話とコンボするのは最終回っぽかったけど。とりあえずケロロであたしンちネタをやると本人だから…。長寿アニメをこうあっさり終わらすのはなー。カウントダウンとか特番とかでもう少し盛り上げてもいいのに。
ハルヒ、これまでの放送が4:3だったのは、朝比奈ミクルの冒険をフル画面で放送するため…という推論を立てていたけど、結局4:3LBでミクル部は超額縁だった…。確かにエンディング後があるからフルにはできないんだけどさー。溜息のおかげで何であんな映像でナレーションだったのかやっとわかった。
ハヤテ終わった。ヒナギク絡みのラブコメは相当楽しみましたが、パロ満載の前作より笑わせ方向は抑えめだったかな。ラブコメ好きなのでどっちかと言われればこっちではあるけども。
しかしどんどん終わっていくなぁ…。こんな頻繁に別れがあるからか、別れにはどんどん淡泊になっていってる気はする。寂しくないわけではないけど、別れを受け入れるまでが早い感じ。最終回を連続で見ると、送別会をはしごしてるかのような…。別れを惜しみすぎていては、次の会場に遅れる。
でもひとつひとつの出会いと別れを大切にしたいなぁ。

手キャプも上がってないし、感想は追いついてからかしらね…。
他のアニメひとこと。
ライブオン、QB=キュービー=九尾 だったのね…。憑依をライブチェンジとできるのは本作ならではですな。
めちゃモテ委員長、決めポーズが人差し指立てなのでいちいち気になって仕方がない。
延々と続くとも思っていたあたしンちが終わった…。最終回らしさもそれほどなく、ただただ空虚感が。初回のお弁当話とコンボするのは最終回っぽかったけど。とりあえずケロロであたしンちネタをやると本人だから…。長寿アニメをこうあっさり終わらすのはなー。カウントダウンとか特番とかでもう少し盛り上げてもいいのに。
ハルヒ、これまでの放送が4:3だったのは、朝比奈ミクルの冒険をフル画面で放送するため…という推論を立てていたけど、結局4:3LBでミクル部は超額縁だった…。確かにエンディング後があるからフルにはできないんだけどさー。溜息のおかげで何であんな映像でナレーションだったのかやっとわかった。
ハヤテ終わった。ヒナギク絡みのラブコメは相当楽しみましたが、パロ満載の前作より笑わせ方向は抑えめだったかな。ラブコメ好きなのでどっちかと言われればこっちではあるけども。
しかしどんどん終わっていくなぁ…。こんな頻繁に別れがあるからか、別れにはどんどん淡泊になっていってる気はする。寂しくないわけではないけど、別れを受け入れるまでが早い感じ。最終回を連続で見ると、送別会をはしごしてるかのような…。別れを惜しみすぎていては、次の会場に遅れる。
でもひとつひとつの出会いと別れを大切にしたいなぁ。
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8月22日公開で、9月11日終了となると、明らかな人気不足…動員数不足ですよね…。これはかなり期待しない方向が正解…?
と書いたところで上映開始。お客は自分を含めて3人。最終日なのになぁ。(最終日だからか)
画像は公式サイトキャプチャにしておきました。一応 入場者特典でクリアファイルもらいましたが、アニメ絵じゃなかった(実写だった)のでちと敬遠。でも公式サイトに貼っていい画像がおいてあるね。
まぁ感想をひとことでいうと、人が死ぬ話はおおむね泣けるものにはなるよね とは思った。
ストーリーをまとめてしまうと、いわゆるサクセスストーリーに当てはまると思うのだけれど、本作のウリである「実話を元にした」ということで、それほど劇的な(フィクション的な)イベントが起こせないというのが結構ネックだったと思う。そして、「実話を元にした」だけに、ご都合主義的な感じに、逆にウソっぽいところも結構ある。アニメ作品やフィクションものには必ずある「どうして、そうなるのか」の理屈がついてないのよね。
フィクションの“キャラクター”の場合、その個性を劇中で描き、ひとつの人格として昇華させて送り出す必要があり、その流れでそのキャラが「どうしてそう考えるのか」や、「どうしてそういうことをするのか」が視聴者にもわかるようになり、キャラクターの存在感が出てくるわけです。ところが、「実話を元にした」キャラは「だって本当にそうだったんだもの」というひとことで終わらせることも可能になっちゃうのよね。
そういうこともあって、ただただ時系列順に物事が起こっていくだけで、そこにあったはずのキャラクターの想い(魂)を深く感じることがうまくできなかった。何か、画面をそのまま受け取ると、全体的に薄っぺらい。画面からは見えづらい、奥にたぎる熱き想いを感じ取らないと、本作は「頑張ってたら渋谷公会堂で歌えたよ」ってだけの映画になってしまう感じ。身の上以外はこれといって苦労しまくった感のある(物語的に)苦労は見えてこないし、どちらかといえばトントン拍子に見える。
でも、その魂が劇中でまったく描かれないかというとそうではなく、「演技」では描かれていないけど、劇中歌の「歌詞」として、これでもかと描かれている。川嶋あい氏のことを全く知らないただアニメ映画だから見に行っただけの私が、上のようなことを書くのはその「歌詞」が原因。「心の中ではそんなことを思っていたのに、そんな表層の話だけしてたのかい」という、ね。
アイを掘り下げるのであれば、作詞や作曲に想いを込めるシーンを入れる方がわかりやすいし、社長さんを掘り下げるのであれば、アイの歌を気に入ってしまうことのバックボーンをもっと描かないと、その「何となく」というだけの説明では、同じく「何となく」川嶋あいを好きな人にしか伝わりませんよ。
…意外と書くことあるなぁ。もう少し書きます。
そもそも、本作は誰を対象に作られた映画なんだろう? という疑問はあります。川嶋あいファン系の扱いは知る由もないけど、アニメ感想系的にはおおむねスルーというのが流れみたい。(まぁ自分もスルーしようと思った内の一人) まぁデザイン的にもスタッフ的にもストーリー的にもスルーする気持ちはよくわかる。あまりのスルーされっぷりに、見る前は実は宗教映画なのかなぁとまで思っていたぐらいだし。
まぁ宣伝効果やキャッチーな要素がさほどないことでの、観客動員がいまいち伸びない(推論)ことは置いといて、どんな人に見て欲しい映画なのだろうか、という方で。
本作は川嶋あい氏の自伝を元にしていて、
・地方から夢を持って東京に出てきて
・予定してた通りにはうまくいかなくて、路上ライブから再スタートし
・信頼できる仲間ができて
・仲間と協力して一歩ずつ夢に向かって進んで
・母さんと死別して
・不幸な(そういう境遇を全部ひっくるめて「不幸」って言ってしまうのには抵抗があるけど)身の上で
というアイの様々な問題を乗り越えていくストーリーでもあり、
・上京して頑張っている人
・挫折して後ろ向きになっている人
・仲間と夢を目指している人
・誰か大切な人と永遠の別れを経験した人
・環境的に不幸(とされる部類に)属する人
という人たちに対しては、それなりに強くメッセージがある(と思う)。
ところが、自分は これが何一つ当てはまらない。 これに即物的に共感したり、哀れんだりしたところで、実体験を全く伴わない身では、それこそ 薄っぺらい 感情だと思えてしまう。特に 上京―東京に対する思い入れや、郊外に田舎がある状態― という経験がないと、こういう作品ではいつも疎外感を覚える。NANAとかね。
生まれてきた意味や自分の人生でやるべきことをちゃんと考えているのは偉いと思うけど、ポーッと生きている身からすると、そんなに肩肘を張らなくても生きることはできるよ? とか言いたくなる。世界が違う、というか世界の見え方が違っている、そんな気さえしました。途中で流れた卒業ソングなんかも、理解はできるけど、自分はそれほど学校に思い入れがなかったし、終わるのも始まるのもただ受け入れるだけな生き方だったもんで、毎度そんなに深く感情を揺さぶっていたら大変そうだなぁとか思ってしまったぐらいだ。
自分と全く交わらない世界の彼女の話でしたが、「アニメ」というフィールドに来てくれたおかげで、少しは交差できたかな、と。川嶋あい本人を知らないので言うことでもないけど、キャスティングはよかったと思います。
以上。
せっかくなんでバナー貼っておきます。
他のアニメ。
油断してPMPで見てたら青い花が最終回だった…。9月序盤に終わるのはバトルスピリッツだけかと思っていたよ。青い花は、あーちゃんが初恋の人だったからってどうなのよ? という方が先かなー。初恋はどうあれ今の恋はどこにあるのみたいな。あーちゃんへの恋心を自覚したという話であるのなら、むしろこれからのアプローチが本番だしなぁ。これまでのはサンダーからは(サンダー言うな)迫ってないだろうし。
ヒカルの碁セレクションが終わってしまって、川上とも子分が補充できなくなってしまった…。
ドラえもん誕生日スペシャルに意外と感動した。やはり「心が」救われる話には弱いんだなぁ。
あと…思い出さないので終わり。見てるのに感想も何も書かないのは楽だけど少し損してる気はするかも。書けるもんなら全話感想書きたいなぁ。書くことまではできたとしても、媒体がFC2ブログじゃ難しいけど。アクセスしやすさを考えたら1エントリーで1作品感想だもんなぁ、1日で30エントリーとかないでしょ。アニメ多量見短文感想に特化したブログサービスでもあれば…。書く側では 見てる作品登録>今日見たアニメをチェックボックスでチェック>表組で1ページで全部の感想入力>別エントリーで一気に出力 見る側では タイトル別、曜日別、週別、月別、年代別(放送日と登録日は別にありどちらでも検索可能)の表示、んで、タイトルフィルタリング機能つき(見てない作品の感想は表示させない)、地域ネタバレ禁止フィルタつき(タイトルごとに「何日遅れ」を設定しておくと、その日まで感想エントリーが表示されない) …なんてサービスを妄想。
しかし映画感想しか書いてないと(本当にそれが原因?)、このブログ人気ないよね。つまんないのかなぁ?

写真は何かくれた入場者特典。まぁ一番の特典はDSの通信でもらえるアルセウス様だと思いますが、相変わらずポケモンゲームは持ってないのでなー。そういやサマーウォーズを見にいったとき、トイレからDSを持ったお子さま軍団がどかっと出てきましたが、アレは漏れてるアルセウスデータを映画館に入らずにゲットする作戦だったのか…。もう、見なさい! というか、誰か1人が見れば、その人にDS渡しておくだけでいいじゃんか…。
ということで、これまで何かよくわかんなかった、神々の戦い3部作が完結しました。うわー、何というどーでもいい理由~。てか神をもあざむくドータクンのさいみんじゅつすごすぎ。そもそもシーナがギシンと超克すりゃよかったんじゃないかというツッコミはダメですか?
結論を見てしまうと、これまでの神々の戦いは、つまり勘違いなので、意志のない戦いに物語があるワケもなく、何かよくわからない話になるのは当然だったんだなーというのが正直なところ。映画3回に分けて、それぞれ違う神々のポケモンを配信しなければならなかったというのが、映画が1本にならなかった最大の理由なんじゃないだろうか。3体の神々ポケモンをドーンと一気に出していいのなら、これぐらいの話のなら1本の映画で終わりそうだよ。さすがに解説セリフばかりになってしまいそうだけども。
好意的に解釈すれば、これまでの神々ポケモンの戦いに立ち会うことで、彼らと親密な関係を作れていたことで、今回の解決に持っていくことができた…ということになるけど、今回の一番の功労者はディアルガ(青いやつね、時間をつかさどるポケモン)なので、サトシ一行的にはそれほど親睦を深めていたわけではないという…。まぁギラティナと一緒に超克されたときに、ギラティナの記憶でサトシにコロリと行ってしまったという解釈でも可。
しかし過去で歴史を変えて、タイムパラドックスを起こして解決するって、結構タブーな技だよなぁ。むしろあのままアルセウス助けずに埋めちゃって、めでたく未来への宿題もなく命の宝玉ゲットしたままにできましたちゃんちゃん…みたいなことだって起こりえたワケで…。
普通のパターンだと、過去へ飛んではみたものの、過去には関われなくて(ヴィジョンしか見えない)、または、関わろうとしても歴史の流れには逆らえずに、真実を知るのみで帰還、本物の命の宝玉をアルセウスに提出して怒りを静めてもらって完了…というもの、あとは、パラレルワールドが発生して過去で修正したことは現代には反映されてなくて、結局自力解決をしなければいけない…といったものが記憶にありますが、本作は過去で歴史を思いっきり変えて、そもそも怒る理由もないじゃんか…みたいな状態にしてしまってるので、それはさすがにどうなのかなーと思わなくもないですわ。
命の宝玉を返せー!>返しましたよ?、ほら持ってるじゃないですか>あ、うん、あんとき返してもらったよね? おいちゃんちょっと勘違いしたよ。>万事解決
ってえー えー ぇー (エコー
という素直に解決方法を受け入れられないドラ好きでした。こういうのってどうしてもジャイアンの父ちゃんが轢かれるのをタイムマシンで助ける話を思い出しちゃうんだよなー。(そもそもドラがのび太の歴史をひん曲げに来たという話は棚)
今回ギシンさんも悪いけど、ダモンさんも結構悪いわけで、命の宝玉を借りたのはダモンさん個人かも知れないけど、その力のことを周知の事実にしたのに(神殿建ててるしね)、命の宝玉の返還を自分ひとりの意志で決めてしまったのも問題だと思うよ。ちゃんと「もうこの国は命の宝玉がなくてもきっと大丈夫だ、だからそろそろ命の宝玉をアルセウスに返そうと思う、どうだろうか?」という決をちゃんと取っておく必要があったと思う。ギシンさんは知ってたし、たぶん返すこと自体はみんな知ってたと思うけど、あの様子だとたぶん、アルセウスと話してから「次の日食のときに命の宝玉を返すことにしたカラー」という事後承諾だよねぇ? そりゃ反発もあろうってもんさ。ダモンさんもアルセウスさんも人を信用しすぎなのかねぇ。確実に返す気なら、「返すことにした」なんてことじゃなくて「さっきアルセウスに返してきたカラー」ぐらいの策は練らないとな。
自分としては、いきなり返しちゃうとちょっと不安なので、「たぶん大丈夫だと思うので、いったんお返ししますが、やっぱりダメだったらすみませんがもう一度貸してもらえませんか?」とか言ってしまいそうな…。現状がどれだけ命の宝玉に頼ってるかわかんないもんなぁ。
とりあえず神仏に美輪明宏は安牌。やってることが大人げなくてもあの声で言われちゃなぁ。
ついでに超克のポーズが土遁(どとん)に見えて仕方ない罠。(この前のNARUTO疾風伝の弊害) きっと雷に弱いんだよ…。
追記(書き忘れ)
ヤッターマンで山ちゃんが出まくりなので、コンボに関しては問題なく。つかホッタラケにうえだゆうじ氏もいたので、どの順番でも声優リンク視聴は成功だったのか…。
過去ログ
・劇場版・ポケットモンスターダイヤモンド&パール プラチナ「ギラティナと氷空の花束シェイミ」
・劇場版・ポケットモンスターダイヤモンド&パール「ディアルガVSパルキアVSダークライ」
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あぁ日付変わってもうた…。
気にしてる人はいないと思いますが、入場者特典写真の背景は傘だったり…。何本かは骨が入っちゃうので、そこはレタッチ消しですが。こんだけ入場者特典撮影が続くと、撮影台が欲しくなるわ…。
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2本目は劇場版ヤッターマン。タツノコの映画なんて自分の映画館ライフの中では見た記憶がないかも。これより前のタツノコ映画って何だろう? 実写版ヤッターマンは除くとして。
映画の日だからなのか、入りとしてはそれなり。目算で30~40人ぐらいかな。平日にこれぐらい入っていれば大丈夫そう。
劇場版ヤッターマンで特に評価できると思うのは、絶妙なバランスかと。旧作ファン(お父さん世代)も懐かしく、新作ファンにも安心で、通常のTVシリーズのパターンもしつつ、映画的なボリュームや設定を組み込み、ヤッターメカを無理せず出動させる…というそれぞれ入っていた方がいいけど、全部入れるとグダグダになってしまいそうな要素を、無理を感じさせることなく入れているところがなんとも凄いと思いましたよ。あとTVシリーズに設定を残さずに終わるところも偉い。
つまり…、「ヤッターマンの劇場版を見ました、おもしろかったです。」という感想に…なっちゃうなぁ。「ヤッターマンの」「劇場版」というところにブレがないんだもの。劇場版のスケールでヤッターマンが見たいなぁ、と言ったときに思う通りの映画がある感じ。
ちょっと残念でしたのは8/22公開で9月鑑賞も多いはずなのに、夏休みネタが結構多いことかなー。オードリーは空気でした。ボンの出番も少なめなのも好感かな。アレは新しいヤッターマンの臭いがキツすぎるからね。
劇中で「ほぉ」と思ったのは、ヤッタードラゴン登場シーン。ドラゴンの特性が活かされていて、「あぁ、そうか」と。
テーマとかは…まぁ、いいか。普通の「親子」テーマでした。
とりあえずホッタラケ→ヤッターマン で沢城みゆきコンボ完成。
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そういや劇中でコレ出てたな。
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で、映画の内容の方は、まとめると冒頭5分で終わり…というか、映画タイトルですでに終了しているような気がしないでもなかったり。(冒頭で読んでいた)絵本の結末の先の話をしたところで、特に結論を変える様子ではなかったし、変わらずモノを大切にしましょう的な。付加された分としては、自分は別にホッタラケではないという話ぐらいかな。これもいってしまえば、ホッタラケの島に回収されていない=ホッタラケではない という持って行き方でまとめちゃえるけども…。
絵柄は3DCGなのであまり特筆できることがないけど(アニメオンリー暮らしでは3DCGの業界に疎いので)、ところどころは2D背景だったみたい。2Dテクスチャで2Dっぽいだけのところも多々あったので完全に2Dかどうかは見分けにくいけど…。たぶんホッタラケの島の方は全部3Dだったと思う。んで、人間キャラの3Dモデリングは多少なりとも気持ち悪くなるので、劇中で仮面をかぶせることで、顔が出てるシーンを減らしたのは好印象。…というか、女子高生は顔や胸じゃなくて、スカートと太ももなんだよ!!という制作サイドの意志を感じるような…。セーラー服だとたまに見えちゃう脇腹がポイントかもしれないけど、チェックのスカートではやはりハイソと太ももか…。ちなみにぱんつは何度か見えます。
声の方はかたわらに常に沢城みゆきがいるおかげか、あまり気にならなかった。
本作の問題は3Dの質とか、宣伝の少なさとかそういうことではなく、例によってあんまり内容がないことに尽きると思う。おおまかにまとめると「ヒトがほったらかしたモノを回収していく世界があるとして、そこに母さんの形見を探しに行って探してきて帰ってくる」という内容しかない。肉付け部分は「ヒトがほったらかしたモノを回収していく世界があるとして」とした時点で、どんな話かはだいたい想像できてしまうし、そういう話しか基本的にはなかった感じ。想像だけでは補完しにくいのは、「回収していく理由」ぐらいかな。それも結局、「ヒトと違ってゼロから生み出すことができないから」という、そんなに目新しくはない設定のようで。
しかもこの設定がちょっと考えると問題で、劇中の絵本に描かれていた、「物を大切にしないと、狐に大切だけど放っておいたものが盗られちゃうよ」という教訓がボケてしまうと思うのよね。言ってみれば「人がもう不要として使っていないものを有効利用してくれる世界がある」っていう、とってもリデュース・リユース・リサイクルな精神の世界なのよね。むしろそんな世界があるなら便利に使いたいわぐらいの勢いで。今回の持っていかれた手鏡なんてのは特殊な例で、「自分からは意識しては捨てがたいけど、なくなってしまったのなら仕方ない」のような物の方が多いような気がしますよ。
さらに邪推すると、このホッタラケの島を、日本の不要品を買って、別の国で売るみたいなパターンに当てはめることもできて(中古車とか自転車とかテレビとか古着とか…その国ではそれを作る技術がない場合だと特に)、うまいこと回っていって便利…だけど、ある意味押しつけてる国には申し訳ない みたいな社会風刺まであるのかしら? なんて思うと、もう「物を大切にしないと、狐に大切だけど放っておいたものが盗られちゃうよ」なんて話がボケまくってしまうのですよ。
…まぁ、そういう風刺なら、最終的にはホッタラケの島でも生産能力がうまれて、もうホッタラケを人間界から回収しないよ? ホッタラケは自国で処理してね? みたいなオチの方が風刺が利いてる。
だいぶネガティブったけど、1000円で見るぐらいならちょうどいいかも。内容がないってことは、まぁ「王道」とも言えなくないわけで。尖ってないけど、普通の話ですよ。素直に見ればそれなりに楽しめます。もしくは女子高生鑑賞でも可(ぇー。
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どうやらGONZOが日本のピクサーじゃなくて、フジが日本のピクサーを作ろうとしてるらしいという話を目にした。でもまぁ、ブレイブストーリーんときは「日本のピクサー・GONZO」って言ってた(宣伝番組で)からいいんだ…。
さて、あと2本。映画の日だと3本見ても3000円というありがたさ…。
![]() | ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~ 【Blu-ray】スタンダード・エディション (2010/02/26) 綾瀬はるか沢城みゆき 商品詳細を見る |
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