更新しなきゃという気持ちもなかったけど、去年は1度も更新しなかったなぁ。
2012年分は2012年中に上げたけど、2013年分は年明けしてからになっちゃったけど去年見た映画一覧

01/11 青の祓魔師 劇場版
01/11 映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!
01/12 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
01/18 劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影
01/24 宇宙戦艦ヤマト2199 第四章「銀河辺境の攻防」
02/08 シアータセレクション あらしのよるに きずな編
02/08 ベルセルク 黄金時代篇III 降臨
03/01 スタードライバー THE MOVIE
03/01 劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟
03/09,03/30 映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
03/30 映画 プリキュアオールスターズ NewStage2 こころのともだち
04/05 劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME
04/05 DRAGON BALL Z 神と神
04/18 宇宙戦艦ヤマト2199 第五章「望郷の銀河間空間」
04/19 シュガー・ラッシュ(洋画)
04/19 AURA 魔竜院光牙最後の闘い
05/01 名探偵コナン 絶海の探偵
05/17 聖☆おにいさん
05/17 劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ
06/07 言の葉の庭&だれかのまなざし
06/13 ハル
06/20 宇宙戦艦ヤマト2199 第六章「到達!大マゼラン」
06/28 攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain
07/12 劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ
07/19 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒
08/23 劇場版トリコ 美食神の超食宝
09/05 宇宙戦艦ヤマト2199 第七章「そして艦は行く」
09/06 劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞
09/13 ダンボーがいっぱい&よつばとダンボー展
09/20 コードギアス 亡国のアキト 第2章「引き裂かれし翼竜」
09/20 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
09/20 鷹の爪GO 美しきエリエール消臭プラス
09/27 小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!
10/01 タイピスト!(実写)
10/01 スーサイド・ショップ(洋画)
10/01 SHORT PEACE
10/04 風立ちぬ
10/28 映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス
10/29 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語
11/13 寫眞館
11/13 陽なたのアオシグレ
11/13 サカサマのパテマ
11/26 かぐや姫の物語
12/02 PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth
12/02 BAYONETTA Bloody Fate
12/05 攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers
12/10 十五少年漂流記 海賊島DE!大冒険
12/10 ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE
12/20 映画かいけつゾロリ まもるぜ!きょうりゅうのたまご
49本。去年と同じだった。
今年はヤマト2199がないのでこんなに増えないかも。
あ、各映画の感想は、cocoでおおむね読めます。
あらしのよるにだけはcoco登録がないのでTwilogあたりで。
並べてみても、去年飛び抜けてよかった映画はいまいち選べない感。
2012年分は2012年中に上げたけど、2013年分は年明けしてからになっちゃったけど去年見た映画一覧

01/11 青の祓魔師 劇場版
01/11 映画かいけつゾロリ だ・だ・だ・だいぼうけん!
01/12 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
01/18 劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影
01/24 宇宙戦艦ヤマト2199 第四章「銀河辺境の攻防」
02/08 シアータセレクション あらしのよるに きずな編
02/08 ベルセルク 黄金時代篇III 降臨
03/01 スタードライバー THE MOVIE
03/01 劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟
03/09,03/30 映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
03/30 映画 プリキュアオールスターズ NewStage2 こころのともだち
04/05 劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME
04/05 DRAGON BALL Z 神と神
04/18 宇宙戦艦ヤマト2199 第五章「望郷の銀河間空間」
04/19 シュガー・ラッシュ(洋画)
04/19 AURA 魔竜院光牙最後の闘い
05/01 名探偵コナン 絶海の探偵
05/17 聖☆おにいさん
05/17 劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ
06/07 言の葉の庭&だれかのまなざし
06/13 ハル
06/20 宇宙戦艦ヤマト2199 第六章「到達!大マゼラン」
06/28 攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain
07/12 劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ
07/19 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒
08/23 劇場版トリコ 美食神の超食宝
09/05 宇宙戦艦ヤマト2199 第七章「そして艦は行く」
09/06 劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞
09/13 ダンボーがいっぱい&よつばとダンボー展
09/20 コードギアス 亡国のアキト 第2章「引き裂かれし翼竜」
09/20 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
09/20 鷹の爪GO 美しきエリエール消臭プラス
09/27 小鳥遊六花・改 劇場版 中二病でも恋がしたい!
10/01 タイピスト!(実写)
10/01 スーサイド・ショップ(洋画)
10/01 SHORT PEACE
10/04 風立ちぬ
10/28 映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス
10/29 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語
11/13 寫眞館
11/13 陽なたのアオシグレ
11/13 サカサマのパテマ
11/26 かぐや姫の物語
12/02 PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth
12/02 BAYONETTA Bloody Fate
12/05 攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers
12/10 十五少年漂流記 海賊島DE!大冒険
12/10 ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE
12/20 映画かいけつゾロリ まもるぜ!きょうりゅうのたまご
49本。去年と同じだった。
今年はヤマト2199がないのでこんなに増えないかも。
あ、各映画の感想は、cocoでおおむね読めます。
あらしのよるにだけはcoco登録がないのでTwilogあたりで。
並べてみても、去年飛び抜けてよかった映画はいまいち選べない感。
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今年公開映画はまだ3本見てないけど、今年中にはたぶん見ないので恒例っぽくまとめておきます。

01/13 劇場版イナズマイレブンGO「究極の絆 グリフォン」
01/13 もののけ島のナキ
01/19 セイクリッドセブン 銀月の翼
02/03 マジック・ツリーハウス
02/10 ドットハック セカイの向こうに
02/17 ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
03/03 映画ドラえもん のび太と奇跡の島
03/16 スクライド オルタレイションQUAN
03/16 逆転裁判(実写)
03/23 プリキュアオールスターズNewStage
03/23 ストライクウィッチーズ劇場版
04/12 宇宙戦艦ヤマト2199 第一章
05/01 劇場版 名探偵コナン「11人目のストライカー」
05/01 テルマエ・ロマエ(実写)
05/08 ももへの手紙
05/18 映画 けいおん!(再上映)
05/25 虹色ほたる 永遠の夏休み
05/26 映画 紙兎ロペ「つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」
06/08 劇場版BLOOD-C The Last Dark
06/15 PERSONA4 the Animation – the Factor of Hope -
06/22 図書館戦争 革命のつばさ
06/29 ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略
06/29 るろうに剣心 新京都編
07/05 宇宙戦艦ヤマト2199 第二章
07/05 輪廻のラグランジェ 鴨川デイズ
07/13 グスコーブドリの伝記
07/17 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ
07/17 魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 2nd A's
08/16 映画ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス/おねがいマイメロディ 友&愛
08/24 ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE
08/24 コードギアス 亡国のアキト 第1章「翼竜は舞い降りた」
08/31 劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女
08/31 放課後ミッドナイターズ
09/14 おおかみこどもの雨と雪
09/27 劇場版 TIGER & BUNNY The Beginning
10/04 アシュラ
10/04 マルドゥック・スクランブル 排気
10/12 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語
10/15 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語
10/24 伏 鉄砲娘の捕物帳
10/24 マクロスFB7 オレノウタヲキケ!
10/24 宇宙戦艦ヤマト2199 第三章「果てしなき航海」
11/02 映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!
11/09 花の詩女 ゴティックメード
11/09 009 RE:CYBORG
11/16 ねらわれた学園
12/07 劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機
12/07 あらしのよるに 出会い編
12/21 ONE PIECE FILM Z
49本。
BESTはどういう切り口で見るかでいろいろ変わってくるけど、一番笑ったのは
映画 紙兎ロペ「つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」
でしたね。
実写だと、テルマエ・ロマエもよく笑った。
今年は映画感想までも主にTwitterでつぶやいてたので、cocoでいくらかまとめて見られます。
楽しかった強めに記憶があるのは
●マジック・ツリーハウス
いい兄妹でした。
●逆転裁判(実写)
マヨイちゃんはいまいちだけど他はよかった
●テルマエ・ロマエ(実写)
よく笑える
●映画 紙兎ロペ「つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」
よく笑える
●PERSONA4 the Animation – the Factor of Hope -
いい最終回だった
●図書館戦争 革命のつばさ
いいラブコメ&最終回だった
●コードギアス 亡国のアキト 第1章「翼竜は舞い降りた」
次回が楽しみ
●花の詩女 ゴティックメード
作家のこだわりが半端なくすごい
●劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機
日野節は楽しめないけど、よくまとまった映画でした。
ぐらいかな。今年のプリキュア映画はちょっと説教臭かった。

01/13 劇場版イナズマイレブンGO「究極の絆 グリフォン」
01/13 もののけ島のナキ
01/19 セイクリッドセブン 銀月の翼
02/03 マジック・ツリーハウス
02/10 ドットハック セカイの向こうに
02/17 ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
03/03 映画ドラえもん のび太と奇跡の島
03/16 スクライド オルタレイションQUAN
03/16 逆転裁判(実写)
03/23 プリキュアオールスターズNewStage
03/23 ストライクウィッチーズ劇場版
04/12 宇宙戦艦ヤマト2199 第一章
05/01 劇場版 名探偵コナン「11人目のストライカー」
05/01 テルマエ・ロマエ(実写)
05/08 ももへの手紙
05/18 映画 けいおん!(再上映)
05/25 虹色ほたる 永遠の夏休み
05/26 映画 紙兎ロペ「つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」
06/08 劇場版BLOOD-C The Last Dark
06/15 PERSONA4 the Animation – the Factor of Hope -
06/22 図書館戦争 革命のつばさ
06/29 ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略
06/29 るろうに剣心 新京都編
07/05 宇宙戦艦ヤマト2199 第二章
07/05 輪廻のラグランジェ 鴨川デイズ
07/13 グスコーブドリの伝記
07/17 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ
07/17 魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 2nd A's
08/16 映画ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス/おねがいマイメロディ 友&愛
08/24 ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE
08/24 コードギアス 亡国のアキト 第1章「翼竜は舞い降りた」
08/31 劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女
08/31 放課後ミッドナイターズ
09/14 おおかみこどもの雨と雪
09/27 劇場版 TIGER & BUNNY The Beginning
10/04 アシュラ
10/04 マルドゥック・スクランブル 排気
10/12 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語
10/15 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語
10/24 伏 鉄砲娘の捕物帳
10/24 マクロスFB7 オレノウタヲキケ!
10/24 宇宙戦艦ヤマト2199 第三章「果てしなき航海」
11/02 映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!
11/09 花の詩女 ゴティックメード
11/09 009 RE:CYBORG
11/16 ねらわれた学園
12/07 劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機
12/07 あらしのよるに 出会い編
12/21 ONE PIECE FILM Z
49本。
BESTはどういう切り口で見るかでいろいろ変わってくるけど、一番笑ったのは
映画 紙兎ロペ「つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」
でしたね。
実写だと、テルマエ・ロマエもよく笑った。
今年は映画感想までも主にTwitterでつぶやいてたので、cocoでいくらかまとめて見られます。
楽しかった強めに記憶があるのは
●マジック・ツリーハウス
いい兄妹でした。
●逆転裁判(実写)
マヨイちゃんはいまいちだけど他はよかった
●テルマエ・ロマエ(実写)
よく笑える
●映画 紙兎ロペ「つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」
よく笑える
●PERSONA4 the Animation – the Factor of Hope -
いい最終回だった
●図書館戦争 革命のつばさ
いいラブコメ&最終回だった
●コードギアス 亡国のアキト 第1章「翼竜は舞い降りた」
次回が楽しみ
●花の詩女 ゴティックメード
作家のこだわりが半端なくすごい
●劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機
日野節は楽しめないけど、よくまとまった映画でした。
ぐらいかな。今年のプリキュア映画はちょっと説教臭かった。
新作のたびに前作のラストを忘れているという体たらくなので、宮藤さんが能力を失っていたことすら忘れていたので、序盤の状況を把握するのがちょっと大変でした。最終話ぐらい復習してから見に行くべきだったかも知れない。
第1シリーズにあったような、ネウロイとの関係が進展するようなこともなく、第2シリーズのような大拠点を潰すような展開もなく、新たに誰か引退するとか、新人加入とかもなく、ちょっと強そうなネウロイが出てきて、宮藤さんが戦線復帰するというだけの話でした。映画用の新キャラはいたけど、彼女はむしろ解説要員に近い感じでした。
何か思い切りが足りないなぁ…と思ったら最後に「つづく」って出た。はぁ、なるほど。
「ストライクウィッチーズ、まだまだやりますよ!」っていう宣言映画でした。一応復活劇ではあるので、話は進んでいるけど、それってスタートラインに立っただけなのよね。
見たら楽しいけど、見なくても、次の劇場版を見ることに対する支障はさほどないと思います…。
第1シリーズにあったような、ネウロイとの関係が進展するようなこともなく、第2シリーズのような大拠点を潰すような展開もなく、新たに誰か引退するとか、新人加入とかもなく、ちょっと強そうなネウロイが出てきて、宮藤さんが戦線復帰するというだけの話でした。映画用の新キャラはいたけど、彼女はむしろ解説要員に近い感じでした。
何か思い切りが足りないなぁ…と思ったら最後に「つづく」って出た。はぁ、なるほど。
「ストライクウィッチーズ、まだまだやりますよ!」っていう宣言映画でした。一応復活劇ではあるので、話は進んでいるけど、それってスタートラインに立っただけなのよね。
見たら楽しいけど、見なくても、次の劇場版を見ることに対する支障はさほどないと思います…。

プリキュアオールスターズDX3は半券交換で取られちゃったのでないけど、32本。
01/12 蒼穹のファフナー「HEAVEN AND EARTH」
02/03 劇場版 ブレイクブレイド 第五章「死線ノ涯」
02/11 テレビまんが「昭和物語」劇場版
03/05,04/08 映画・ドラえもん「新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」
03/11 劇場版 遊☆戯☆王~超融合!時空を超えた絆~ アンコール上映
03/11 劇場版 マクロスF「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」
03/25 映画・プリキュアオールスターズDX3「未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」
04/08 ジャンプHEROES film―「トリコ3D『開幕グルメアドベンチャー!!』」「ONE PIECE 3D『麦わらチェイス』」
04/14 劇場版 ブレイクブレイド 第六章「慟哭ノ砦」
05/01 劇場版・名探偵コナン「沈黙の15分」
05/19 鬼神伝
05/20 豆富小僧
05/26 攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D
06/17 手塚治虫のブッダ―赤い砂漠よ!美しく―
06/17 劇場版・戦国BASARA「THE LAST PARTY」
07/15 劇場版・鋼の錬金術師「嘆きの丘の聖なる星」
07/15 星を追う子ども
07/19 劇場版・そらのおとしもの「時計じかけの哀女神」
08/05 ハートの国のアリス
09/02 劇場版・ポケットモンスターBW「ビクティニと白き英雄 レシラム」
09/02 劇場版・ポケットモンスターBW「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」
09/03 劇場版・NARUTO「ブラッドプリズン」
09/03 コクリコ坂から
09/09 劇場版・魔法先生ネギま!ANIME FINAL
09/09 劇場版・ハヤテのごとく!「HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」
09/09 劇場版・テニスの王子様「英国式庭球城決戦!」
09/15 マルドゥック・スクランブル「燃焼」
10/12 とある飛空士の追憶
11/03 映画・スイートプリキュア♪「とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ」
11/24 UN-GO 因果論
11/25 スクライド オルタレイション TAO
12/16 映画 けいおん!
BESTは何だろうなぁ…。直近補正かも知れないけど「けいおん!」かな。「UN-GO 因果論」も試みとしてもよかった。
心に残ったセリフはスイートプリキュア♪の「奏太以外にも友達いたんだ…」ですね…(ぇ。
今年も映画がたくさんありそうだ。
観賞日:2011/12/16(金)
平日であれば公開2週目でも空いているのが基本だけど、混んでそうな気配を感じたので3週目にしてみたけど、まだ混んでた。でもここ以降は冬休みシーズンになっちゃうし…。まぁいい席は取れたのでよかった。映画もよかった。
んー、なんだろう。幸せのおすそ分けをありがとう みたいな。
30分のアニメでは決して味わえることのない、2時間、通しで、軽音部メンバーと一緒にいられることによる幸福感、これに尽きるんじゃないかと。
何かあるわけじゃないけど、彼女たちと過ごす2時間がそこにはあった。そして最後に別れもあった。視聴者として彼女たちと一緒にいられた時間は劇中の人たちと比べて決して長くはないけど、別れを寂しいと思うには十分な思い出はあり、この2時間弱で得た旅の思い出もまた大切なものになっていた。そこにいつもの日常が戻りつつ、じわじわ迫ってくる「卒業」の2文字。卒業する立場としても、卒業される立場としても、言葉にならない思いがこみ上げてくる。
そこに「天使にふれたよ!」が初披露されるという展開が入る。
言葉にならない思いが歌に乗って流れてくる。幸せな時の思い出も別れの寂しさも贈る言葉もみんなみんな入った「思い」がまさに歌われていると思わざるを得なかった。「天使」が何を示していて、誰に聴いてもらうために作った曲なのかを知ってしまうと、この曲はこんなにも破壊力があるんだと…思いながら涙腺が崩壊する。放課後ティータイムの楽曲らしくないとか思っていてすまない…。ただひとりのために作られた楽曲だから、らしくないのは当然だったんだね…。
とくに歌詞に「卒業」の2文字が突然出てきたときの破壊力がすごかった。そこまでは(いくらか伏線はあるにしても)思い出を振り返るだけの歌詞だったのに、そこで急に別れの歌になった。「これは先輩たちからの贈る言葉なんだ」と、気づいた瞬間に、曲に込められた想い、これまでの思い出、自分の思いその他もろもろもろもろが一気にはじける感覚を覚えた。いろんな思いがありすぎて、聞き終えてもらす感想はきっと「ありがとうございます」でも「がんばります」でも「すてきでした」でもないんだと思う。
「唯先輩たちはずるいです。私からも贈らせて下さいっ…;;」
「それはお前の後輩に贈ってやれっ…;;」
みたいな感じなのは妄想できる。
ロンドンへの卒業旅行を含む、軽音部の日常をたっぷりと見せたあとに、卒業イベントで締める。やってる内容はテレビシリーズと大して変わらないように見えるけど、これを30分×4話で見せるのと、劇場で2時間見せるのではやはり意味が違う。「止まらない2時間」というのが直接「止められない卒業」に繋がっているようにも感じた。ずっと続くように思えても楽しい日常はいずれ終わる、終わるけどでも終わりじゃない。―そういうのを見せるのにあたって、2時間の劇場作品という形態は実に良かったと思う。
ストーリーだけ追うなら、なくていいシーンもいっぱいある。でも彼女たちの「日常」を見せる意味ではなくていいシーンはなかった。日常パートでは彼女たちと共に在る幸せを深く心に刻み、そのままラストに臨んでほしいと思う。
見終えたあと少し幸せになっていました。自分の青春とは1ミリも被んないのにね。
見終えて外に出ると、「さあ金をくれ」というオーラがむんむんの各種グッズで現実に戻されるんですけどね。パンフも800円だし。現実は厳しいなぁ。
あと劇中で別のバンドに間違えられて日本を代表するPOPバンドということになる展開があるんだけど、実際 放課後ティータイムは日本で一番売れるバンドのひとつではあるよね…。
平日であれば公開2週目でも空いているのが基本だけど、混んでそうな気配を感じたので3週目にしてみたけど、まだ混んでた。でもここ以降は冬休みシーズンになっちゃうし…。まぁいい席は取れたのでよかった。映画もよかった。
んー、なんだろう。幸せのおすそ分けをありがとう みたいな。
30分のアニメでは決して味わえることのない、2時間、通しで、軽音部メンバーと一緒にいられることによる幸福感、これに尽きるんじゃないかと。
何かあるわけじゃないけど、彼女たちと過ごす2時間がそこにはあった。そして最後に別れもあった。視聴者として彼女たちと一緒にいられた時間は劇中の人たちと比べて決して長くはないけど、別れを寂しいと思うには十分な思い出はあり、この2時間弱で得た旅の思い出もまた大切なものになっていた。そこにいつもの日常が戻りつつ、じわじわ迫ってくる「卒業」の2文字。卒業する立場としても、卒業される立場としても、言葉にならない思いがこみ上げてくる。
そこに「天使にふれたよ!」が初披露されるという展開が入る。
言葉にならない思いが歌に乗って流れてくる。幸せな時の思い出も別れの寂しさも贈る言葉もみんなみんな入った「思い」がまさに歌われていると思わざるを得なかった。「天使」が何を示していて、誰に聴いてもらうために作った曲なのかを知ってしまうと、この曲はこんなにも破壊力があるんだと…思いながら涙腺が崩壊する。放課後ティータイムの楽曲らしくないとか思っていてすまない…。ただひとりのために作られた楽曲だから、らしくないのは当然だったんだね…。
とくに歌詞に「卒業」の2文字が突然出てきたときの破壊力がすごかった。そこまでは(いくらか伏線はあるにしても)思い出を振り返るだけの歌詞だったのに、そこで急に別れの歌になった。「これは先輩たちからの贈る言葉なんだ」と、気づいた瞬間に、曲に込められた想い、これまでの思い出、自分の思いその他もろもろもろもろが一気にはじける感覚を覚えた。いろんな思いがありすぎて、聞き終えてもらす感想はきっと「ありがとうございます」でも「がんばります」でも「すてきでした」でもないんだと思う。
「唯先輩たちはずるいです。私からも贈らせて下さいっ…;;」
「それはお前の後輩に贈ってやれっ…;;」
みたいな感じなのは妄想できる。
ロンドンへの卒業旅行を含む、軽音部の日常をたっぷりと見せたあとに、卒業イベントで締める。やってる内容はテレビシリーズと大して変わらないように見えるけど、これを30分×4話で見せるのと、劇場で2時間見せるのではやはり意味が違う。「止まらない2時間」というのが直接「止められない卒業」に繋がっているようにも感じた。ずっと続くように思えても楽しい日常はいずれ終わる、終わるけどでも終わりじゃない。―そういうのを見せるのにあたって、2時間の劇場作品という形態は実に良かったと思う。
ストーリーだけ追うなら、なくていいシーンもいっぱいある。でも彼女たちの「日常」を見せる意味ではなくていいシーンはなかった。日常パートでは彼女たちと共に在る幸せを深く心に刻み、そのままラストに臨んでほしいと思う。
見終えたあと少し幸せになっていました。自分の青春とは1ミリも被んないのにね。
![]() | 映画「けいおん!」劇中歌アルバム放課後ティータイム in MOVIE (2012/01/18) VARIOUS ARTISTS 商品詳細を見る |
見終えて外に出ると、「さあ金をくれ」というオーラがむんむんの各種グッズで現実に戻されるんですけどね。パンフも800円だし。現実は厳しいなぁ。
あと劇中で別のバンドに間違えられて日本を代表するPOPバンドということになる展開があるんだけど、実際 放課後ティータイムは日本で一番売れるバンドのひとつではあるよね…。
観賞日:2011/11/25 13:30
映画をやるということも全然知らなくて、知ったのが公開2週間前ぐらいだったかな。おかげで前売りも買えなかったので久しぶりに通常料金。先に金券ショップに寄ればよかった気もする。前売り自体はなくとも映画館の優待券ぐらいはあったかも知れない。
全2部で、基本的にはテレビシリーズの映像をHD加工して新録の音声を入れたりしただけなのかな。テレビシリーズの記憶を失っている身としてはおおむねちょうどいいものだといいな。ファフナーみたく急に続きと言われても正直困ったであろう。ファフナーは最終回1時間スペシャルだったから1時間復習ができるけど、スクライドは30分しかないだろうしなぁ。
しかしチネチッタの8番スクリーン広いな…。急に行ってもそこそこいい席でよければ取れるんじゃないだろうか…。
見終わり。うむ、再編集だった。
対象としては、テレビシリーズはだいたい覚えているけど、細かいところは抜けてしまった人ぐらいかな。自分は「だいたい」どころか「ほとんど」抜けていたので対象外でした。
見ながら、「そうそう、こういうことがあって、それでああなったのよねー、そうこれこれ」ぐらいは記憶がある人ね。自分は「あぁそういえばこんなこともあった、ような…」「こんなキャラいたっけ?」「このキャラの声誰だっけ?」といったレベルまで落ちていたので、全くダメでした…。
しかしこんなにも覚えてないものか…。見ながら思ったのは、一人たりとて自分が共感できる、自分の中にあるかも知れないキャラクターというものを見られなかったというのがあるのかな、と。「力をもって我を突き通す」どころか「我を突き通す」ところもない、もっと言えば「我」もそれほどない。「男の子がない」と言い換えてもいいのかも知れない。
そういう自分にとって共感しづらいキャラクターたちの行動を、総集編状態で表層だけ見せられ、彼らの名言ばかりを聞かされたところで、心に響かない。届く言葉には、見せる方、見せられる方の双方にバックボーンが必要なんだなぁと再認識したり。
自分はテレビシリーズで順繰りに見ないとダメみたいだし、その際も積極的に彼らを理解しようとつとめないといけないだろう。どうやら私は彼らを刻んでいないらしい。
というわけで、「自分の」感想としては「総集編だなぁ」しかない。
自分にとってはそうだったけど、彼らを深く刻んでいる人にとっては、熱いシーン、熱いセリフがてんこ盛りの燃えて燃えて燃える映画に見えるんじゃないかなぁ、とは思う。
最初に書いたとおり、そういう人が対象の映画なんだから、それでいいんだと思う。「スクライドって何?」「アルターって何?」って人はテレビシリーズをおすすめします。
しかしこうなるとテレビシリーズを見返したくなるなぁ。当時は刻めなかった彼らからの言葉を、今なら刻めるかも知れない。そういう意味では「テレビシリーズを何となく見返したいと思っているんだけど、見返す意味があるのかがはっきり見えなくて踏ん切りがつかない」という人も見ていい映画なのかも。テレビシリーズを見返すにあたっての、注視すべきポイントもわかるし。
映画をやるということも全然知らなくて、知ったのが公開2週間前ぐらいだったかな。おかげで前売りも買えなかったので久しぶりに通常料金。先に金券ショップに寄ればよかった気もする。前売り自体はなくとも映画館の優待券ぐらいはあったかも知れない。
全2部で、基本的にはテレビシリーズの映像をHD加工して新録の音声を入れたりしただけなのかな。テレビシリーズの記憶を失っている身としてはおおむねちょうどいいものだといいな。ファフナーみたく急に続きと言われても正直困ったであろう。ファフナーは最終回1時間スペシャルだったから1時間復習ができるけど、スクライドは30分しかないだろうしなぁ。
しかしチネチッタの8番スクリーン広いな…。急に行ってもそこそこいい席でよければ取れるんじゃないだろうか…。
見終わり。うむ、再編集だった。
対象としては、テレビシリーズはだいたい覚えているけど、細かいところは抜けてしまった人ぐらいかな。自分は「だいたい」どころか「ほとんど」抜けていたので対象外でした。
見ながら、「そうそう、こういうことがあって、それでああなったのよねー、そうこれこれ」ぐらいは記憶がある人ね。自分は「あぁそういえばこんなこともあった、ような…」「こんなキャラいたっけ?」「このキャラの声誰だっけ?」といったレベルまで落ちていたので、全くダメでした…。
しかしこんなにも覚えてないものか…。見ながら思ったのは、一人たりとて自分が共感できる、自分の中にあるかも知れないキャラクターというものを見られなかったというのがあるのかな、と。「力をもって我を突き通す」どころか「我を突き通す」ところもない、もっと言えば「我」もそれほどない。「男の子がない」と言い換えてもいいのかも知れない。
そういう自分にとって共感しづらいキャラクターたちの行動を、総集編状態で表層だけ見せられ、彼らの名言ばかりを聞かされたところで、心に響かない。届く言葉には、見せる方、見せられる方の双方にバックボーンが必要なんだなぁと再認識したり。
自分はテレビシリーズで順繰りに見ないとダメみたいだし、その際も積極的に彼らを理解しようとつとめないといけないだろう。どうやら私は彼らを刻んでいないらしい。
というわけで、「自分の」感想としては「総集編だなぁ」しかない。
自分にとってはそうだったけど、彼らを深く刻んでいる人にとっては、熱いシーン、熱いセリフがてんこ盛りの燃えて燃えて燃える映画に見えるんじゃないかなぁ、とは思う。
最初に書いたとおり、そういう人が対象の映画なんだから、それでいいんだと思う。「スクライドって何?」「アルターって何?」って人はテレビシリーズをおすすめします。
しかしこうなるとテレビシリーズを見返したくなるなぁ。当時は刻めなかった彼らからの言葉を、今なら刻めるかも知れない。そういう意味では「テレビシリーズを何となく見返したいと思っているんだけど、見返す意味があるのかがはっきり見えなくて踏ん切りがつかない」という人も見ていい映画なのかも。テレビシリーズを見返すにあたっての、注視すべきポイントもわかるし。
観賞日:2011/11/03(祝)
地方映画館だと、不安の大友率でしかないことを知る。9割9分親子連れな感じでした。チケット自体は前々日に引き替えていたので、それなりに真ん中での観賞。9割9分親子連れなので、両サイドも当然親子連れだったのですが、「不審者の両サイドは親御さんでブロックするの法則」が発動せず、両サイドが女児という状態でした…。「無害に見えた」というのならありがたい話ですが、そうじゃないならいくらか気配りが足りないかも…(気配りが足りないのはそんなところでプリキュアを見ようとしているお前だ)。
今回は物販での大人用ミラクルライト(ミラクルライトSpecial)の販売はなく、チケット引き替え時にうっかり中学生以下の入場者プレゼントをくれるということもなく、ミラクルライトなしでした。3月にやるというDX新シリーズに期待するしかない。
上映前のミラクルライト取り扱い説明ムービーも復活して、ハミィがミラクルライトーン説明をしまくった上、本編でも積極的にミラクルライトーンを振るべきシーンを促していて、振るべきところがわかりにくすぎたと評判だったハートキャッチプリキュア!の反省を生かしているようでした。また、説明ムービー最後に「ミラクルライトーンを持っていないお友達は心の中で応援するニャ♪」というセリフが入っている配慮がうれしかった。保護者の方用のメッセージのときは、「保護者の方」って言っていたので、「ミラクルライトーンを持っていないお友達」=保護者でもないのにミラクルライトーンがもらえない歳で見に来た人=大友しかいないので…。
内容の方は、10/30に放送したミューズが正式にプリキュアの仲間入りするエピソードを、ぐっと掘り下げてスケールアップしたもの…ということでよさそう。おかげで放送したこととはいくらか異なる内容だったけど、メフィスト父さんを取り戻してもプリキュアを続ける理由として、放送版では「使命感の強い女の子」という印象が強かったけど、映画版ではより等身大の女の子になってくれた感じ。
祝日に突撃した最大の目的であるミラクルライトーンシーンは予想通り実に感動的でした。振るべきシーンも数回用意されていて、パワーをあげているのにパワーをもらっているような感動が。
あとはまとまらないので箇条書き
・ギャグは子どもがウケていたのは最初のほうのメフィスト様がつぶされるシーンぐらいで、あとは結構静かでしたが、自分としては、ちょいちょいウケるシーンが入っていて、子どもとの感性の違いを考えたり。
・腕が封じられてベルティエ出せないシーンのコントっぷりは実に楽しい。
・観客が少ないとき用に、「こーんにちはー」の声も入っているように、ミラクルライトーンを振る住民たちがちゃんといるのですが、住民たちは心を光にしたただの音符型の光の玉を出しているのに対して、ハミィだけ子どもたちが持っているミラクルライトーンを使っているという、軽くシュールな絵でした。
・メフィスト父さん、マジ数打ちゃ当たる…。
・アコさんの両親は迷惑なバカップルだよ…。気恥ずかしい。メフィストに抱き抱えられて女王様から女に戻る瞬間のアフロディテ様がなかなかの破壊力…。
・いつもより「女がすたる!」のセリフが多くて、もはや女性に対するプレッシャーにも聞こえたり…。
・「声がそろうと変身できる」という設定は人数が増えると大変だよな…とか思っていたけど、ミューズはいなくてもいいみたいだ。
・「ミューズが仲間になる」がメイン導線なので、途中までのミューズ(アコ)の仲間外れっぷりがなかなかにせつない。
・セイレーンさんは、まだどうも「3人」ではなく「2人+1」という+1ポジションから抜けていない感じ。「2人」の方はもうラブラブにしか見えない。
・通常EDの他にダンスEDがつくという仕様はなかなかに考えられていると思った。
・EDダンスでアレが解禁でしたが、一緒に踊るにしてはそのダンス動画、初見なんだが…。これまでハミィ部だったところで戸惑う。
・両サイド女児でのダンスシーンはマジで肩身が狭い…。
地方映画館だと、不安の大友率でしかないことを知る。9割9分親子連れな感じでした。チケット自体は前々日に引き替えていたので、それなりに真ん中での観賞。9割9分親子連れなので、両サイドも当然親子連れだったのですが、「不審者の両サイドは親御さんでブロックするの法則」が発動せず、両サイドが女児という状態でした…。「無害に見えた」というのならありがたい話ですが、そうじゃないならいくらか気配りが足りないかも…(気配りが足りないのはそんなところでプリキュアを見ようとしているお前だ)。
今回は物販での大人用ミラクルライト(ミラクルライトSpecial)の販売はなく、チケット引き替え時にうっかり中学生以下の入場者プレゼントをくれるということもなく、ミラクルライトなしでした。3月にやるというDX新シリーズに期待するしかない。
上映前のミラクルライト取り扱い説明ムービーも復活して、ハミィがミラクルライトーン説明をしまくった上、本編でも積極的にミラクルライトーンを振るべきシーンを促していて、振るべきところがわかりにくすぎたと評判だったハートキャッチプリキュア!の反省を生かしているようでした。また、説明ムービー最後に「ミラクルライトーンを持っていないお友達は心の中で応援するニャ♪」というセリフが入っている配慮がうれしかった。保護者の方用のメッセージのときは、「保護者の方」って言っていたので、「ミラクルライトーンを持っていないお友達」=保護者でもないのにミラクルライトーンがもらえない歳で見に来た人=大友しかいないので…。
内容の方は、10/30に放送したミューズが正式にプリキュアの仲間入りするエピソードを、ぐっと掘り下げてスケールアップしたもの…ということでよさそう。おかげで放送したこととはいくらか異なる内容だったけど、メフィスト父さんを取り戻してもプリキュアを続ける理由として、放送版では「使命感の強い女の子」という印象が強かったけど、映画版ではより等身大の女の子になってくれた感じ。
祝日に突撃した最大の目的であるミラクルライトーンシーンは予想通り実に感動的でした。振るべきシーンも数回用意されていて、パワーをあげているのにパワーをもらっているような感動が。
あとはまとまらないので箇条書き
・ギャグは子どもがウケていたのは最初のほうのメフィスト様がつぶされるシーンぐらいで、あとは結構静かでしたが、自分としては、ちょいちょいウケるシーンが入っていて、子どもとの感性の違いを考えたり。
・腕が封じられてベルティエ出せないシーンのコントっぷりは実に楽しい。
・観客が少ないとき用に、「こーんにちはー」の声も入っているように、ミラクルライトーンを振る住民たちがちゃんといるのですが、住民たちは心を光にしたただの音符型の光の玉を出しているのに対して、ハミィだけ子どもたちが持っているミラクルライトーンを使っているという、軽くシュールな絵でした。
・メフィスト父さん、マジ数打ちゃ当たる…。
・アコさんの両親は迷惑なバカップルだよ…。気恥ずかしい。メフィストに抱き抱えられて女王様から女に戻る瞬間のアフロディテ様がなかなかの破壊力…。
・いつもより「女がすたる!」のセリフが多くて、もはや女性に対するプレッシャーにも聞こえたり…。
・「声がそろうと変身できる」という設定は人数が増えると大変だよな…とか思っていたけど、ミューズはいなくてもいいみたいだ。
・「ミューズが仲間になる」がメイン導線なので、途中までのミューズ(アコ)の仲間外れっぷりがなかなかにせつない。
・セイレーンさんは、まだどうも「3人」ではなく「2人+1」という+1ポジションから抜けていない感じ。「2人」の方はもうラブラブにしか見えない。
・通常EDの他にダンスEDがつくという仕様はなかなかに考えられていると思った。
・EDダンスでアレが解禁でしたが、一緒に踊るにしてはそのダンス動画、初見なんだが…。これまでハミィ部だったところで戸惑う。
・両サイド女児でのダンスシーンはマジで肩身が狭い…。
観賞日:2011/11/24(木)
いっぺんTOHOシネマズ六本木ヒルズで映画を見てみたいと思っていたけど、それがやっと実現。あんまりアニメ映画を扱ってくれないのよね、ここ。けいおん!はやるみたい。考えがいくらか変わったのかなぁ。
でもあまりここでは見たくないかも。都心のシネコンはスクリーンが小さい率が高いと思う。
席は前々日に取っていたので、自分はそれなりにいい席でしたが、入り的には満席でした。この入りがあるのに、狭いスクリーンで1日1回しか上映しないとか何を考えているのかわかんないわ。
この入りを見るだけでも、「放送中のテレビアニメ作品のプロローグに当たる部分を映画館で公開」というビジネスモデルが成功しているように思える。しかも基本的にワンクールしかやらず、1クールといえども13話じゃなくて基本11話しかない「ノイタミナ」の枠でやってるアニメ作品の、枠が足りなくて描けない部分を補完するという意味もあって、実に巧い映画企画だったと思う。
テレビシリーズのプロローグに当たる話ではあるけど、テレビシリーズとは明らかに毛色が違う話で、これは単体の作品にしておかなければならないし、テレビシリーズ開始前に先行上映してしまうと、テレビシリーズを間違った方向に期待させてしまうことになるので、「テレビシリーズ・UN-GO」のイメージを視聴者が持てたタイミングで、しかも因果と新十郎の関係(馴れ初め)が気になってきたところでの公開というのも実に正しい。この映画は、今、見るべき。
このタイミングでの特番放送でも、なしではないと思うけど、稼ぎにいくのは間違ってないし、新十郎が流されていく様、巻き込まれていく様を、映画という形で一気に見せるという意味も十分にある。
(ネタバレ)
最後にテレビシリーズのOPを流すという演出も心憎い。ポーッと見ていたOPが理解できるようになっている自分というものを自覚でき、この映画を見た「意味」を教えてくれる。テレビシリーズだけを見ていると、この後のUN-GOは超展開に見えるかも知れないものに突入するかも知れない。でもこの因果論を見ておくことにより、そういう展開が予定されていたものに思えることだろう、きっと。
もう一度書く。この映画は、今、見るべき。
まぁそんなところで、アクションとかの映画的なものはほとんどなく、テレビシリーズと大差はないクォリティだけど、映画として見る意義は十分にある、いい映画だと思いました。
いっぺんTOHOシネマズ六本木ヒルズで映画を見てみたいと思っていたけど、それがやっと実現。あんまりアニメ映画を扱ってくれないのよね、ここ。けいおん!はやるみたい。考えがいくらか変わったのかなぁ。
でもあまりここでは見たくないかも。都心のシネコンはスクリーンが小さい率が高いと思う。
席は前々日に取っていたので、自分はそれなりにいい席でしたが、入り的には満席でした。この入りがあるのに、狭いスクリーンで1日1回しか上映しないとか何を考えているのかわかんないわ。
この入りを見るだけでも、「放送中のテレビアニメ作品のプロローグに当たる部分を映画館で公開」というビジネスモデルが成功しているように思える。しかも基本的にワンクールしかやらず、1クールといえども13話じゃなくて基本11話しかない「ノイタミナ」の枠でやってるアニメ作品の、枠が足りなくて描けない部分を補完するという意味もあって、実に巧い映画企画だったと思う。
テレビシリーズのプロローグに当たる話ではあるけど、テレビシリーズとは明らかに毛色が違う話で、これは単体の作品にしておかなければならないし、テレビシリーズ開始前に先行上映してしまうと、テレビシリーズを間違った方向に期待させてしまうことになるので、「テレビシリーズ・UN-GO」のイメージを視聴者が持てたタイミングで、しかも因果と新十郎の関係(馴れ初め)が気になってきたところでの公開というのも実に正しい。この映画は、今、見るべき。
このタイミングでの特番放送でも、なしではないと思うけど、稼ぎにいくのは間違ってないし、新十郎が流されていく様、巻き込まれていく様を、映画という形で一気に見せるという意味も十分にある。
(ネタバレ)
最後にテレビシリーズのOPを流すという演出も心憎い。ポーッと見ていたOPが理解できるようになっている自分というものを自覚でき、この映画を見た「意味」を教えてくれる。テレビシリーズだけを見ていると、この後のUN-GOは超展開に見えるかも知れないものに突入するかも知れない。でもこの因果論を見ておくことにより、そういう展開が予定されていたものに思えることだろう、きっと。
もう一度書く。この映画は、今、見るべき。
まぁそんなところで、アクションとかの映画的なものはほとんどなく、テレビシリーズと大差はないクォリティだけど、映画として見る意義は十分にある、いい映画だと思いました。
観賞日:2011/06/17
正直、仏陀再誕と見比べたかった気持ちもある。「手塚治虫の」ってなっているので、どれだけ伝承に沿った内容なのかはわからないけど、その時代の人と比べて、考え方は先進的だし、その時代には疑問に持つことすらほとんどなかったであろうことを、疑問に思って質問するのもいい。実際、頭のいい人、頭の切れる人という印象は持てた。ただ、その考え方が、自分の中だけで完結していて、周りに伝えるという部分が大きく欠落していたように見えた。
つまり、クシャさんには人心掌握術が足りない。
せっかく「王族」という、人に話を聞いてもらえる立場にいたのに、それを投げ出すとか軽んじるとか、激しくもったいない。したたかに利用して、じわじわと国を変えていけばいいのに…と思った。結局(今の段階では)、世界が自分の思うような美しいものになっていないことにただ嘆いて、特に何かをするでもなく、(ここは私のいる世界ではないと思い)そのまま逃げた…という印象。(よくイメージされるような)オンラインゲーム廃人と大差ない印象。「逃げて何を成したい(結果的に何を成すことになるではなく)の?」というところが見えない、ノープランなところが何とも。
誕生イベントの神々しさから比べると、どんどん悪い方に堕ちていく、どんどん俗世に染まっていく…そんな成長物語。つかあれだけ神ポジションな誕生をしたんだから、王様をはじめ、周りの人ももっと話を聞いてあげるというか、拝聴させていただくぐらいの扱いにして欲しいよね。現国王(父)も、それまでの国王も毎度あれぐらい神々しい誕生してたというのならわからないでもないけど。
権力的にも、バラモンと王様(父)以外には勝ってるんだから、どんどん我を通して、王様と対立したときだけ、王様をさとす…というプレースタイルでもよかったんじゃないかな。
後のブッダさんの考え方は現代人に通じるところがある(ように描かれている)ので、その場では頭のいい人なんだろうけど、こっちからしてみれば普通の人でしかなく、言ってしまえばこの時代からタイムスリップして転生した人というSF設定でもいいぐらいなので、そういう「普通の人」の印象ではなくなぜ彼が「ブッダ」という特別な存在なのかという、彼のすごさを見せてほしかったな、と思う。
残念ながらこの映画の中では、その片鱗もなかった。こういう経験が土台になったのかも知れないけど、1本の映画としてはまだ始まっていないところぐらいで終わってしまった気分。続編がある(作れる)気もしないしな…。
声優映画としてはそれなりに堪能できました。
正直、仏陀再誕と見比べたかった気持ちもある。「手塚治虫の」ってなっているので、どれだけ伝承に沿った内容なのかはわからないけど、その時代の人と比べて、考え方は先進的だし、その時代には疑問に持つことすらほとんどなかったであろうことを、疑問に思って質問するのもいい。実際、頭のいい人、頭の切れる人という印象は持てた。ただ、その考え方が、自分の中だけで完結していて、周りに伝えるという部分が大きく欠落していたように見えた。
つまり、クシャさんには人心掌握術が足りない。
せっかく「王族」という、人に話を聞いてもらえる立場にいたのに、それを投げ出すとか軽んじるとか、激しくもったいない。したたかに利用して、じわじわと国を変えていけばいいのに…と思った。結局(今の段階では)、世界が自分の思うような美しいものになっていないことにただ嘆いて、特に何かをするでもなく、(ここは私のいる世界ではないと思い)そのまま逃げた…という印象。(よくイメージされるような)オンラインゲーム廃人と大差ない印象。「逃げて何を成したい(結果的に何を成すことになるではなく)の?」というところが見えない、ノープランなところが何とも。
誕生イベントの神々しさから比べると、どんどん悪い方に堕ちていく、どんどん俗世に染まっていく…そんな成長物語。つかあれだけ神ポジションな誕生をしたんだから、王様をはじめ、周りの人ももっと話を聞いてあげるというか、拝聴させていただくぐらいの扱いにして欲しいよね。現国王(父)も、それまでの国王も毎度あれぐらい神々しい誕生してたというのならわからないでもないけど。
権力的にも、バラモンと王様(父)以外には勝ってるんだから、どんどん我を通して、王様と対立したときだけ、王様をさとす…というプレースタイルでもよかったんじゃないかな。
後のブッダさんの考え方は現代人に通じるところがある(ように描かれている)ので、その場では頭のいい人なんだろうけど、こっちからしてみれば普通の人でしかなく、言ってしまえばこの時代からタイムスリップして転生した人というSF設定でもいいぐらいなので、そういう「普通の人」の印象ではなくなぜ彼が「ブッダ」という特別な存在なのかという、彼のすごさを見せてほしかったな、と思う。
残念ながらこの映画の中では、その片鱗もなかった。こういう経験が土台になったのかも知れないけど、1本の映画としてはまだ始まっていないところぐらいで終わってしまった気分。続編がある(作れる)気もしないしな…。
声優映画としてはそれなりに堪能できました。
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観賞日:2011/05/26(木) 21:40
観賞時の感想メモがないので、今さら書けることがない。SFだけど、現代に通じる警鐘がすごいことになっていた。
3Dメガネのレンズの端の方のフィルタが微妙で、端の方が3Dに見えなくてなんかイライラしたことは思い出した。
観賞時の感想メモがないので、今さら書けることがない。SFだけど、現代に通じる警鐘がすごいことになっていた。
3Dメガネのレンズの端の方のフィルタが微妙で、端の方が3Dに見えなくてなんかイライラしたことは思い出した。
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観賞日:2011/05/20(金)
3Dで見てきました。3Dで長い映画はやっぱりちょっとキツい。でもメガネを外すと二重に見えちゃうだけなんだよね。休憩用に両方右レンズのメガネ(右目映像しか見えない)とか欲しい。
テーマは家族かな。あくどい人はみんなたぬき、たぬきのせいだと信じたい気持ちはわからんでもない。
資金繰りに困っていないのなら、計画を早期強行する意味はないと思うけどなぁ。強行したいのなら、妖怪の他勢力からのプレッシャーとかそういう理由付けがあってもよかったかも。
3Dで見てきました。3Dで長い映画はやっぱりちょっとキツい。でもメガネを外すと二重に見えちゃうだけなんだよね。休憩用に両方右レンズのメガネ(右目映像しか見えない)とか欲しい。
テーマは家族かな。あくどい人はみんなたぬき、たぬきのせいだと信じたい気持ちはわからんでもない。
資金繰りに困っていないのなら、計画を早期強行する意味はないと思うけどなぁ。強行したいのなら、妖怪の他勢力からのプレッシャーとかそういう理由付けがあってもよかったかも。
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鑑賞日:2011/05/19(木) 21:50
キッズアニメ映画は、終盤になると、朝上映のみ、土日のみになったりしますが、そうでないこういう作品の場合、レイトショーのみになるようで、この前始まったばかりと思っていたこの作品も、気づけばレイトショーオンリーになっていました。気持ち的にはもう少し待ちたかったんだけど、近場の映画館ではもはや最終日だったので、四の五の言ってる余裕はなかった。つか最終日が木曜日って珍しい。
見てしばらくして思ったのは、この映画、実は3D上映を予定していたのではないだろうか ということ。
まず、アニメ映画では非常に珍しいシネスコサイズ(16:9よりもっと幅広の画面比率)なことに驚いてみたものの、3D予定だったのなら、奥行きや飛び出し分、左右を多めに描く必要があると思うので、16:9より広めに作っていたのではないかと思うところから、疑念スタート。さらに見進めていくと、手書き風ながら、3DCGであることを意識させるようなぐりぐりするカメラワークだったり、飛び出しを意識したかのような動き、立体感を出しやすい俯瞰や煽りの構図が目立っていた。そして、2D作画であれば、あらかじめ焦点を用意して、遠景や近景はボカすのがセオリーと思われる中、妙に鮮明に描かれている遠くの景色なんかも見られた。
でもそういうのが顕著に見えるシーンは前半に多くて、後半は普通の2D作品的な絵作りに戻っていたと思う。(こういう見方をしていると)まるで3D映画にするのを断念したかのように。そしてリアルさや説得力、空気感なんかは3Dであればそれなりに勝手についてしまうところが、2Dであることで説明不足と感じるところが増えてしまったかもとも思う。
内容の方は、事前知識として京都や平安京がどうなっていたかを持っていなければ厳しい感じでした。てっきり主人公が京都や平安京に対して無知で、いちいち他の人に聞いてくれる説明を受けるといった親切設計かと思いきや、普通に訳知りで、おかげであまり説明してくれないという…。タイムスリップをすぐさま受け入れるところとか、順応性も高かったりして、視聴者を置いてどんどん先に行ってしまう感じでした。
順応性が高いおかげで、鬼に追いかけられる>寺に逃げ込む>いつの間にか平安時代に飛んでいる>鬼を倒すミッションに巻き込まれる>大蛇ゲット>鬼側の意見も聞く>黒幕を知る>倒す という敵味方や状況が二転三転する話なのに、ひょうひょうと抜けていく。まわりの状況に合わせて自分の考えもどんどん変わる。どこまでも冷静で、感情的な部分がほとんどない。普通は観客の方が冷静で、「状況から見ると、こういう行動をするのがいいのかな?」と、先に考えるもの(それが的中するかどうかは別として)かと思いますが、この主人公の場合、感情的な部分があまりないので、決断が早く、観客が考えるより早く彼の行動が起こってしまう。
たとえば平安時代に飛ぶ→起きる という事件があったとき、観客はまわりの風景などから平安時代にタイムスリップしたことを把握する。主人公に期待するのは、驚くこと・飛んだ理由を知ろうとすること・戻ろうとすること…といった反応ですが、この彼は驚きこそすれ、平安時代であることを結構早めに認識し、いち早くここにいる意味を受け入れる…という結構常人離れした対応をするのですよ。
大蛇もすぐ慣れちゃうし、鬼の人ともすぐ仲良くなる。相手の気持ちを考えて恨んだり憎んだりしない。…もはや聖人というか変な人です。
こういう話のセオリーとしては、
・熱血お人好しの主人公にする(デジモンクロスウォーズとか)
・いくらかゲームだと思っている設定にする(戦国乙女とか)
・転生者としての記憶がある・あらかじめ夢で見ている
・まったく説明がなく、受け入れるしかない
・そもそも元の世界に帰りたくない
・目的を持って来ている
とかあると思いますが、特に当てはまらない感じなのよね。転生者として~が微妙にあるかないかぐらいで。この話のタイプだと、“ちょっとおバカで、いちいちゲーム的解釈をする主人公”ぐらいが収まりがよかった気がするなぁ。「えーとつまり、僕は勇者で」「勇者?巫女ですよ?」「その“鬼”ってやつを倒せばゲームクリアってわけだね!」「げぇむ?くりあ? ええ、まぁそんなところです」「オロチ?ああ、勇者だけが使える的なレアアイテムですか」みたいなノリの。途中でゲームじゃないことに気づいて(実感して)、苦悶する展開を含めてね。ラスボスでは殺し合いであること、自分が死ぬ可能性があることを十分に自覚しながら、それでも戦いに臨む姿がある風な。
話を軽くしたくないとか、主人公をバカにしたくないとかそういうことがあるのかも知れないけどね。
まぁなんか、とらえどころのない主人公でした。感情がなくて常に「役割」を探しているみたいな。
そういう感情のない「理想」を押しつけるのって、宗教的なイメージがあるけど、ある宗教を押しつけるとかでもなく、ある考えを押しつけるでもなく、宗教を否定するのでもなく、「どちら側にも理があり、間違いがある」というのを見せるものにしてある…という、そういう面でもつかみどころのない話でした。ストーリー展開上、一応ラスボスは出てきますが、その時点ですでに鬼側からも、京側からも否定された存在になっており、倒すことにそれほど意味はないみたいな。
平安時代の京都を描くにあたって、宗教を抜きにはできないという、「宗教はあって当たり前」を自分に取り入れるのが難しい感じだったかも。「宗教」と言われると、特別な意味を考えてしまうから。先住民と移民との問題で、それぞれに違った価値観(宗教)があるぐらいの話と思えなければいけなかった。別に宗教が「異教徒」を迫害するのを問題視する話でもないし、宗教を肯定する話でもなかった。本当にただ文化的な意味としての「宗教」があるだけ。
結局、何か“テーマっぽいもの”を見つけて追ってみると、それはテーマじゃなかったり、小難しいところで考えてみても、それはたいした意味がなかったり…笑わせたいのか泣かせないのか考えさせたいのか、それすらわからなかった。自分にわかるのは「鬼神伝は作画アニメである」までだよ…。
つことで、見たことに後悔はないけど、正直なところ見なくてもよかったとも思う。
キッズアニメ映画は、終盤になると、朝上映のみ、土日のみになったりしますが、そうでないこういう作品の場合、レイトショーのみになるようで、この前始まったばかりと思っていたこの作品も、気づけばレイトショーオンリーになっていました。気持ち的にはもう少し待ちたかったんだけど、近場の映画館ではもはや最終日だったので、四の五の言ってる余裕はなかった。つか最終日が木曜日って珍しい。
見てしばらくして思ったのは、この映画、実は3D上映を予定していたのではないだろうか ということ。
まず、アニメ映画では非常に珍しいシネスコサイズ(16:9よりもっと幅広の画面比率)なことに驚いてみたものの、3D予定だったのなら、奥行きや飛び出し分、左右を多めに描く必要があると思うので、16:9より広めに作っていたのではないかと思うところから、疑念スタート。さらに見進めていくと、手書き風ながら、3DCGであることを意識させるようなぐりぐりするカメラワークだったり、飛び出しを意識したかのような動き、立体感を出しやすい俯瞰や煽りの構図が目立っていた。そして、2D作画であれば、あらかじめ焦点を用意して、遠景や近景はボカすのがセオリーと思われる中、妙に鮮明に描かれている遠くの景色なんかも見られた。
でもそういうのが顕著に見えるシーンは前半に多くて、後半は普通の2D作品的な絵作りに戻っていたと思う。(こういう見方をしていると)まるで3D映画にするのを断念したかのように。そしてリアルさや説得力、空気感なんかは3Dであればそれなりに勝手についてしまうところが、2Dであることで説明不足と感じるところが増えてしまったかもとも思う。
内容の方は、事前知識として京都や平安京がどうなっていたかを持っていなければ厳しい感じでした。てっきり主人公が京都や平安京に対して無知で、いちいち他の人に聞いてくれる説明を受けるといった親切設計かと思いきや、普通に訳知りで、おかげであまり説明してくれないという…。タイムスリップをすぐさま受け入れるところとか、順応性も高かったりして、視聴者を置いてどんどん先に行ってしまう感じでした。
順応性が高いおかげで、鬼に追いかけられる>寺に逃げ込む>いつの間にか平安時代に飛んでいる>鬼を倒すミッションに巻き込まれる>大蛇ゲット>鬼側の意見も聞く>黒幕を知る>倒す という敵味方や状況が二転三転する話なのに、ひょうひょうと抜けていく。まわりの状況に合わせて自分の考えもどんどん変わる。どこまでも冷静で、感情的な部分がほとんどない。普通は観客の方が冷静で、「状況から見ると、こういう行動をするのがいいのかな?」と、先に考えるもの(それが的中するかどうかは別として)かと思いますが、この主人公の場合、感情的な部分があまりないので、決断が早く、観客が考えるより早く彼の行動が起こってしまう。
たとえば平安時代に飛ぶ→起きる という事件があったとき、観客はまわりの風景などから平安時代にタイムスリップしたことを把握する。主人公に期待するのは、驚くこと・飛んだ理由を知ろうとすること・戻ろうとすること…といった反応ですが、この彼は驚きこそすれ、平安時代であることを結構早めに認識し、いち早くここにいる意味を受け入れる…という結構常人離れした対応をするのですよ。
大蛇もすぐ慣れちゃうし、鬼の人ともすぐ仲良くなる。相手の気持ちを考えて恨んだり憎んだりしない。…もはや聖人というか変な人です。
こういう話のセオリーとしては、
・熱血お人好しの主人公にする(デジモンクロスウォーズとか)
・いくらかゲームだと思っている設定にする(戦国乙女とか)
・転生者としての記憶がある・あらかじめ夢で見ている
・まったく説明がなく、受け入れるしかない
・そもそも元の世界に帰りたくない
・目的を持って来ている
とかあると思いますが、特に当てはまらない感じなのよね。転生者として~が微妙にあるかないかぐらいで。この話のタイプだと、“ちょっとおバカで、いちいちゲーム的解釈をする主人公”ぐらいが収まりがよかった気がするなぁ。「えーとつまり、僕は勇者で」「勇者?巫女ですよ?」「その“鬼”ってやつを倒せばゲームクリアってわけだね!」「げぇむ?くりあ? ええ、まぁそんなところです」「オロチ?ああ、勇者だけが使える的なレアアイテムですか」みたいなノリの。途中でゲームじゃないことに気づいて(実感して)、苦悶する展開を含めてね。ラスボスでは殺し合いであること、自分が死ぬ可能性があることを十分に自覚しながら、それでも戦いに臨む姿がある風な。
話を軽くしたくないとか、主人公をバカにしたくないとかそういうことがあるのかも知れないけどね。
まぁなんか、とらえどころのない主人公でした。感情がなくて常に「役割」を探しているみたいな。
そういう感情のない「理想」を押しつけるのって、宗教的なイメージがあるけど、ある宗教を押しつけるとかでもなく、ある考えを押しつけるでもなく、宗教を否定するのでもなく、「どちら側にも理があり、間違いがある」というのを見せるものにしてある…という、そういう面でもつかみどころのない話でした。ストーリー展開上、一応ラスボスは出てきますが、その時点ですでに鬼側からも、京側からも否定された存在になっており、倒すことにそれほど意味はないみたいな。
平安時代の京都を描くにあたって、宗教を抜きにはできないという、「宗教はあって当たり前」を自分に取り入れるのが難しい感じだったかも。「宗教」と言われると、特別な意味を考えてしまうから。先住民と移民との問題で、それぞれに違った価値観(宗教)があるぐらいの話と思えなければいけなかった。別に宗教が「異教徒」を迫害するのを問題視する話でもないし、宗教を肯定する話でもなかった。本当にただ文化的な意味としての「宗教」があるだけ。
結局、何か“テーマっぽいもの”を見つけて追ってみると、それはテーマじゃなかったり、小難しいところで考えてみても、それはたいした意味がなかったり…笑わせたいのか泣かせないのか考えさせたいのか、それすらわからなかった。自分にわかるのは「鬼神伝は作画アニメである」までだよ…。
つことで、見たことに後悔はないけど、正直なところ見なくてもよかったとも思う。
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観賞日:2011/05/01(日)
いやいやいや、あれで死亡者なしどころか怪我人ゼロは嘘でしかないだろ…。いくらコナン映画が爆発マンセーだからって、名探偵コナンですよ、もう少しスマートにできんもんかいな。んで最初の電車テロの方がメインの爆破より盛り上がった感があったりするのも問題かもなぁ。
つか今回の犯人って、爆弾設置の「能力者」でもないと説明つかないような…。入手先、設置方法、設置時間…だいぶ謎すぎる。動機がちっちゃいのは思想家にしてしまうとまたいろいろ問題かもという配慮かもしれないので、目をつぶることにする…。敵側はどこからどう見ても「悪」でないといけないんだろう。悪いことをしているという自覚があるから、誰かに気づいてほしくて、止めて欲しくて、いくらかヒントを残す…それぐらいの犯人がコナンの敵役としてちょうどいいということか…。それにつけても今回のはだいぶ小者だったけどねー。
でも一番納得いかないのは予告で言ってた「生きてたらまた会おうぜ」を言ってた記憶がないことですな。ポケモン映画「ルギア爆誕」の予告で言ってた「命をかけて、かかってこい!」ぐらい納得いきませんよコナンさん。
いやいやいや、あれで死亡者なしどころか怪我人ゼロは嘘でしかないだろ…。いくらコナン映画が爆発マンセーだからって、名探偵コナンですよ、もう少しスマートにできんもんかいな。んで最初の電車テロの方がメインの爆破より盛り上がった感があったりするのも問題かもなぁ。
つか今回の犯人って、爆弾設置の「能力者」でもないと説明つかないような…。入手先、設置方法、設置時間…だいぶ謎すぎる。動機がちっちゃいのは思想家にしてしまうとまたいろいろ問題かもという配慮かもしれないので、目をつぶることにする…。敵側はどこからどう見ても「悪」でないといけないんだろう。悪いことをしているという自覚があるから、誰かに気づいてほしくて、止めて欲しくて、いくらかヒントを残す…それぐらいの犯人がコナンの敵役としてちょうどいいということか…。それにつけても今回のはだいぶ小者だったけどねー。
でも一番納得いかないのは予告で言ってた「生きてたらまた会おうぜ」を言ってた記憶がないことですな。ポケモン映画「ルギア爆誕」の予告で言ってた「命をかけて、かかってこい!」ぐらい納得いきませんよコナンさん。
観賞日:2011/04/14(木)
TV放送の一、二章を見て、三章から映画館に通い出したブレイクブレイドも最終章です。伏線が超いっぱい残ってるので、残り1時間で処理できるんだろうか…と心配していましたが、端から処理し切るつもりはなかったようで、「第六章」だけど、「第一章 完」ぐらいでした。映画6本もやるんだから、きれいに完結してくれると思ってたんだけどなー。まぁ、三章や四章でも伏線を増やしてくるぐらいだったので、予想外ってほどでもないけど、これが最後の1章できれいにまとまるからこそ支持された作品なのかと期待してもいました。
全六章をまとめると、「ライガットが戦士として成長しました」ということが描かれていただけで、いっぱいあった伏線は全部この後に持ち越しされた感じ。国の行く末も、斎藤千和との恋バナも、ゼスとの因縁も、ロストテクノロジー・デルフィングの秘密も、その他いろんなことも、これといって解決しなかった。一歩前進したものはそれなりにあるけど、それはやっと話として進むべき方向が見えてきた…ぐらいなもんで、結局全六章合わせて「序章」をやってただけなんだなー、としみじみ思って映画館を出ました。
という感じで、全6章のお話としては消化不良な感も否めませんが、アクションとしては、今回も期待通りの出来でした。主人公のピンチ>新武器完成>到着>これで一発逆転…と思いきや使いこなせない>またピンチ>なんとか勝利 …という展開的にも(セオリーながら)燃えるシチュエーションでゴリゴリ動いて心地よかったです。
でもまぁ、因縁からしても、やっぱり中ボスレベルなんだよね、彼。
TV放送の一、二章を見て、三章から映画館に通い出したブレイクブレイドも最終章です。伏線が超いっぱい残ってるので、残り1時間で処理できるんだろうか…と心配していましたが、端から処理し切るつもりはなかったようで、「第六章」だけど、「第一章 完」ぐらいでした。映画6本もやるんだから、きれいに完結してくれると思ってたんだけどなー。まぁ、三章や四章でも伏線を増やしてくるぐらいだったので、予想外ってほどでもないけど、これが最後の1章できれいにまとまるからこそ支持された作品なのかと期待してもいました。
全六章をまとめると、「ライガットが戦士として成長しました」ということが描かれていただけで、いっぱいあった伏線は全部この後に持ち越しされた感じ。国の行く末も、斎藤千和との恋バナも、ゼスとの因縁も、ロストテクノロジー・デルフィングの秘密も、その他いろんなことも、これといって解決しなかった。一歩前進したものはそれなりにあるけど、それはやっと話として進むべき方向が見えてきた…ぐらいなもんで、結局全六章合わせて「序章」をやってただけなんだなー、としみじみ思って映画館を出ました。
という感じで、全6章のお話としては消化不良な感も否めませんが、アクションとしては、今回も期待通りの出来でした。主人公のピンチ>新武器完成>到着>これで一発逆転…と思いきや使いこなせない>またピンチ>なんとか勝利 …という展開的にも(セオリーながら)燃えるシチュエーションでゴリゴリ動いて心地よかったです。
でもまぁ、因縁からしても、やっぱり中ボスレベルなんだよね、彼。
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内容的にメインはトリコだと思うのだけど、知名度的にはワンピースの映画でしかないのかね。ワンピースは3D映画化しやすいCGアニメだったけど、トリコは手書き3Dで、トリコの方がパッと見大変そうなのにね。
遊☆戯☆王、イナズマイレブンと、手書き3Dアニメ映画が世に出てきているけど、東映アニメーションもまた手書き3Dに参入してきた記念すべき作品だと思うのだけども。今回のワンピースみたいな3DCGでの3D映画はこれまでも何度かやっているわけだし。赤青メガネだったころの3D映画ってどういう3Dだったのか、今となっては気になるなぁ。やっぱりペラかったのかなー。
制作ラインのデジタル化、地デジ黎明期にいち早くTVアニメをHV化…そういう業界の「先」を狙ってきた過去、そして3DCGによる3D映像作品の制作を精力的に続けていたことから察するに、「手書き3D」というジャンルで先を越されたというのは、もしかして相当に悔しかったのではないかと思えるかも。手書き3Dの苦手としそうな、モブキャラとかも、今回のはなんか多めだった気もするし、「ウチだってやろうと思えばできるし、それ以上だってできるよ!」みたいな。
話はトリコさんのお披露目。TVシリーズの開始時もワンピースとコラボしてお披露目してたから、お披露目ばかりで話が混ざってしまうわ…。「俺は食べる目的以外で殺さない(どや顔)」は何度も見るものでもないでしょう…。「生態系が崩れて云々」も何回もやってるし、映画、ワンピコラボ、第1話の全部を見る人のことを想定してくれなかった気がする。まぁそういう繰り返しで萎える部分を除けば普通におもしろくはありましたが。
ワンピースの方は「ワンピースを3DCGの3Dアニメにしてみました」以外のことは特にないかも。予告編ではもっと飛び出していたような気がするけど、飛び出しは控えめだった感。
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鑑賞日:2011/03/25(金)
いろいろもらったので、グッズの紹介から。右の写真は前売り特典のバッグ。実用性は限りなく低そうです。材質も硬いし、入れられるものも特にない感じ。
マウスオーバーで裏表の画像換えよう思ったけど、FC2の中でそれをどうやるのかわからなかったので、スクロールで換えられるようにしました。
もらったのはピンクの方。スイートプリキュア♪はピンクとブルーのどちらにもついているので、ハートキャッチ&MaxHeart&SplashStarの絵柄がついてる方。プリキュア5とフレッシュプリキュア!も捨てがたいが、ここはハートキャッチプリキュア!の方で(あれ?ふたりは連中は?)。


続いて入場者特典、プリズムスターミラクルライト。詳しくは(たいした理由もないですが)後述しますが、今回は入場者特典をゲットしました。手前がプリズムスターミラクルライトで、奥のがプリズムスターミラクルライトSpecialです。Specialの方は大人も堂々と振っていいので、振ってきた=絶縁を外したので、せっかくなので光らせて撮ってみました。針金巻いて強引にスイッチ押してます。
スペシャルデータカードダス。まぁ、使い道もないです…。

オールスターズDX3(サン)バイザー。クリックで展開図写真に。さすがにこれはつけられません。
裏は妖精ばかり。こっち側でつけるキッズはどれぐらいいるのかねぇ。団体で行ったときなら、ひとりぐらいはこっち側にする子もいそうだけれど。
最後に、映画の半券をナムコのゲームセンターに持っていくともらえるキラデコシール。前回はもらえなかったけど、今回は在庫がある内に行けました。キッズは映画を見なくてもぬりえをすればもらえます。もらえたのはうれしいけど、半券は交換で取られちゃって、手元に残らないのが寂しい。半券コレクターなのに。
もらったものはこれぐらいかな。プリズムスターミラクルライトSpecialは買ったものですが。あとはクリアファイルが何か美しかったので買った。パンフはいつも(プリキュアのは)買ってる。はんこも押した。
ということで、チケット購入時、受付の人がうっかりしたらしく、ミラクルライト他、入場者特典をくれました。くれるものなら欲しいので、そそくさもらいました…。なんでもらえたのかはよくわからないけど、チケット購入に行ったのが前日だったのと、その日が震災復興後の再開日で、あんまりしっかりしてなかったからかも。
でもそれとは別に売店で大人用ミラクルライト(プリズムスターミラクルライトSpecial)を購入したので、応援はそっちを使いました。前もうっかりミラクルライトをもらったことはありますが、そのときは振ることまではできなかったので、今回大人用ミラクルライトを手に入れることで、はじめてミラクルライトを振ることができました。
そして…、やはりミラクルライトありでの鑑賞は気持ちいいと実感。劇中の「みんな、ありがとう!」がこんなにもキュンと来ちゃうとは…。これまでのミラクルライトなしでの観賞では、そう言われてもなんだか蚊帳の外みたいで、「力を送れなくてごめんなさい…」という感情の方が先に来てましたが、自分ひとりの光はちっぽけでも、それを送ることで、ちょっとでも力になれたのかもと思えて、そういう後ろめたさがなく「どういたしまして」という気持ちもありつつ見ることができる。
実際に振ってみて思ったのは、やっぱり大人もミラクルライトを振った方がいいということ。上記の通り振ってみて気持ちいいというのもそう思う理由のひとつですが、子どもたちが賢明にミラクルライトを振っている中で、「プリキュアに力なんて与えてやらないよー」な感じに、大人が隣にいるのはどうなのよ? という観点からもそう思う。“子どもだけに振らせたい”のであれば、劇中で“子どもしかプリキュアに力を与えられない理由”を明確にしておかないと、「薄情な大人」に見えてしまわないかと心配になりました。これまでは、心の中で「中学生以下のミラクルライト持ちのみんな、自分の分まで応援してくれッ!」って思っていたけど、自分で振ってみると、その感情は子どもたちにはほとんど届いていなかったのではないかと感じるにいたった。それよりは「なんで振ってないんだろう?」という気持ちの方が(自分としては)強かった感。もらっている側は“どういう条件でミラクルライトがもらえているのか”というか、もらっていない人がいることも特に考えずに持っている子の方が多いと思うので…。
というわけで、十分に楽しみましたが、やはり最後にせざるを得ないというのをひしひしと感じずにはいられない映画でした。変身シーン、必殺技シーンにどんどん消費されていく尺、無限とも思えるかけあわせのパターン…せつなさんがガン無視されてしまうのもいたしかたないぐらいに…(パッションとしてはお当番分ぐらいはありましたが)。「キャラが被るのを逆手に取った脚本」なんてのも、最後(これ以上キャラが増えない)じゃないとできない芸当だと思うし。わらわらいるだけで楽しいけど、わらわらいるだけで終わってしまって、一本の映画としての体裁が整わなくなりつつあるなぁ…というのが正直なところかも。存在理由、戦う理由、勝たなければならない理由…それを「全員で」やる理由はもうあまり見えない…ような。もちろん「お祭り」としては十分ですし、思い入れのあるキャラクターたちの言動や行動にはいちいち感動してしまうのも確か。ファンのための映画としては、そういう映画の方が正しいとも思いますけど、プリキュアとしてのメッセージを失ってまでやることじゃないのかなぁ、と。
メッセージ性としてはやはりDX1がいちばん好き。個性をテーマにすることで、“オールスターズ”でないとできない、“オールスターズ”だからこそ響く“話”になっていた…と思う。テーマが先にあったといわれても納得できるぐらいには。
大勢いるからこそできる話…と考えても、主役タイプが揃っている上、自分たちのシリーズを終えて成長しきっているキャラたちだけでは、話を転がすネガティブキャラもいないので、個性が入り乱れる群像劇でも作りにくいんだろうなぁ、と想像できる。もう共学ならひとクラスの女子より多い計算になるぐらいいるんだぜ…、1クラスの女子キャラの設定を用意してくれと言われて、この連中を用意するような話作りの人はおるまい。
まぁこの後も全シリーズにこだわらなければ、旧作とのコラボは可能だろうし、もしかしたら(知らないけど)電王みたいなプリキュアが誕生してもいいなぁ、とか妄想はしておく。
ということで、最後のプリキュアオールスターズDX、(後付けではあるけど)「出会い」「継承」「新たなる旅立ち」という3部昨ということになったそうですが、スイートプリキュア陣で見ると、「出会い」も「継承」もこの映画に含まれている感じでもある。まぁメインではないということで。
そんなわけで、DX3のテーマは「新たなる旅立ち」。詳しく書くとネタバレになっちゃうけど、要は「別れ」「卒業」みたいなこと。プリキュアではなくなる日。かけがえのない友との別れ。
いいテーマだと思うけど、これがスイートプリキュア♪陣も一緒くただったことで、「どうせ元通りなんだろ」という大人な冷め方をしてしまった。旧作が卒業を迫られても、スイートプリキュア♪の連中だけはその条件から外れている展開にしてくれたのなら、DXシリーズは最終章ということも踏まえて、彼女たちが卒業する結末の可能性を信じることができたかも知れない。
DX1でシフォンがキー妖精に選ばれたように、ハミィを特殊ポジションに置くだけでも実現できたかも知れないその展開は、できなかったのかやらなかったのか気になる…。大人見的には、スイートプリキュア以外の皆さんの後期取得した超必も残っていたし、これといってピンチとは思えていなかったから、そういう内部的なピンチを内包してほしかったとも思うわ。
レッドチーム、ブルーチーム、イエローチームの区分は楽しかったです。ドリーム先輩は超重要ポジションでしたが、こういう趣向なら、シリーズで唯一「リーダー」であったカリスマ性は見せて欲しかったなー。そして知性のブルーチーム内でマリンさん浮きすぎ…。ムーンライトさん(イエローチーム)と交代した方がしっくり来ますよ…。
広いスクリーンでしたが、一番後ろの席を前日に取りました。一番後ろにするのは、メインターゲットであるキッズたちの視界に入らないため、ミラクルライトの光を後ろから眺めたいからですが、なぜか隣にキッズ&親御さんの団体が。
頼みますから前で見てくださいよ。自分との間に親御さんシールドを入れる苦労とかないですし。

マウスオーバーで裏表の画像換えよう思ったけど、FC2の中でそれをどうやるのかわからなかったので、スクロールで換えられるようにしました。
もらったのはピンクの方。スイートプリキュア♪はピンクとブルーのどちらにもついているので、ハートキャッチ&MaxHeart&SplashStarの絵柄がついてる方。プリキュア5とフレッシュプリキュア!も捨てがたいが、ここはハートキャッチプリキュア!の方で(あれ?ふたりは連中は?)。


続いて入場者特典、プリズムスターミラクルライト。詳しくは(たいした理由もないですが)後述しますが、今回は入場者特典をゲットしました。手前がプリズムスターミラクルライトで、奥のがプリズムスターミラクルライトSpecialです。Specialの方は大人も堂々と振っていいので、振ってきた=絶縁を外したので、せっかくなので光らせて撮ってみました。針金巻いて強引にスイッチ押してます。


オールスターズDX3(サン)バイザー。クリックで展開図写真に。さすがにこれはつけられません。


もらったものはこれぐらいかな。プリズムスターミラクルライトSpecialは買ったものですが。あとはクリアファイルが何か美しかったので買った。パンフはいつも(プリキュアのは)買ってる。はんこも押した。
ということで、チケット購入時、受付の人がうっかりしたらしく、ミラクルライト他、入場者特典をくれました。くれるものなら欲しいので、そそくさもらいました…。なんでもらえたのかはよくわからないけど、チケット購入に行ったのが前日だったのと、その日が震災復興後の再開日で、あんまりしっかりしてなかったからかも。
でもそれとは別に売店で大人用ミラクルライト(プリズムスターミラクルライトSpecial)を購入したので、応援はそっちを使いました。前もうっかりミラクルライトをもらったことはありますが、そのときは振ることまではできなかったので、今回大人用ミラクルライトを手に入れることで、はじめてミラクルライトを振ることができました。
そして…、やはりミラクルライトありでの鑑賞は気持ちいいと実感。劇中の「みんな、ありがとう!」がこんなにもキュンと来ちゃうとは…。これまでのミラクルライトなしでの観賞では、そう言われてもなんだか蚊帳の外みたいで、「力を送れなくてごめんなさい…」という感情の方が先に来てましたが、自分ひとりの光はちっぽけでも、それを送ることで、ちょっとでも力になれたのかもと思えて、そういう後ろめたさがなく「どういたしまして」という気持ちもありつつ見ることができる。
実際に振ってみて思ったのは、やっぱり大人もミラクルライトを振った方がいいということ。上記の通り振ってみて気持ちいいというのもそう思う理由のひとつですが、子どもたちが賢明にミラクルライトを振っている中で、「プリキュアに力なんて与えてやらないよー」な感じに、大人が隣にいるのはどうなのよ? という観点からもそう思う。“子どもだけに振らせたい”のであれば、劇中で“子どもしかプリキュアに力を与えられない理由”を明確にしておかないと、「薄情な大人」に見えてしまわないかと心配になりました。これまでは、心の中で「中学生以下のミラクルライト持ちのみんな、自分の分まで応援してくれッ!」って思っていたけど、自分で振ってみると、その感情は子どもたちにはほとんど届いていなかったのではないかと感じるにいたった。それよりは「なんで振ってないんだろう?」という気持ちの方が(自分としては)強かった感。もらっている側は“どういう条件でミラクルライトがもらえているのか”というか、もらっていない人がいることも特に考えずに持っている子の方が多いと思うので…。
というわけで、十分に楽しみましたが、やはり最後にせざるを得ないというのをひしひしと感じずにはいられない映画でした。変身シーン、必殺技シーンにどんどん消費されていく尺、無限とも思えるかけあわせのパターン…せつなさんがガン無視されてしまうのもいたしかたないぐらいに…(パッションとしてはお当番分ぐらいはありましたが)。「キャラが被るのを逆手に取った脚本」なんてのも、最後(これ以上キャラが増えない)じゃないとできない芸当だと思うし。わらわらいるだけで楽しいけど、わらわらいるだけで終わってしまって、一本の映画としての体裁が整わなくなりつつあるなぁ…というのが正直なところかも。存在理由、戦う理由、勝たなければならない理由…それを「全員で」やる理由はもうあまり見えない…ような。もちろん「お祭り」としては十分ですし、思い入れのあるキャラクターたちの言動や行動にはいちいち感動してしまうのも確か。ファンのための映画としては、そういう映画の方が正しいとも思いますけど、プリキュアとしてのメッセージを失ってまでやることじゃないのかなぁ、と。
メッセージ性としてはやはりDX1がいちばん好き。個性をテーマにすることで、“オールスターズ”でないとできない、“オールスターズ”だからこそ響く“話”になっていた…と思う。テーマが先にあったといわれても納得できるぐらいには。
大勢いるからこそできる話…と考えても、主役タイプが揃っている上、自分たちのシリーズを終えて成長しきっているキャラたちだけでは、話を転がすネガティブキャラもいないので、個性が入り乱れる群像劇でも作りにくいんだろうなぁ、と想像できる。もう共学ならひとクラスの女子より多い計算になるぐらいいるんだぜ…、1クラスの女子キャラの設定を用意してくれと言われて、この連中を用意するような話作りの人はおるまい。
まぁこの後も全シリーズにこだわらなければ、旧作とのコラボは可能だろうし、もしかしたら(知らないけど)電王みたいなプリキュアが誕生してもいいなぁ、とか妄想はしておく。
ということで、最後のプリキュアオールスターズDX、(後付けではあるけど)「出会い」「継承」「新たなる旅立ち」という3部昨ということになったそうですが、スイートプリキュア陣で見ると、「出会い」も「継承」もこの映画に含まれている感じでもある。まぁメインではないということで。
そんなわけで、DX3のテーマは「新たなる旅立ち」。詳しく書くとネタバレになっちゃうけど、要は「別れ」「卒業」みたいなこと。プリキュアではなくなる日。かけがえのない友との別れ。
いいテーマだと思うけど、これがスイートプリキュア♪陣も一緒くただったことで、「どうせ元通りなんだろ」という大人な冷め方をしてしまった。旧作が卒業を迫られても、スイートプリキュア♪の連中だけはその条件から外れている展開にしてくれたのなら、DXシリーズは最終章ということも踏まえて、彼女たちが卒業する結末の可能性を信じることができたかも知れない。
DX1でシフォンがキー妖精に選ばれたように、ハミィを特殊ポジションに置くだけでも実現できたかも知れないその展開は、できなかったのかやらなかったのか気になる…。大人見的には、スイートプリキュア以外の皆さんの後期取得した超必も残っていたし、これといってピンチとは思えていなかったから、そういう内部的なピンチを内包してほしかったとも思うわ。
レッドチーム、ブルーチーム、イエローチームの区分は楽しかったです。ドリーム先輩は超重要ポジションでしたが、こういう趣向なら、シリーズで唯一「リーダー」であったカリスマ性は見せて欲しかったなー。そして知性のブルーチーム内でマリンさん浮きすぎ…。ムーンライトさん(イエローチーム)と交代した方がしっくり来ますよ…。
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広いスクリーンでしたが、一番後ろの席を前日に取りました。一番後ろにするのは、メインターゲットであるキッズたちの視界に入らないため、ミラクルライトの光を後ろから眺めたいからですが、なぜか隣にキッズ&親御さんの団体が。
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![]() | 映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花【Blu-ray】 特装版 (2011/07/20) 小清水亜美、折笠富美子 他 商品詳細を見る |

観賞日:2011/03/11(金)
遊☆戯☆王とまさかのヴェネツィアコンボ。大鐘楼とサンマルコ寺院がナツカシス。しかしデュエルモンスター消失事件と聞いてそそくさヴェネツィアまで飛んでくる十代さんはなかなかフットワークが軽いですな。
というわけでマクロスF映画、完結編です。ひとことでいうと「リア充爆発しろ>爆発した」でした(ぇー。
映画のストーリーに、ランカとシェリルの歌が大きく絡んでいると思われるのですが、歌詞がいまいち聞き取れないという体たらく…。普通は映画を見てからそのCDを買う…という流れかと思われますが、この映画に関しては、先にCDを聞いて、メロディや歌詞を心に刻んでおく>映画鑑賞 が正しい流れのように感じました。っていうか事前予習?
待ちこがれた星間飛行も流れましたが、それが霞むぐらいの新曲ラッシュで、観客も含めて一緒に歌ったり、急にシェリル&ランカになったりするので、そういう点でも予習しておく方がいいんじゃないかなーと思った次第。歌詞にネタバレがあるとかないとか小耳に挟んだ気もしますが…そんなにはっきりとしたネタバレでもないとも聞いたような…なので、むしろネタバレっぽい歌詞を気にしながら…ぐらいの方がいいんじゃないかなぁ。
というわけで、CDを聞いてから、もう一度見に行きたい気持ちになりつつある…。気持ちだけで本当にするかどうかは怪しいものだけど。
![]() | 劇場版マクロスF サヨナラノツバサ netabare album the end of”triangle” (2011/03/09) シェリル・ノーム starring May’n&ランカ・リー=中島愛 produced by 菅野よう子 商品詳細を見る |
ちなみに、地震に遭ったのはこのあと。上映中じゃなくてよかった。途中で追い出されるのは寂しいからね…。遭ったのはBOOK OFF内でした。欲しいものをいくつか見つけて、さらに物色中に揺れて、買う前にビルを追い出されたので、買えなかった。しばらくは上記の感想を書きながら外で待っていたけど、結局そのまま閉店に。次行ってももう売ってないんだろうなぁ…と思うと寂しい。
この気分のままアニメイトにも行って、上記のCDを久しぶりに定価買いしようかとも思っていたのに!
閉店になってしまったので、帰ろうと思ったら、電車も止まったままで、復旧見込みがない的なことが聞こえたので、歩いていくことに。普段なら何時間でも電車を待つめんどくさがりなのですが、夕方アニメがあるかどうかわからない状態だったので、歩いて帰れる時間の内に移動して、運良く電車が動き出したらそこから乗ろうと思っていましたが、結局帰りついても電車は動いていませんでした。近場の映画館でよかった。いくらか道には迷いましたけどね。
帰ってきたら夕方アニメどころか何もやってなくて、アニメは最速でマクロスF(再)だったのかな。本放送だとキッズ劇場、U局外だとテガミバチまでアニメなしという異常事態でした…。
ちなみにCDはまだ買えていません。意外と品薄?
![]() | 劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~ Blu-ray Disk Hybrid Pack (通常版) (PS3専用ソフト収録) (初回封入特典 生フィルム同梱) (2011/10/20) PlayStation 3 商品詳細を見る |

せっかくアンコール上映してくれたので見てきました。入場者特典も前と違っていたし、本上映はイベント映画っぽい感覚でしたが、5D'sがああいう展開だったので、「5D'sの一部」という視点で見られるようになり、新しい気持ちで見ることができました。視聴スケジュールとしては、Z-ONEとの決着がつく前に挟んでおきたかったという思いもありますが、時すでに遅しでした…。まぁTVシリーズの方を反すうして対応します。
パラドックスをZ-ONEの仲間だと思って見ると、彼の行動原理はよくわかるし、Z-ONEより遠過去からの改変に賭けるという考えもよくわかる。Z-ONEがここまでの干渉をやらなかったのは、過去への干渉はなるべく小さく済ませようという思いがあったのかも知れないし、何より自分のオリジナルである本物の遊星に会いたかったし、コピーとして出した結論を遊星に否定して欲しかったというのがあるのかも知れないなぁ…という想像の裏付けにもなっている感じだったかも。
パラドックスにしてみれば、遊星という人物に対してそれほどの思い入れはないので、「歴戦の勇者たち」でまとめてしまうというのも正しい反応ですな。
プロローグとエピローグが5D'sで、なんか伏線めいたことを話していたことも今回はじめて気づけました。まぁZ-ONEさんが懇切丁寧に説明してくれたことなので、知らなくてもそれほど困るようなことでもないですけど。
まぁ、意味のある再鑑賞でした。
本上映のときは、TOHOシネマズ川崎(XPanD方式)でしたが、今回はワーナーでしかやってないので、RealD方式に変更(もっとも現在は、TOHOシネマズもRealD方式に変更していますが)。前に他の映画でもらっていたメガネ2種類(ポケモン3D/イナズマイレブン3D)も持っていってみましたが、全部使えました。形が少し違う程度。そういやお値段据え置き1000円だったけど、メガネいりませんとしたら900円にしてくれたのかが気になる…。
本編上映前と上映後にXEALの特典映像つきでしたが、まぁ1話の途中まで見せてくれただけな感じ。「実は3D制作」というのも一瞬期待しましたが、その夢は一瞬で消えました…。だってさー、TV放送は2Dで、BDソフトは3Dとかだったら、新しいし、売れそうな気がするじゃない。3Dノウハウはこの映画で持っているワケだし、ないこともないかな…と、期待しないで期待してたのですが…ちぇ。まぁ技術的にはできても、予算(売り上げ見込み)やスケジュール的にはできないですよね…。単純計算で作画枚数が倍だからなぁ。
![]() | 劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を超えた絆~ [Blu-ray] (2011/06/15) 不明 商品詳細を見る |
まだ発売してなかったのか…。
前売り特典・ピカッとピッポドラ


光らせると時間経過とともに色が変わります。


光らせると時間経過とともに色が変わります。

変身ザンダドラ
チケットは既に取ってあるのに、そこそこ早めに行ったのは、今年もまた、狙うは“初スタンプ”だからである。そんなことにこだわりを持っている人は特にいないと思われるので、楽な勝負なハズなんだけど、ここ数年は失敗続きなので、自分もだいぶ意地になってきました(ログ:2006/2008/2009/2010)。スタンプを押す場所が用意されている、パンフレットの販売場所の変更、スタンプの置き場所の変更、会場入りの遅れ…まぁ要因は様々ありました…(遠い目)。
9時前程度では一番乗りではないんだけど、列とかは特になかったので、ポジショニングでいい位置にじりじり移動。劇場を覗いて、遠くに見えるスタンプ位置を確認、会場外にできた売店の様子を確認(パンフレットだけ別場所での販売なこともある)、見てるだけ~をしてたら、他の方が売り子さんに尋ねてそそくさとパンフレットを購入していったので、こちらもあわててそそくさと購入…してたら、「開場しまーす」と言う声とともに、開場してしまった…いくらか慌てたけど、自分の前にパンフを買ったのはその方1名だけなので、パンフ以外にスタンプを押そうとする人が現れなければ大丈夫…いくぜスタンプ! と会場に乗り込み。まぁ危惧することもなく、スタンプ台一番乗りでした(喜)。
…だが、ここで安心してはならない。以前も一番乗りだったのに、スタンプが既に汚れて(使用済み)だったことがある。期待しつつ、おそるおそるスタンプを裏返す…
…見事にまっさら! 歓喜!
まっさらスタンプをスタンプ台で汚す感がタマラン。というか使われていないスタンプはきれいに押せる。スタンプ台に押しつけた際に、インクが付着していないところもわかるし、変なところにインクが付いていたり、目が埋まっていたりしないし、エッジにインクがこびりついていることもない。
あとは自分の腕のみ。よく押せた。→ (画像はあとで貼る)
スタンプは2つあったけど、2つとも汚すなど大人げないことはしないで、ひとつは次の人の歓喜のためにまっさらのまま残して去りました。何かこれだけでだいぶ満足。
座席に行ってみると、新シリーズになってからは毎年何かしら置いてあったのに、今年は予算削減か、初回舞台挨拶回限定のグッズがなかった(試写会でもなかった様子)。まぁ削減してよいところだとは思うけど。
そんなところで本編感想。
正直、よい映画だったと思う。原作、前作とも知っている(けどそれほど覚えてはいない)ので、素直な感想とは言えないかもしれないけど、涙腺攻撃力はそれらに負けず劣らずな感じでした。以前のものはそれほど覚えているわけではないので、追加・削除がどう行われたのか比較してみたくもある。
そんな中でのあからさまな新要素とわかる、ピッポですが、これまでの新映画シリーズより、この要素を足した意味がわかる感じ。大きな意味としては、のび太側にもリルルの立ち位置になっている存在を入れておきたいというところだと思う。リルルとピッポの思考はシンクロしているという設定というのも、リルルとのふれ合い描写が少なくても、ピッポを介してつながっていたということで、問題はなくなるし、さらにピッポとリルルが深いつながりであるのかを見せるのにも有効に働いていたと思う。
リルルでは天然ボケ以外のギャグがやりにくいというのもカバーしていたかも。でも一番ウケがよかったギャグはリルルも絡んでいる古い家コンボだったと思う。初日はいつも好意的な観客が多く、笑い声も多いですが、今回は特に笑い声が聞こえてきたと思う。
信条的に男女を分けて考えるのはあまり好きではないのですが、今回の新鉄人兵団の監督は女性でして、女性らしさが出てるように見えたシーンもいくつかありました。
まずはミクロス出番の大幅カット。ほとんど何も活躍しません。ただのラジコンです。
そしてザンダクロス組み立てシーン。千秋(ドラミ)の挿入歌つきでさくさく組み立て終わっちゃいます。追加要素分、縮めなければならないのは確かなので、「縮めていいところ」と判断されたということになりますね。でも、実物大のプラモを、何日もかけて組み上げ、そして、操縦までしちゃう…というのは、“男のロマン”に属するようなことで、“男の子”の端くれである、ドラえもんもまた、少なからずザンダクロスの組み立てを楽しんでいたはず。だからこそ、「よし、コンピュータを買っちゃおう」というテンションになっちゃうと思うのよね。そんなシーンを「ただ部品を集めてひっつるだけのシーンでしょ」みたいな感じに、そういう男の子テンションとはかけ離れたドラミの歌う挿入歌入りで飛ばされてしまうという。これは、何というか「部屋にあったガラクタは捨てました」という母ちゃん感覚に近い…ような。
ザンダクロスを見たスネ夫が悔しがったり、なにくそと思う気持ちなんかもスルーされていた印象もあり、のび太と鉄人兵団から、「男の子」を除外された感じがしないでもないかも。まぁ「鉄人兵団はしずちゃんとリルルの友情がメイン」と言われりゃそうなんですけどね。
クライマックス、上記の通り涙腺直撃なわけですが、強引に斜めからの物言いにすると、「鉄人兵団をちゃんと作ったら泣ける映画になるに決まっているッ」という強がりが精一杯です。この映画だとリルルとピッポのダブルパンチだもんなー。そんなシーンを2倍にするなんてッ! ちくしょぉ。
話はちょっと脱線するけど、先日、「のび太という生き方」という本をやっとこ読みました(今話題らしいけど、奥付見たら初版が結構前だった)。そこにも書かれている、のび太の持つ、底なしの優しさがあってこそ、ピッポやリルルをのび太側に懐柔することができたと感じますね。リルルに攻撃されたとき、すぐ考え直しはしたものの、しずちゃんは一度はリルルを見放してしまった。でも、のび太がもししずかの立場だったのなら、ああいうことをされても、決して見放さなかったのではないかと思うし、そこは将来的にしずかがのび太にホレることになる、大事なポイントではないのだろうか。しずかにとってのび太のそういうところは尊敬―こうありたいという自分の姿―に値する部分だと思うし。
以前の鉄人兵団では、戦う男たちと、それを支える女みたいな構図で、そういう立ち位置のしずちゃんは、母性の固まりみたいなもんで、“男の子が期待する女の子の姿”であったけれど、今回のしずちゃんは、女の子が期待する女の子の姿であったのではないだろうか。
つまり、以前の鉄人兵団は「男の子」の話で、今回は「女の子」の話になっていたのかも知れない。女の子なので、男の子がロボットに熱中するのも理解できないし、戦いもできるだけ避けたい。地球なんて大きなものは背負わない。身近なものだけ。男連中が戦うことで頭がいっぱいになっている中、冷静に、戦わずしてこの局面を切り抜ける方法を考え、実行に移し、そして成功する…。男の子らしく戦うのでもなく、男の子の後ろに隠れるのでもなく、女の子には女の子の戦い方がある!(んだから男社会ルールを強要すんなボケ!) …というメッセージをくみ取ってみるのはどうかしら…(弱腰)。
ということで、うまく伝えられたかはわからないけど、いい映画でした。その割に宣伝がいくらか少なかった気がするけど、宣伝が少ない方がおもしろくなるの法則が適用されるのかしら。金が少ないってことは、口を出す人も少ないってことだからね。でもCM自体は結構目にした気がしますね…。「なんか変な鳥がいる」以外の情報があんまりなくて、「わくわくさせる」要素があまりなかった感じかなー。やはりコロコロ連載がないからってのもあるのかなぁ。まぁ旧作を連載したところで、誰かにネタバレ喰らってしまうのが今の世の中なので、連載したところでたいした効果はないのかも知れませんけど。
以上感想。
初日なので恒例の舞台挨拶です。
司会:角澤照治、前田有紀アナウンサー
今回も出木杉=萩野アナウンサーではなかった。いつものメンバーから入場。各々コメントしていきました。ある程度ポメラメモしながら聞いてはいたけど、ひとこと程度しかメモしてないので、あんまりアテにしないで、ニュースサイトとか見て下さい。
スネ夫(関智一):ミクロスの話(あんまり出てないので失笑)、感動的な仕上がりだったと満足げなコメント。
ジャイアン(木村昴):新ドラ映画が6年目、6年といえば小学1年生が小学校を卒業する…
しずか(かかずゆみ):原作、台本、アフレコでそれぞれうるうるした。しずかという役が、声優をつづける励みになったとか…そんな話だったような。
のび太(大原めぐみ):ザンダクロスがかっこよかった…とかだったかな。
ドラミ(千秋):出番があまりなかった、挿入歌歌いました。
んで、恒例のドラ呼び。相変わらず「主役は?」と聞かれるが、前回よりは配慮があって「いろいろな声が聞こえますが」的なことを言ってくれた。
ドラえもん(水田わさび):どら焼き10こ食ってきた。あとは…何だっけ、これまでの意見をまとめるような話だったかな。
リルル(沢城みゆき):(アナウンサーからの質問:ロボットの役を演じたことについて を受けて)ロボットとか人間とか関係なく、大切な人を護りたいという気持ちは自分にもあるじゃないか…と思って演じられました…的な。
宣材以外の沢城さんをはじめて見ました。だいぶイメージと違ってた。沢城姐さんな感じだった。カコイイ。
ピッポ(小林由美子):プレッシャーもありましたが、のび太の声だけを聞いて演じました。
寺本幸代 監督:思いやりの心がテーマ…とかだっけ。
総司令官(加藤浩治)
気合いの入った着ぐるみで登場。予算はそこに使っていたのかと納得。千秋とのやりとりとか、家族の反応とかいろいろ話していたけど、その辺はニュースサイトの方にしっかり載っていたのを確認したので書かなくていいや…。ちゃんと気持ちを入れて役をやってくれていたと思える内容でよかった。演技もよかったと思う。
撮影がなかったので、舞台挨拶自体がいつもより長かったと思う。いろんな話が聞けて楽しかった。各々、この映画にとても手応えを感じていそうということは共通していた感じ。それは、映画を見終えた人も同様に感じていた感じでもあって、それはこれまでの映画とは少し違う雰囲気を(自分としては)感じました。
おわり。
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やっと感想が書き終わったので、原作と旧作をもう一回読もう/見ようかな。テレ朝チャンネルで旧作やってたの録ってあるし。原作はどれ版を読むべきか…全集のって何か違うのかしら? 全集の鉄人兵団ってもう出てたっけ?(買ってるだけで全然読むのが間に合ってない人)
近場の劇場では上映終了が来週というので、雪の中とりあえず見てきた。祝日なこともあってか、ガラガラでもなかった。
ちなみにテレビ版の先行放送は、録画はしたけどまだ1本も見てない状態。溜まっている内に1回容量不足で途中までしか録れてなくて、それ以来見る気が出ないで今に至る。まぁ、本放送を待つ感じ。
というわけで、事前情報なし状態での観賞でした。わざわざ先行放送したのは、映画だけだと情報が足りないという判断あってのことかもしれないと、いささか心配で、せめてキャラ名ぐらい覚えてから来るべきだったとも思ってましたが、そんなに準備していく必要はなかった風。映画の内容からすると、全体的なまとまりがあまりないのの言い訳として、テレビシリーズがあるのかも。
というわけで、映画という長尺の割には、小さい話をいくつかまとめて見せられたような印象でした。一応裕子姉ちゃんの話がメインっぽいけど、これといって何かまとまったわけでもオチがついたわけでもので、ただ昭和のある時が過ぎていっただけという風にも見える。
時代を昭和にすることで、その時代だからこそ起こること、どんな時代でも変わらないことを、強く印象づける効果があると思われるのですが、「昭和」というキーワードで思い出されることを適当に突っ込んだだけで、これといった「物語」を見た感覚がないかも。黒電話、新幹線、カラーテレビ、東京オリンピック、モノレール、町工場、オートメーション化、三色ボールペン、王・長嶋、カミナリおやじ…当時は当たり前だったり、新しかったりしたことが、ただ、入っている。今現在でいうなら、「近々地デジ化らしいよ?」とか「スマートフォン欲しい」とか、会話の中に急に入っているだけ…とまででもないか…、アンテナ交換でひとモメ、パケット代でケンカ…ぐらいまではやったかな。どちらにせよ、あるあるネタの範囲は越えてない風。それをドラマだと思えるかどうかで、話の印象は結構違うのかも知れない。
映画を見終えて、一番に思ったのは、「結局、何がしたかったの?」ということ。アニメ映画なんてものは、いくらいろいろ詰め込んだところで、結局のところ「関連商品買ってね」というメッセージが一番強いわけで、そういうところがなく、ただ作りたくて見せたいものを作った…ということなんだろうけど、これはこれで気持ち悪いものだなぁ…と、アニメ映画を見すぎた身としては、思わざるを得ない。8月のシンフォニーはまだ宣伝臭があったけど、こうなるとさらに宗教臭く思える。宗教団体がバックについてると言われたらすぐ納得できる感じ。福圓がまたメインキャストなのも、関係者ということであればすぐ納得だし…。でも宗教作品と見ると、「説教」の部分が特に見あたらないんだよなぁ。本当に、どこの、誰に、どう見て、どう感じて欲しいのかが、見えない作品であったと思う。
これが、明治や江戸時代の話であれば、当時を映像化するだけで、それなりに意味があるのかとも思えますが、昭和を感じたければ、わざわざ昭和を描いた新作を見るのではなく、昭和に作られた旧作を見ればいいじゃないかと思ってしまう。そういう意味では、今現在であっても「平成物語」や「21世紀物語」は作られていないわけですが…。
懐かしさを感じたいというだけであれば、その目的は果たせる映画だと思う。自分としてはもう1歩踏み込んだ何かが欲しかった。
あと、画質が最低だった。コントラストが強すぎて白飛びしてるわ、エッジがガタガタしてるわ…。納品が悪いのか設備が悪いのか技術が悪いのか知らないけど、「(初見は特に)ちゃんと見たい」という気持ち的には途中で帰りたくなったよ…。
ちなみにテレビ版の先行放送は、録画はしたけどまだ1本も見てない状態。溜まっている内に1回容量不足で途中までしか録れてなくて、それ以来見る気が出ないで今に至る。まぁ、本放送を待つ感じ。
というわけで、事前情報なし状態での観賞でした。わざわざ先行放送したのは、映画だけだと情報が足りないという判断あってのことかもしれないと、いささか心配で、せめてキャラ名ぐらい覚えてから来るべきだったとも思ってましたが、そんなに準備していく必要はなかった風。映画の内容からすると、全体的なまとまりがあまりないのの言い訳として、テレビシリーズがあるのかも。
というわけで、映画という長尺の割には、小さい話をいくつかまとめて見せられたような印象でした。一応裕子姉ちゃんの話がメインっぽいけど、これといって何かまとまったわけでもオチがついたわけでもので、ただ昭和のある時が過ぎていっただけという風にも見える。
時代を昭和にすることで、その時代だからこそ起こること、どんな時代でも変わらないことを、強く印象づける効果があると思われるのですが、「昭和」というキーワードで思い出されることを適当に突っ込んだだけで、これといった「物語」を見た感覚がないかも。黒電話、新幹線、カラーテレビ、東京オリンピック、モノレール、町工場、オートメーション化、三色ボールペン、王・長嶋、カミナリおやじ…当時は当たり前だったり、新しかったりしたことが、ただ、入っている。今現在でいうなら、「近々地デジ化らしいよ?」とか「スマートフォン欲しい」とか、会話の中に急に入っているだけ…とまででもないか…、アンテナ交換でひとモメ、パケット代でケンカ…ぐらいまではやったかな。どちらにせよ、あるあるネタの範囲は越えてない風。それをドラマだと思えるかどうかで、話の印象は結構違うのかも知れない。
映画を見終えて、一番に思ったのは、「結局、何がしたかったの?」ということ。アニメ映画なんてものは、いくらいろいろ詰め込んだところで、結局のところ「関連商品買ってね」というメッセージが一番強いわけで、そういうところがなく、ただ作りたくて見せたいものを作った…ということなんだろうけど、これはこれで気持ち悪いものだなぁ…と、アニメ映画を見すぎた身としては、思わざるを得ない。8月のシンフォニーはまだ宣伝臭があったけど、こうなるとさらに宗教臭く思える。宗教団体がバックについてると言われたらすぐ納得できる感じ。福圓がまたメインキャストなのも、関係者ということであればすぐ納得だし…。でも宗教作品と見ると、「説教」の部分が特に見あたらないんだよなぁ。本当に、どこの、誰に、どう見て、どう感じて欲しいのかが、見えない作品であったと思う。
これが、明治や江戸時代の話であれば、当時を映像化するだけで、それなりに意味があるのかとも思えますが、昭和を感じたければ、わざわざ昭和を描いた新作を見るのではなく、昭和に作られた旧作を見ればいいじゃないかと思ってしまう。そういう意味では、今現在であっても「平成物語」や「21世紀物語」は作られていないわけですが…。
懐かしさを感じたいというだけであれば、その目的は果たせる映画だと思う。自分としてはもう1歩踏み込んだ何かが欲しかった。
あと、画質が最低だった。コントラストが強すぎて白飛びしてるわ、エッジがガタガタしてるわ…。納品が悪いのか設備が悪いのか技術が悪いのか知らないけど、「(初見は特に)ちゃんと見たい」という気持ち的には途中で帰りたくなったよ…。
19:50~はギリすぎて、21:10~を覚悟しましたが、何とか間に合いました。そんなに悪い席でもなかった。
例によって前回までのあらすじをあまり覚えていない状態でしたが、今回のは戦略が特にあるわけでもなく、目の前の敵と戦うだけという、構造としてはシンプルな話だったので、これまでよりだいぶ見やすかったです。新メカも新キャラも出てこなかったし。いっぱい死んじゃったけどね。これまでキャラ立てていても、そんなことは関係なく、あっさり殺しちゃうきらいがあるので、戦闘の緊張感は結構なものでした。さすがにライガット(保志)まで殺しちゃうとまでは思えないので、主人公のピンチはあまり緊張感ないけど。敵側の命令が「殺せ」じゃなくて、「生け捕りにしろ」だったら緊張感が持てたかも。ライガットが寝返ってしまう展開はありえないわけではないかと思えるので。
戦闘も、いつもの1対多数という構造じゃなくて、ガチンコばかりだったので、その辺も見やすかったです。もはやロボットじゃなくてもいい気がしないでもない戦い方ではありましたけど。基本的にメカがもろいので(石英だもんなぁ)、いろんなところがポロポロ壊れていくというのは、やはりなかなかおもしろい。バタークッキーのヨロイをつけて斬り合っているぐらいのもろさな感じ。
赤い人はもっと深いこと考えてるのかと思ったら、ただのガキだったようで。いまいちキャラを使いこなせた感がないけど、これは結局“あっさり殺しちゃうきらい”に通じるところなのかな。ポテンシャルを余したまま贅沢に捨ててしまっているような。「伏線は余すところなくすべて回収されるべき」という世界に慣れすぎていて、どうも気持ち悪くは、ある…。きっと「そういう作品」なんだろうとは思うけど、何かもやもやしますね…。
大事そうな情報が大して大事じゃなかったり、どうでもいい感じの情報がすごいものだったり。まぁ、現実だってそんなもんではあるけど…。
例によって前回までのあらすじをあまり覚えていない状態でしたが、今回のは戦略が特にあるわけでもなく、目の前の敵と戦うだけという、構造としてはシンプルな話だったので、これまでよりだいぶ見やすかったです。新メカも新キャラも出てこなかったし。いっぱい死んじゃったけどね。これまでキャラ立てていても、そんなことは関係なく、あっさり殺しちゃうきらいがあるので、戦闘の緊張感は結構なものでした。さすがにライガット(保志)まで殺しちゃうとまでは思えないので、主人公のピンチはあまり緊張感ないけど。敵側の命令が「殺せ」じゃなくて、「生け捕りにしろ」だったら緊張感が持てたかも。ライガットが寝返ってしまう展開はありえないわけではないかと思えるので。
戦闘も、いつもの1対多数という構造じゃなくて、ガチンコばかりだったので、その辺も見やすかったです。もはやロボットじゃなくてもいい気がしないでもない戦い方ではありましたけど。基本的にメカがもろいので(石英だもんなぁ)、いろんなところがポロポロ壊れていくというのは、やはりなかなかおもしろい。バタークッキーのヨロイをつけて斬り合っているぐらいのもろさな感じ。
赤い人はもっと深いこと考えてるのかと思ったら、ただのガキだったようで。いまいちキャラを使いこなせた感がないけど、これは結局“あっさり殺しちゃうきらい”に通じるところなのかな。ポテンシャルを余したまま贅沢に捨ててしまっているような。「伏線は余すところなくすべて回収されるべき」という世界に慣れすぎていて、どうも気持ち悪くは、ある…。きっと「そういう作品」なんだろうとは思うけど、何かもやもやしますね…。
大事そうな情報が大して大事じゃなかったり、どうでもいい感じの情報がすごいものだったり。まぁ、現実だってそんなもんではあるけど…。
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劇中では2年後だけど、リアルタイムは7年後ですので、テレビシリーズを深く見てから2年後でもない人はぜひ復習をしていくことをおすすめします。
テレビシリーズの最終回は、共存への希望が繋がったという感じで終わっていたと思いますが、今回の映画でそれがすっかり決着するということもなく、なんか同じこと繰り返しただけじゃないのかなぁ…と思わなくもない映画でした。まぁ繰り返しただけは言い過ぎかも、少しは進んだけど、まだ続きそうな、とにかくそれほどすっきり終わった感じはしませんでした。でももうワンチャンあるとも思いがたいので、これで終わりでしかないんだろうなぁ…。
本気で共存しちゃうマクロスまで行くのは難しいとは思うけど、共存への希望がまた一歩進んだ…というところまでというのもなぁ。…そういえば、共存、共存言ってるけど、やってることって、人類側の考えの押しつけだよね、実は。フェストゥム側は懸命に人類を理解しようとしているのに、人類側は同化されちゃうことはあっても、フェストゥムの考え方を認めようとはしていないのではないだろうか。フェストゥムを人類と共存しうる考え方に教育してるだけでさ。人類側は人類の考え方が違っているのではないかという疑問を持つ者はいないのかしら。フェストゥムには「同化」という手段で、同化してしまえば同じ考え方にできるから、人類側をいちいち教育する必要はないのに、それでも人類側の考え方に興味を持ち、自分たちのアイデンティティを崩してまでも理解しようとしてくれている(総士の力でもあるけど)。それに対して人類は、基本的にはあくまで人類であることは辞める気がない。はたしてこのまま進んで共存状態になれたとしても、それは本当に共存なのだろうか…と思わなくもないな。(今思いついたくせに)
まぁ想像としては、こういうことをこれから何回も繰り返していって、共存できる関係になっていく…ということまでは見えるので、続編は、もう共存した世界になってる「蒼穹のファフナー7」になればいいわけですね。
あと、日常と非日常の対比がおもしろいのが蒼穹のファフナーという作品なのに、映画の尺だとどうしても戦闘が多めになってしまうし、死者が出ても構ってる時間がない風なのがなんとももったいなかった気。
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「『サッカーやろうぜ!』は悪魔の呪文」というのは名言でしたが、映し出される映像のほとんどは以前見たものの繰り返しで、「過去を3Dで振り返る」という意味ぐらいしか見いだせない感じでした。確かに過去の必殺技を3Dでも見たいというのはわからなくもないですが。豪炎寺合流までは特に退屈だったかな。決勝直前までまとめて10分とか、見せるのはあくまで未来側視点からとかでもよかった気がします。ジ・オーガ登場まででだいぶ疲れちゃって、あまりジ・オーガの面々の印象がありません…。やはり長時間の3Dは眼球的にキツい。
つーわけで、ほとんどが(見る側にとって)回想で、せっかくの映画の長時間の内、目に新しいジ・オーガ戦はあまり多くの時間が割かれず、さらに(見る側にとっては)過去の円堂たちをいたぶったところで、ジ・オーガが大して強く見えないというのがそれなりに問題かと。ジ・オーガやヒビキ提督の置かれている状況や、円堂を恨む理由なんかをもう少し掘り下げて欲しかったなーと。やってることは5D'sと同じようなもんなんだから、敵側の正義と、それを凌駕する主人公側の正義という構図はきっちり見える形にしてほしかったかも。絶対的な優位(未来)からの否定を覆すという点では、グレンラガンにも近いところはあるのかも。
まぁ、ストーリーを見ずに、3D化された必殺技を堪能する映画…とするなら、正しい作りだったと思います。
でも、見ていたキッズ的に一番反応がよかったのは、本編上映前のワンピース3D予告だったという現実…。大人的には(視覚能力的に)厳しいけど、もっともっと眼前に飛び出した方がキッズ受けは得られたのではないかと思う。あと、2Dのときの構図が飛び出すだけでなく、3D化したからこそ映える必殺技の見せ方なんかも工夫してほしかったかも。
余談:
映画を見ている間、眼球がキツくて、何度かメガネを外して筋肉ほぐしたりしてましたが、3D映画観賞による眼球運動により、そのあとしばらく目の調子がよかったそうです…。(マジカルアイ的効果)
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円堂御守っていろんな種類があったんですね。自分のは…はずれか? メタルかとも思ってましたが、ゴムですね。
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くまの学校とチェブラーシカの2本立てだけど、メインはチェブラーシカの方みたいで、くまの学校は短い映画でした。近所に引っ越してきた病弱のお姉さんと仲良くなりたい話…という内容的にもこれといって書きたいこともないような。くま兄妹の設定(大人数で一番下だけ女の子)もこれといって映画内では生かされていない感じだったし、尺的にもあの人数は紹介しきれないとも思うし、まぁいわゆる「お披露目」ということでしかないんだろうと思う。SDガンダム三国伝の映画版みたいな。
チェブラーシカの方は、チェブラーシカの登場、ワニのゲーナとの出会いからやるから、チェブラーシカの話をしっかりやるのかと思いきや、友だちの女の子の話でした。おかげで、テーマも見えやすく、映画としてもまとまりも出てきて、終わってみればいい判断だったんだなぁ、と。夢を持つこと、努力すること、家族の大切さ、他人と関わることの大切さ、そして不誠実な仕事が長続きしないこと、中途半端な気持ちじゃ何も得られないことーそういうことがストレートにわかりやすく描かれていたのではないかと思う。
“チェブラーシカのかわいさ”を見に行く、という意味ではちょっと物足りないかも知れないかな。のりスタ内のアニメ(チェブラーシカ あれれ?)ではよくやってた、ゲーナとチェブラーシカのほんのり哲学的なやりとりが結構好きだったのだけれども、あんまりそんなシーンはなかった。
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原作者の取り込みと、オリジナル映画の制約(制約についてはワンピース感想を参照ください)の処理をちゃんとやってる感じがSTRONG WORLDに特に近い雰囲気。STRONG WORLDではできなかった「90分に抑える」というのもやってくれたようで。キャラ紹介もちょっと深めだったかな。「その場限りの新必殺技(新フォーム)」もこなしてくれたので、自分としては◎です。
ワンピースでやってなかった(できなかった)、再放送(ベツバラ)とのリンクもなかなか味わい深く。冒頭のデジャブすぎる不良とのやりとりからベツバラ見るまですっかり忘れていた地獄の設定とか、すんなり受け入れられるのはベツバラ見ていたおかげですね。
謎を先送りするのではなく、もともとわかりやすい伏線がすぐ解消されて、状況がどんどん進展していくのもまた、テレビシリーズ本編が遅々として進まないことと対比して楽しかったです。

プロローグまんがと、パンフ的な内容が入ったコミックスと、前売り券、あと前売り特典のスマートポスター。特に好きなキャラはいないので、主役ものを。スキャナに入らないし、どうしようかとも思いつつも、壁にかけて撮ろうとしてもうまくいかず、結局床に置いて撮りました。下は畳です…。6枚もらったわけじゃなくて、上が面面で下が裏面です。画像くっつけただけですので。
しかしなんでBLEACHは縦長グッズが多いんだろう…。劇場版DVDも細長いパッケージだしなぁ。
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予告編もあったので、正味40分ぐらいかな。3D料金も含めて1100円という良心的なプライスではあった。90分映画の半分の時間で3D料金を含めた観賞料の半分という意味でもあってる。でもこれ見るためだけにかかる交通費が痛いと思う、選択肢・川崎オンリー。上映館少ないのにガラガラだったことを考えると、いたしかたないと言わざるを得ないか…。ほかに見る映画もなかったので、見終えた後だいぶうろうろと川崎を堪能することに。
話の短さからして、企画当初は何かと同時上映予定だったのかなーと思わなくもない。終わってだいぶ経つし、あたしンちだけで集客できるとも思えないしね…。TVスペシャルにしちゃうという選択肢もあったような気もするけど、3Dで作っちゃうとそうもいかないという…。ショップにはグッズもなかったし、なるべく赤字を増やさないようにしている風なのかなぁ。…まぁそんなことは見る側には関係ないわけですが。
正直3Dにする意味があったかどうかは疑問。影もほとんどないキャラデザなので、遊戯王と比べるとだいぶ立体感も薄かったし、各キャラが割り箸アニメ的に位置だけ奥行きを持っているだけのシーンも目立った。まぁ前作の映画もカミナリ音で観客の奇をてらうとかやってたので、何かスケールの大きなことをしたかったのかなぁ。3Dの迫力でごまかされた感がないでもない。
とはいっても(あたしンち らしくはないけど)家族愛の話とか結構うるっときてしまったのもまた事実。しみちゃんが相変わらず鋭すぎます。母暴走の直前ぐらいのギスギスした感じもよかった。
あとEDがよかった。キャストで各キャラがアフレコしてる姿がわかりやすいのをはじめとして、「原画」「音響」「プロデューサー」なんかのいつも文字面だけで何をする人なのかよくわからないところをタチバナ家の皆さんが絵面で見せてくれるという演出をしていて、今はもうやっているところはほぼないであろうセル画に彩色して乾かす絵とか興味深く見てもうた。最後に製作委員会の絵が出て、この映画の儲けは大丈夫かなーと思って終了。
短いけどそれなりに満足した。これだけ見に行くのはいろいろ勿体ないので、何かついでがあるときとか、映画はしごとかするときにはそこそこおすすめしたい。TVシリーズ見てた人にはね。
話の短さからして、企画当初は何かと同時上映予定だったのかなーと思わなくもない。終わってだいぶ経つし、あたしンちだけで集客できるとも思えないしね…。TVスペシャルにしちゃうという選択肢もあったような気もするけど、3Dで作っちゃうとそうもいかないという…。ショップにはグッズもなかったし、なるべく赤字を増やさないようにしている風なのかなぁ。…まぁそんなことは見る側には関係ないわけですが。
正直3Dにする意味があったかどうかは疑問。影もほとんどないキャラデザなので、遊戯王と比べるとだいぶ立体感も薄かったし、各キャラが割り箸アニメ的に位置だけ奥行きを持っているだけのシーンも目立った。まぁ前作の映画もカミナリ音で観客の奇をてらうとかやってたので、何かスケールの大きなことをしたかったのかなぁ。3Dの迫力でごまかされた感がないでもない。
とはいっても(あたしンち らしくはないけど)家族愛の話とか結構うるっときてしまったのもまた事実。しみちゃんが相変わらず鋭すぎます。母暴走の直前ぐらいのギスギスした感じもよかった。
あとEDがよかった。キャストで各キャラがアフレコしてる姿がわかりやすいのをはじめとして、「原画」「音響」「プロデューサー」なんかのいつも文字面だけで何をする人なのかよくわからないところをタチバナ家の皆さんが絵面で見せてくれるという演出をしていて、今はもうやっているところはほぼないであろうセル画に彩色して乾かす絵とか興味深く見てもうた。最後に製作委員会の絵が出て、この映画の儲けは大丈夫かなーと思って終了。
短いけどそれなりに満足した。これだけ見に行くのはいろいろ勿体ないので、何かついでがあるときとか、映画はしごとかするときにはそこそこおすすめしたい。TVシリーズ見てた人にはね。
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行ける範囲だとテアトル新宿でしかやっていなかったというぐらい上映館が少ないこともあってか、結構混んでた。若い男性が多かったけど、女性やおじさまもそれなりにいた風。ブレイクブレイドと似たような扱いっぽいけど、予告編なしで65分だから、ブレイクブレイドよりは長い感じ、お値段も200円UP。そこはかとなく80年代のにおいがするのは似ているかも。
林原の声を聞くのが久しぶり…って人は多いのかと思いつつ、自分はポケモンで毎週聞いているので久しぶりではなかった…。しかも半分以上は機械からの発声ってことでエフェクトかかってたしな。劇中で「自分の声も忘れた」的なことを言ってたので、耳かっぽじってみたけど、前も後も林原声でしかありませんでした。そういう設定なら生声のときと中の人変えてもいいと思うんだけどなぁ。「忘れたくせに林原声にするとはずいぶん自信家だなオイ」というツッコミをしたいだけともいいますが。自分がそういう状態になったら、いったい誰の声を使うだろうかと考えつつ。ちなみにTVCMで聞いたときは悠木碧かと思った(耳鼻科…。
テレビじゃ放送できないキャラデザやアクションなんかが見られるアニメっぽいけど、自分としてはそういうのあんまり興味がないと言うのが正直なところ。原作未読の身では設定を追うだけでも大変だったし。
説明もそれなりにあったので、キャラクター観はそれなりにつかめた気がするけど、世界観はいまいちつかみきれなかった感。ファッションセンスから裁判システム、法律などが何とも把握しづらい。法律がどうなってるかわからないと、武器を持っていいのか、殺しても許されるシチュエーションはどれなのか、人外へ適用される権利はどうなのか…とかがよくわからず、キャラたちの目的の場所である裁判シーンを遠くに感じざるを得なかった。
“自分が結局のところ武器である”というようなネタは、最近でも、刀語、そらのおとしもの、伝説の勇者の伝説とかで見た記憶があるぐらいありふれネタなのでこれといって。武器=自分のダークな部分ととらえれば、ハートキャッチでもベイブレードでも大丈夫だ。…そういうことを考えながらこういう映画を見ると、「あぁもぅ!回りくどいッ!」とか思ってしまう罠が。「自分が何者なのかわからない」「お前はお前だ」とかいう件も聞きあきてるぐらい聞いてるからなぁ。
そうやって分解していくと、放送波には乗せられないエログロな部分が本作らしいところということなのかなー。そういうのを見ても別に気持ちよくならない身としてはにんともかんとも。
でも話はすごい途中で終わっちゃった感があるので、次も時間がとれれば見に行く。
林原の声を聞くのが久しぶり…って人は多いのかと思いつつ、自分はポケモンで毎週聞いているので久しぶりではなかった…。しかも半分以上は機械からの発声ってことでエフェクトかかってたしな。劇中で「自分の声も忘れた」的なことを言ってたので、耳かっぽじってみたけど、前も後も林原声でしかありませんでした。そういう設定なら生声のときと中の人変えてもいいと思うんだけどなぁ。「忘れたくせに林原声にするとはずいぶん自信家だなオイ」というツッコミをしたいだけともいいますが。自分がそういう状態になったら、いったい誰の声を使うだろうかと考えつつ。ちなみにTVCMで聞いたときは悠木碧かと思った(耳鼻科…。
テレビじゃ放送できないキャラデザやアクションなんかが見られるアニメっぽいけど、自分としてはそういうのあんまり興味がないと言うのが正直なところ。原作未読の身では設定を追うだけでも大変だったし。
説明もそれなりにあったので、キャラクター観はそれなりにつかめた気がするけど、世界観はいまいちつかみきれなかった感。ファッションセンスから裁判システム、法律などが何とも把握しづらい。法律がどうなってるかわからないと、武器を持っていいのか、殺しても許されるシチュエーションはどれなのか、人外へ適用される権利はどうなのか…とかがよくわからず、キャラたちの目的の場所である裁判シーンを遠くに感じざるを得なかった。
“自分が結局のところ武器である”というようなネタは、最近でも、刀語、そらのおとしもの、伝説の勇者の伝説とかで見た記憶があるぐらいありふれネタなのでこれといって。武器=自分のダークな部分ととらえれば、ハートキャッチでもベイブレードでも大丈夫だ。…そういうことを考えながらこういう映画を見ると、「あぁもぅ!回りくどいッ!」とか思ってしまう罠が。「自分が何者なのかわからない」「お前はお前だ」とかいう件も聞きあきてるぐらい聞いてるからなぁ。
そうやって分解していくと、放送波には乗せられないエログロな部分が本作らしいところということなのかなー。そういうのを見ても別に気持ちよくならない身としてはにんともかんとも。
でも話はすごい途中で終わっちゃった感があるので、次も時間がとれれば見に行く。
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つづき。戦略というより強駒ひとつでなぎたおしていただけのような…お互いに。
わかりやすくしようとがんばっているのはわかるんだけど、やはり世界観や土地勘がちゃんとわかってないときびしい感があるなぁ。前の映画で説明したことは改めて説明してくれないので、キャラ名と顔と声と役どころがどうもつかみきれなくて苦労しました。せっかく覚えやすかった人は死んじゃうし。どうせ死んじゃうのなら気の利いた最後のセリフを聞きたいキャラだったな…。
毎度お色気と戦闘と新メカを出さないといけないっぽくて、TVシリーズにしてしまうより、逆に苦労してる感じがあるなぁ。
わかりやすくしようとがんばっているのはわかるんだけど、やはり世界観や土地勘がちゃんとわかってないときびしい感があるなぁ。前の映画で説明したことは改めて説明してくれないので、キャラ名と顔と声と役どころがどうもつかみきれなくて苦労しました。せっかく覚えやすかった人は死んじゃうし。どうせ死んじゃうのなら気の利いた最後のセリフを聞きたいキャラだったな…。
毎度お色気と戦闘と新メカを出さないといけないっぽくて、TVシリーズにしてしまうより、逆に苦労してる感じがあるなぁ。
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で、開場…。お子さん率はいつも(平日朝イチ)とたいして変わらない様子…。むしろ多いかも? 就学前のお子さんは結局親御さんと来るしかないから、18:00の壁はそんなにないのか…ちぇ。終わっても19:30でそんなに遅いわけじゃないからなぁ。
キッズ映画のときは、気を使って後ろの方の席にしてもらうんですが(子どもの視界に入らないように)、なぜかお子さんも後ろの席を取ってくる…結構空いてるのに。子どもなら子どもらしく真ん中か前に行ってくれぃ。そろそろ分煙ならぬ分大友の対策を立ててほしいよなぁ、お互いのためにも。前方を子どもでまとめた方が後方から見たときミラクルライトが美しく見えそうだし。
なんてことを思いつつ上映開始。そして観賞終了。…うむ、すばらしい。今回もよかった…(しみじみ)。
ハートキャッチプリキュア!に、どれみの影を追ってしまう人には特におすすめしたい、表情のくるくるっぷりには特に感動した。これはごはん何杯でもいけるわ。つぼみさんもえりかさんも素晴らしい百面相でした。くるくるしながらも崩れることのない劇場版クオリティの作画があってこそというのは言うまでもなく。
ストーリー的には、何でパリで狼男なのよとか、現状どうなっているのかはわかるけど、どうしてそうなることになるのかよくわからないとか、いささか消化不良な感もあるけど、それって実はつぼみさんたちも同じ状況で、不鮮明なことが多々あっても、それでも目の前で困っていることだけは確かな男の子に手をさしのべられるか…という問いかけに対するこたえとしては、それはそれほど間違いではないと思う。というか女児向けバトルアニメに理詰めという要素は別にいらない…という理念はプリキュアシリーズを通じて感じるところではあるし。
でもこれだけはちゃんとしないといけないだろーと思ったことがひとつ、定番の、観客にミラクルライトを振らせるシーン、さすがにいきなりプリキュアに力をでもあるまいて。ライトがプリキュアに力を与えるというのは基本知識でも何でもないはずでしょうに。親御さんに促されてやっとこ振り出すキッズの図…というのは見ていて痛々しかった。劇中のパリのみんなも何でライト持ってるのかよくわからないし、観客的にも劇中的にも腑に落ちないシーンでした。もしかして完成間際までミラクルライトの存在を忘れていたんじゃないだろうかと思うぐらい…あぁハートキャッチってこれまでのプリキュアからスタッフがだいぶ変更されているから、もしかしてもしかするの? 直前まで入場者特典をミラクルライトを継続するかどうか悩んでいた線ならあるかしら? …それぐらい違和感のあるシーンでした。
というわけでミラクルライトシーンに特に感動とかプレミア感はないので、そういうことが目的で劇場に見に行く意味はあまりないかも。タイミング的には今見るべきだと思いますけどね。
声の話。キャラデザを見たときには、仮名・吹雪士郎でしたが、大谷育江声がついてもっと子どもっぽくなりました。脳内変換していくらか楽しみましたけどね。つぼみさんが母性に目覚めてしまうという話からして、宮野真守声はつけられないという判断は間違っていないんですけど。ステキ声つけたらホレっぽいつぼみさんからして、別の話になってしまうわ!(それはそれで見たいけど!
まぁそんなところで。
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満月ネタだと、満月のターンが2回以上ほしいけど、それやっちゃうと2ヶ月以上かかっている話になっちゃうから、テレビシリーズ中の映画としてはできないんだなぁ。1回目の満月ではただ襲われる>2回目の満月で正体がわかる>3回目の満月で解決 ぐらいがセオリーだとは思うんだけど。あと満月と対になる新月のエピソードもあるといいな。
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