
土曜の昼過ぎの回だったのもあってか、見た感じ満席でした。もうちょっと上映館あってもいいのにねぇ。
内容としては総集編映画だし、TVシリーズが終わってから何年も経っているわけでもないので、大きく予想外なこともなく、TVシリーズがもともとSD画質だったので、劇場用にHD制作にするということもなく、新作カットも含めてアプコンな感じでした。
興味としては、2部構成ということで、TVシリーズがおおむね3部構成(カミナ編・ニア編・未来編)だったことから、どの辺で今回の劇場版のラストになるのかのところで、予想としては螺旋王を倒すぐらいまでやって、螺巌篇は数年後からスタートになるのかと思ってました。
そもそも、螺旋王を倒すまでが、「目の前の壁を打ち破れ」で、数年後の話が「未来を自分で切り開け」な感じだと思っていたので、2部で分けるならそこが分け目だろうと。
ところが、紅蓮篇では四天王討伐まででした。確かに、ダイガンザン略奪、四天王撃破、螺旋王討伐の3連で大バトルをやっちゃうと、それだけでおなかいっぱいになっちゃうかもかも知れないなぁとは思いましたが、ここは一気に突き抜けてほしかったとは思う。カミナのアニキも螺旋王んとこまでは引きずるし、数年後になるとちょっと毛色が変わっちゃうしね。
そろそろ内容の話に。
VS四天王-1が1バトルにまとまっちゃったので、たぶんまるまる劇場版用の新作カットだったと思われますが、某劇場版のようにキャラデザや線の細さが変わっちゃって新作カットに違和感があるとかそういうことはなく、早めの総集編映画化でよかったと思います。
総集編にありがちなつぎはぎ感は完全には払えておらず、やっぱり駆け足してる感はそれなりにありました。友情・愛情・信頼・恋心あたりの時間を要する感情まわりが、劇場版だけではちょっと厳しいかなーというのが正直なところ。まぁTVシリーズを見ていれば、脳内補完しながら十分耐えられるレベルだとは思いますが。意図的にTVシリーズのサブタイトルになっていたセリフをなるたけ入れてあるようで、そのサブタイトルセリフを聞くタイミングでTV版の記憶がフラッシュバックする感じもありました。
でも、そこそこ丁寧にシーンが入れられていたヴィラルとカミナの因縁シーンがあまり印象深くなかった。ヴィラルのカミナへのこだわりに共感できるまでは引っ張られなかった気。エリートの誇りと、ある意味でカミナを認めてしまう心と、カミナに関わることで獣人側の立場が悪くなっていく憤りとかが複雑に入り組んで「こだわり」という形になっていく…という流れがねー、いまいち追い切れない作りだった気。設定は脳内補完できても、感情はなかなか脳内補完は難しいもんです。
やはり3部構成にした方が、映画作品としてはまとまった気がするねぇ…。
尺の都合で四天王のみなさんがひとまとめに(最初の人は先にやられたけど)なったのは仕方ないというか、あの辺結構ダラダラしてたんで英断だったと思いますが、グレンラガン以外が合体するのは正直納得いかないところ。グレンラガン以外のやつはそれがたとえ物理的なものであったとしても、そういう発想が他から出てくること自体が予想外というか、世界観としてちょっと違うんじゃないかと。グレンラガンのマネしてみたけどダメだったとかそういう話ならいいんだけども。
そういう意味ではラガンを使って全部くっつけるとかいう展開ならアリだと思う。まぁ敵が合体しないのならそれをする意味もないけど。
そんなことするんならむしろ新技で4体を連続粉砕とかの方が見てみたかったかなぁ。
だいぶマイナスなことを書いた気もしますが、満足度は意外と高いです。「劇場の大画面と大音響でグレンラガンを見る」という行為ができるだけで十分価値があるかと。
スタンプカードはもらったけど、紅蓮篇を2度見る予定は今のところ、ない…。フラッと寄れる場所にあるとかならまだしも…。「総集編」というだけで、内容的には既に2度目だもんなぁ。
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他のアニメはそれなりに。さっき見たギアスはもう1話ぐらい欲しかった気。あとはお稲荷様とSAと乃木坂としずくちゃんとMission-Eと恋姫†無双とセキレイと西洋骨董洋菓子店ぐらいは最終回見た。あとはちょっと溜まってる。見たやつはちゃんと終わってないようなのが多いな。Mission-EはCODE-Eの完結編かと思いきやまた序章みたいな話で終わっちゃったし、どこに着地したいんだろうかと…。西洋骨董洋菓子店は思いの外きれいに終わっていた印象。記憶を取り戻してニアミスして終了というのは一番平和なエンドじゃないだろうか。あやまるあやまらない追いつめる追いつめないじゃなくて、お互いに自己整理ができればいいような時間が経っていたようだし。終わってない部分は他のキャラの掘り下げだろうからそれはまた別の話ってことでこの段階で終わるのは正解かと。恋愛†無双はじわじわと楽しくなった。そこで劉備男かよーと思ったらオチがアレでよかった。地味に続編希望したい。セキレイは続く気満々だから放置。乃木坂は終わったようでもあるけど、何もブレがないというか、ドラマがないというか、「好き」がブレなさすぎるのが何かキモチワルイかも。あったアップダウンは相手の気持ちが見えなくて不安になるのと、まわりの状況だけだもんな。本人の相手に対する「好き」に関してはブレることがない。まぁ能登お嬢様を堪能する以外は求めるものでもないのかな…。
以下略。
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スカイ・クロラで眠くなるのはそんなに間違った反応ではないらしい。言われてみれば押井守作品ってパトレイバー以外見てないなぁ。つか別に判で押したような日々を送っているとは全然思ってないので、死んでも同じとか、変わらない日々への恐怖とかは理解したとしても共感はないかも。
変化のない日々にうんざりしているのなら、とりあえず爪を伸ばすことをおすすめするよ。ドラマチックガスほどではないけど、日常の何でもないことがひとひねり考えないとできなくなるおもしろさ。どれだけ伸びているかによっても違うし、折れてなくなったときに久々に感じる指先の感覚とか、折れないように気を付ける暮らし方とか、普通の暮らしに簡単にひと味プラスできる方法だと思います。券売機がタッチパネル式になったとき、ボタンが爪先に反応しなくて押せなかったこととか思い出すよ…(遠い目)。
話が二段構えにそれたけど、上映期間が長めなところでもだいたい今日までなNARUTO疾風伝の第2弾映画を見てきました。先日は新百合ヶ丘>川崎 コースでしたが、今日は新宿で鑑賞。「遙かなる時空の中で~舞一夜~」を見た劇場かなぁ? と思っていたのですが、違うところでした。あぶない。
ポニョはしごはしないでNARUTOだけ見てきた。ポニョはこの勢いだと年末まで大丈夫なんじゃないかしら。立地がらか一緒に見た他の数名のお客さんの内、子連れはひと組だけ、あとは青年やら外国の方やら女性の方やら。平日の昼間のこういう雰囲気が好き。
内容の方はこれまでのNARUTO映画を全部見ている身として、さほど期待もせずに見に行ったことをふまえて、思ったより面白かったです。
ちょっと(尺の関係で)説明不足と感じるところや、長いこと復習の機会を待っていた空忍の皆さんを思いっきりただ返り討ちにしちゃうとことか、ぶっちゃけ空中要塞も虫の人でいいんじゃね?とかあるけど、見終わってみると、意外と満足している自分がいた。ED後にオロチがサスケに言った言葉のようにね。
そうはいってもいまいち盛り上がりに欠けたと思ったのも事実なワケで、その辺をちょっと考えてみると
1. 絶望を与える存在がくまいもとこである必然性が欲しかった
2. 陰謀が世界を巻き込むレベルであるかのような見せ方があってほしかった
3. ボスまでの道があっさりすぎた
4. ナルトがド根性論だけで動きすぎた
5. ヒナタが約いらない子
6. 敵の技やサスケの技の意味・尾獣の説明員不足、忍者技についての予備知識がかなり必要な感じ
7. せっかくなのでもう少しラブコメを。
まぁ総じて「尺不足」が主な原因というところかね。敵さんの豹変がかなり唐突になってしまっていたので、いくらか伏線っぽいシーンを入れつつ、多少のミステリー構成に持っていくことも可能だったよなー、と思わなくもない。空忍のみなさんが実験の副作用で滅ぶとか、養分にされるとかで、木の葉の面々が直接手を下した形にしないで納めるという方法だってあったと思うし。
とりあえず くまい×竹内 の組み合わせに反応できる人ならOKじゃないかという結論はどう? どっちが女子でも男子でもおかしくないというのがおいしいよこれ…。
で、明日はグレンラガンの公開日、と…。まぁ例によってしばらく放置。上映前の予告を見る限りでも、冬映画もだいぶ多そうやねぇ…。プリキュア、BLEACH、たまごっち、MAJOR、鬼太郎…エヴァその2も冬? あと短編の飛び出す3Dポケモン映画があるみたいね。
プリキュアは多人数でのミラクルライト状態を見るために、お子さまたっぷりタイムに突撃するべきか、それともいつものようにオフタイムを狙うのかが考えどころです…。大きなお友だち用の上映回もやってほしいですッ!
今回のたまごっちは人間キャラ出ないのかねぇ…?
BLEACHはルキア救出編の焼き直しまとめ映画かな? こうなると次回NARUTO映画もそういう形式にしてくる可能性が。スタジオカラー(EVA)、東映アニメーション(ONE PIECE)の流れに乗っていけるのかな。TVフィルムの再利用な某ガンダムシリーズとかの流れではあってほしくないなぁ。全編描き直し&軽く新解釈&1本の映画できっちり終わる という作りがいいです。エピソードオブチョッパー+はいい映画ですよ、ホント。
EDブチ切りとか、次回作の宣伝はさみとか、そもそも放送されないとかが多くなってきたので、意外と欲しいですな、コレ。ワンピ映画ってあんまりTV放送しないんだよな。
変化のない日々にうんざりしているのなら、とりあえず爪を伸ばすことをおすすめするよ。ドラマチックガスほどではないけど、日常の何でもないことがひとひねり考えないとできなくなるおもしろさ。どれだけ伸びているかによっても違うし、折れてなくなったときに久々に感じる指先の感覚とか、折れないように気を付ける暮らし方とか、普通の暮らしに簡単にひと味プラスできる方法だと思います。券売機がタッチパネル式になったとき、ボタンが爪先に反応しなくて押せなかったこととか思い出すよ…(遠い目)。
話が二段構えにそれたけど、上映期間が長めなところでもだいたい今日までなNARUTO疾風伝の第2弾映画を見てきました。先日は新百合ヶ丘>川崎 コースでしたが、今日は新宿で鑑賞。「遙かなる時空の中で~舞一夜~」を見た劇場かなぁ? と思っていたのですが、違うところでした。あぶない。
ポニョはしごはしないでNARUTOだけ見てきた。ポニョはこの勢いだと年末まで大丈夫なんじゃないかしら。立地がらか一緒に見た他の数名のお客さんの内、子連れはひと組だけ、あとは青年やら外国の方やら女性の方やら。平日の昼間のこういう雰囲気が好き。
内容の方はこれまでのNARUTO映画を全部見ている身として、さほど期待もせずに見に行ったことをふまえて、思ったより面白かったです。
ちょっと(尺の関係で)説明不足と感じるところや、長いこと復習の機会を待っていた空忍の皆さんを思いっきりただ返り討ちにしちゃうとことか、ぶっちゃけ空中要塞も虫の人でいいんじゃね?とかあるけど、見終わってみると、意外と満足している自分がいた。ED後にオロチがサスケに言った言葉のようにね。
そうはいってもいまいち盛り上がりに欠けたと思ったのも事実なワケで、その辺をちょっと考えてみると
1. 絶望を与える存在がくまいもとこである必然性が欲しかった
2. 陰謀が世界を巻き込むレベルであるかのような見せ方があってほしかった
3. ボスまでの道があっさりすぎた
4. ナルトがド根性論だけで動きすぎた
5. ヒナタが約いらない子
6. 敵の技やサスケの技の意味・尾獣の説明員不足、忍者技についての予備知識がかなり必要な感じ
7. せっかくなのでもう少しラブコメを。
まぁ総じて「尺不足」が主な原因というところかね。敵さんの豹変がかなり唐突になってしまっていたので、いくらか伏線っぽいシーンを入れつつ、多少のミステリー構成に持っていくことも可能だったよなー、と思わなくもない。空忍のみなさんが実験の副作用で滅ぶとか、養分にされるとかで、木の葉の面々が直接手を下した形にしないで納めるという方法だってあったと思うし。
とりあえず くまい×竹内 の組み合わせに反応できる人ならOKじゃないかという結論はどう? どっちが女子でも男子でもおかしくないというのがおいしいよこれ…。
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で、明日はグレンラガンの公開日、と…。まぁ例によってしばらく放置。上映前の予告を見る限りでも、冬映画もだいぶ多そうやねぇ…。プリキュア、BLEACH、たまごっち、MAJOR、鬼太郎…エヴァその2も冬? あと短編の飛び出す3Dポケモン映画があるみたいね。
プリキュアは多人数でのミラクルライト状態を見るために、お子さまたっぷりタイムに突撃するべきか、それともいつものようにオフタイムを狙うのかが考えどころです…。大きなお友だち用の上映回もやってほしいですッ!
今回のたまごっちは人間キャラ出ないのかねぇ…?
BLEACHはルキア救出編の焼き直しまとめ映画かな? こうなると次回NARUTO映画もそういう形式にしてくる可能性が。スタジオカラー(EVA)、東映アニメーション(ONE PIECE)の流れに乗っていけるのかな。TVフィルムの再利用な某ガンダムシリーズとかの流れではあってほしくないなぁ。全編描き直し&軽く新解釈&1本の映画できっちり終わる という作りがいいです。エピソードオブチョッパー+はいい映画ですよ、ホント。
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EDブチ切りとか、次回作の宣伝はさみとか、そもそも放送されないとかが多くなってきたので、意外と欲しいですな、コレ。ワンピ映画ってあんまりTV放送しないんだよな。
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自分としては…普通に眠かった。
というか何回か寝オチしてた気がします。あまりに動きのないシーンとか多くて。あと爆音が連続であると眠くなるタチだったことを思い出した。文化祭の特に上手くもないライブとかよく寝てたもんな…。
当然ながら原作未読、知識ゼロ。予告で「大人にならない」とか言ってたから、何世紀にも渡って名前を変えつつ時には味方になったり敵になったりして戦いの中にいるような話かと思ってました。
どうやら違うみたいでしたが。
要するに、普通の人が戦争をしなくてもよくなった時代に、戦争をするだけの存在として大人にならない子どもたちを使って延々と戦争をさせておく世界の話なんですね。まとめると、「閉じられた世界で戦争というゲームをさせられている人外」、と。
そこにその世界の調整役である「ティーチャー」という「人」がいて、人外(キルドレ)のパワーが突出しないようにとか、戦争をしている会社同士のバランスが崩れないようにとか行動している風?
という話を説明するのに1時間ぐらい使っていた気。図書館戦争ならアバンの5分ぐらいでやっちゃいそうな。
で、(映画のオリジナル展開だそうですが)ラストはひぐらしとかゼーガペインとかそういう系の流れに。
やっぱり飛行機の戦闘シーンとかにすごく興味があったりしないとダメだな…と思った次第。戦闘シーンのカメラワークとかリアルな音響とか、そういうところが見どころであることは理解できるんですが、如何せん殺し合いをする行為にはそれがどんな方法であっても、楽しみを見いだせなくてなー。
ひとことでいうと「自分には向かない」に尽きる感じ?
そんなワケなので、むしろ日常シーンを中心に見ていたつもりなわけですが、平坦なしゃべりと、あんまりかからないBGMと、あまり動かない絵と、あまり進まない話に、…つい眠気が。
ひぐらし展開が見えたときに、水素が田村ゆかり化して、リバイバルしてくる人狼(って書く方がいいの?)たちをうまく使って、この閉ざされた世界をこじ開けるという展開になるのか!? と、思いましたが、その段階で2時間経過のタイムアップでした。やって戦争を「ゲーム」と称していることからもいくらか似ているタイプだとは思うのですけどね。
そういう意味ではこの「2段階目の話」(人狼を1段階目として)としては、いまいちインパクトに欠け、世界がどうなっているかを説明しただけで終わってしまっている印象。おはぎに針が入ってるぐらいのインパクトがほしかったよ…。この映画だけだとまだ「気づき」まで(にも至らない程度)しかやっていなくて、気づいたあとにどういう行動を取ればいいのかも特に見えていない。
一見無限ループに入ったかのように見えるけれども、水素が生き続けることで、完全なるループにはならなくなったのだから、無限ループオチにはなっておらず、TO BE CONTINUEDに見えちゃうんだよね…。続くのなら、これは序章に過ぎないし、序章としても世界説明+1ループなので、1映画としてまとまるための部品が足りていたのかといわれると、正直疑問が残る。
つーかそもそも、「戦争が存在しないと平和でいられない」という考え方には賛同しかねるのだ。最終的には否定されるのかも知れないけど、この世界ではその考えが大多数ってことでしょ?
やっぱり、向かないんだな、コレ。
というか何回か寝オチしてた気がします。あまりに動きのないシーンとか多くて。あと爆音が連続であると眠くなるタチだったことを思い出した。文化祭の特に上手くもないライブとかよく寝てたもんな…。
当然ながら原作未読、知識ゼロ。予告で「大人にならない」とか言ってたから、何世紀にも渡って名前を変えつつ時には味方になったり敵になったりして戦いの中にいるような話かと思ってました。
どうやら違うみたいでしたが。
要するに、普通の人が戦争をしなくてもよくなった時代に、戦争をするだけの存在として大人にならない子どもたちを使って延々と戦争をさせておく世界の話なんですね。まとめると、「閉じられた世界で戦争というゲームをさせられている人外」、と。
そこにその世界の調整役である「ティーチャー」という「人」がいて、人外(キルドレ)のパワーが突出しないようにとか、戦争をしている会社同士のバランスが崩れないようにとか行動している風?
という話を説明するのに1時間ぐらい使っていた気。図書館戦争ならアバンの5分ぐらいでやっちゃいそうな。
で、(映画のオリジナル展開だそうですが)ラストはひぐらしとかゼーガペインとかそういう系の流れに。
やっぱり飛行機の戦闘シーンとかにすごく興味があったりしないとダメだな…と思った次第。戦闘シーンのカメラワークとかリアルな音響とか、そういうところが見どころであることは理解できるんですが、如何せん殺し合いをする行為にはそれがどんな方法であっても、楽しみを見いだせなくてなー。
ひとことでいうと「自分には向かない」に尽きる感じ?
そんなワケなので、むしろ日常シーンを中心に見ていたつもりなわけですが、平坦なしゃべりと、あんまりかからないBGMと、あまり動かない絵と、あまり進まない話に、…つい眠気が。
ひぐらし展開が見えたときに、水素が田村ゆかり化して、リバイバルしてくる人狼(って書く方がいいの?)たちをうまく使って、この閉ざされた世界をこじ開けるという展開になるのか!? と、思いましたが、その段階で2時間経過のタイムアップでした。やって戦争を「ゲーム」と称していることからもいくらか似ているタイプだとは思うのですけどね。
そういう意味ではこの「2段階目の話」(人狼を1段階目として)としては、いまいちインパクトに欠け、世界がどうなっているかを説明しただけで終わってしまっている印象。おはぎに針が入ってるぐらいのインパクトがほしかったよ…。この映画だけだとまだ「気づき」まで(にも至らない程度)しかやっていなくて、気づいたあとにどういう行動を取ればいいのかも特に見えていない。
一見無限ループに入ったかのように見えるけれども、水素が生き続けることで、完全なるループにはならなくなったのだから、無限ループオチにはなっておらず、TO BE CONTINUEDに見えちゃうんだよね…。続くのなら、これは序章に過ぎないし、序章としても世界説明+1ループなので、1映画としてまとまるための部品が足りていたのかといわれると、正直疑問が残る。
つーかそもそも、「戦争が存在しないと平和でいられない」という考え方には賛同しかねるのだ。最終的には否定されるのかも知れないけど、この世界ではその考えが大多数ってことでしょ?
やっぱり、向かないんだな、コレ。
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学生さんの夏休みが終わったので、ポケモン>NARUTO>スカイ・クロラのはしごをしようと思ったらNARUTOの13:30~のやつが先週で終わってた。記憶的には確かに今日の日付のを確認した気がしていたのだが、ブラウザのキャッシュ&履歴は嘘をつかないようで、見てた記録はなかった…。
ポケモンとポニョは別に急がなくてももう少し終わらないのに。わかっていたらNARUTO>クロラだけのはしごにしといたのになぁ。NARUTOは金曜までに見ないと…。
まぁそれはいいとしてポケモン2008。とりあえずタイトル長すぎ。こっそり「プラチナ」ついてるし。
シェイミさんはスカイフォルムにならなくてもムカつく感じの性格のまんまだったので、デザイン的に失敗していたわけではなかったんですな。新井里美っぽいけど何か違う…と思ったら山崎バニラでした。言われてみれば確かに。
あとはとりたてて書くこともないぐらいに内容が残らない映画でした。一緒に見ていたお客さんはあんまりいなかったけど、笑うところも泣くところもなく、燃えるところは微妙で、萌えるところはサトシ? あとはメガネジョーイさんがなかなか。
反転世界の秘密 … どーでもいい
ギラティナとディアルガの戦い … 先送り
ギラティナとの戦闘 … ギラティナは本気じゃない
ギラティナの想い … いまいち不鮮明
ギラティナのピンチ … 反転世界の重要性とギラティナに対する思い入れが薄いので意外とどーでもいい
シェイミの旅立ち … マナフィやジラーチといった伝説ポケモン違い、ただのレアポケモンなので意外とどーでもいい
山ちゃんと中村獅童の因縁 … 反転世界の意義がわかりにくいので、いまいち気持ちが届かず
ということで、いくらサトシたちががんばっていても、中村獅童が野望を遂げようとしていても、いまいち気持ちが乗らなくて、大変そうだけど自分の気持ちは盛り上がっていかない、そんな印象でした。
テーマや、この映画で伝えたかったこともこれといって大きくは見えず、誰かが好き勝手やることで、他の誰かや世界が迷惑することもあるんだよ…的な? そうはいっても一番好き勝手やってた輩はまだ野放しだし、反面教師としての中村獅童はただのヘタレなだけで、あまり教育的メッセージは感じられなかった。
つことで総じてみると「とりたてて書くこともないぐらいに内容が残らない」ということになるんですが…。
しかしあの協賛会社の数見てると、金は多量にあっても、作品は全然自由には作れない印象が強いね…。金だけ出して口を出さなかったところがどれだけあるのか…。
せめて笑えるところがほしかったと思います まる。ポッチャマだけではなぁ。
ポケモンとポニョは別に急がなくてももう少し終わらないのに。わかっていたらNARUTO>クロラだけのはしごにしといたのになぁ。NARUTOは金曜までに見ないと…。
まぁそれはいいとしてポケモン2008。とりあえずタイトル長すぎ。こっそり「プラチナ」ついてるし。
シェイミさんはスカイフォルムにならなくてもムカつく感じの性格のまんまだったので、デザイン的に失敗していたわけではなかったんですな。新井里美っぽいけど何か違う…と思ったら山崎バニラでした。言われてみれば確かに。
あとはとりたてて書くこともないぐらいに内容が残らない映画でした。一緒に見ていたお客さんはあんまりいなかったけど、笑うところも泣くところもなく、燃えるところは微妙で、萌えるところはサトシ? あとはメガネジョーイさんがなかなか。
反転世界の秘密 … どーでもいい
ギラティナとディアルガの戦い … 先送り
ギラティナとの戦闘 … ギラティナは本気じゃない
ギラティナの想い … いまいち不鮮明
ギラティナのピンチ … 反転世界の重要性とギラティナに対する思い入れが薄いので意外とどーでもいい
シェイミの旅立ち … マナフィやジラーチといった伝説ポケモン違い、ただのレアポケモンなので意外とどーでもいい
山ちゃんと中村獅童の因縁 … 反転世界の意義がわかりにくいので、いまいち気持ちが届かず
ということで、いくらサトシたちががんばっていても、中村獅童が野望を遂げようとしていても、いまいち気持ちが乗らなくて、大変そうだけど自分の気持ちは盛り上がっていかない、そんな印象でした。
テーマや、この映画で伝えたかったこともこれといって大きくは見えず、誰かが好き勝手やることで、他の誰かや世界が迷惑することもあるんだよ…的な? そうはいっても一番好き勝手やってた輩はまだ野放しだし、反面教師としての中村獅童はただのヘタレなだけで、あまり教育的メッセージは感じられなかった。
つことで総じてみると「とりたてて書くこともないぐらいに内容が残らない」ということになるんですが…。
しかしあの協賛会社の数見てると、金は多量にあっても、作品は全然自由には作れない印象が強いね…。金だけ出して口を出さなかったところがどれだけあるのか…。
せめて笑えるところがほしかったと思います まる。ポッチャマだけではなぁ。
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